Aroma,  各精油のアロマ効能

マジョラムの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

マジョラム精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. マジョラムの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. 中医学からみた性質
  8. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

慰め、癒し

名前 マジョラム、マージョラム、マジョラムスイート、スイートマジョラム、Marjoram
学名 Origanum majorana
科名 シソ科
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ミドルノート
注意事項 妊娠中・生理中は避ける、低血圧の人は避ける、刺激強
香り 【ハーブ系】温かく、甘いハーブ調の香り。ほのかにウッディー調
主な成分 【モノテルペン炭化水素類テルピネン-4-オール、y-テルピネン、サビネン、サビネンハイドレート、α-テルピネン、α-テルピネオール、リモネンなど
陰陽
チャクラ 第4チャクラ、第7チャクラ
グリーン、パープル、ピンク
星座 牡羊座、魚座
天体 水星

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ストーリー

語源は「より長い」を意味するラテン語で、長寿のハーブとしても知られています。古代ギリシアでは、マジョラムは他界した魂に平安をもたらすとして、お墓に植えられました。また、純愛を象徴し、結婚した夫婦の愛と名誉を祈ってマジョラムの花で頭を飾る習慣もあります。ギリシャでは恋愛成就のためのお守りにも使われていました。

植物の特徴

マジョラムは地中海沿岸が原産です。多年草で、草丈30~80cm程になります。白やピンクの花を咲かせます。様々な種類があるので、学名をチェックすることが大切です。

マジョラムの効果効能

心への効能

バランスを取ることが基本的な性質です。神経系を静める働きと、無気力にに対しては気を補う働きがあります。落ち込んで考えすぎてしまうとき、孤独感を感じる時、不安になりずぎてしまう時、マジョラムは温め、慰め、リラックスさせてくれます。愛情を思い出させてくれ、心に栄養を与えてくれます。

体への効能

マジョラムは体に対しても強壮とリラックス両方に働きかけ、バランスをとってくれる精油です。鎮痛・鎮痙作用が筋肉のこりや痛み、神経性の痙攣、関節炎などを楽にさせてくれます。心臓の興奮を鎮める働きは動悸、高血圧、咳や喘息にもいいです。胸部の鎮痙作用があり、それは去痰や鎮咳、喘息の緩和に効きます。冷えを緩和するので、冷えが原因で起こる下痢・便秘・胃腸の不調にもいいです。過剰な食欲や性欲などの欲を抑えてくれる香りでもあります。

皮膚への効能

肌には、創傷の治癒を早めたり、くまやくすみにいいと言われています。

体への効能
  • 鎮痛作用
  • 抗菌作用
  • 抗感染作用
  • 鎮静作用
  • 駆風作用
  • 消化促進作用
  • 消化器官調整作用
  • 利尿作用
  • 去痰作用
  • 血圧降下作用
  • 神経強壮作用
  • 健胃作用
  • 血行促進作用
  • 加温作用
  • 強心作用
  • 便秘の改善
  • 腸内ガスの改善
  • 抗炎症作用
  • 通経作用
  • 制淫作用
  • 鬱滞除去作用
  • 静脈強壮作用
  • 免疫向上作用
  • 血管拡張作用
肌への効能
  • 創傷の緩和
  • くま・くすみの改善

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、フレグランス、ホームケア

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

樹木系、フローラル系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陽
五行  土(火)
 脾(心)
 胃(小腸)
 意(神)
四気・湿度  温・燥

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P+, K-
エネルギー(熱性)  熱性

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




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