Aroma,  各精油のアロマ効能

ジャーマンカモミールの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

ジャーマンカモミール精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. ジャーマンカモミールの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. 中医学からみた性質
  8. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

平安、リラックス

名前 ジャーマンカモミール、ブルーカモミール、German Chamomile
学名
  • Matricaria recutita
  • Matricaria chamomilla
科名 キク科
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ミドルノート
注意事項 妊娠中は避ける、刺激強、キク科アレルギー注意
香り 【フローラル系】甘さと干草が混ざったような香り
主な成分 【セスキテルペンオキサイド類】ビサボロールオキサイドA(57%)、カマズレン、cis-t-ディサイクロエーテル、ビサボロールオキサイドB、ビサボレンオキサイドなど
陰陽
チャクラ 第5チャクラ、第2チャクラ
ブルー、イエロー
星座 蟹座
天体 太陽、月

その他のカモミールの記事をチェック: #カモミール

ストーリー

学名のchamomillaは、小さなリンゴを意味します。ハーブティーで飲むと、精油のカモミールローマンのような、フルーティーでリンゴのような香りがしますが、エッセンシャルオイルはグリーン調の香りになります。精油に含まれる抗炎症作用をもたらすアズレンという物質がきれいな青をつくり、化粧品やヘアケア、香水などに広く使われてきました。

植物の特徴

一年草の植物で、草丈は30cm位になります。カモミールローマンととても似ていますが、違う種類になります。近種が沢山あるので、詳細は下記をご覧ください。

カモミールの種類比較

カモミールジャーマンの効果効能

心への効能

カモミールは、ローマンカモミールも同じように、自己の中心である太陽神経叢に影響を及ぼすと言われています。過度の自我への欲求が生み出す緊張や、自分らしさを見失った時の落ち込み、嫌悪感、不安と言った気持ちを緩和させ、ありのままの自分を受け入れることを促します。ジャーマンカモミールのほうがより女性の体と心に働きかけるともいわれています。

体への効能

学名のMatricariaは、ラテン語の「子宮」に由来します。古くから月経に関わる不調に使われてきました。月経痛や月経前症候群に効果的と言われています。消化器系の不調や、炎症を抑える作用もあります。

皮膚への効能

炎症を鎮める作用やかゆみを抑える作用があります。ニキビ、火傷、皮膚炎などを緩和させてくれます。比較的、敏感肌の人にも使いやすい精油と言われています。

体への効能
  • 鎮痛作用
  • 抗アレルギー作用
  • 抗感染作用
  • 抗神経痛作用
  • 駆虫作用
  • 鎮經作用
  • 鎮静作用
  • 駆風作用
  • 消化促進作用
  • 腹部機能促進作用
  • 健胃作用
  • PMSの緩和
  • 免疫活性作用
  • 上皮形成作用
  • 抗ヒスタミン作用
  • 抗炎症作用
肌への効能
  • 抗炎症作用
  • 保湿作用
  • 肌荒れの改善
その他
  • 歯の痛みの緩和

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、ボディー・ハンドケア、スキンケア、クリーム、ホームケア

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

柑橘系、フローラル系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陰
五行  木
 肝
 胆
 魂
四気・湿度  涼/平・湿

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V+(多量に使用した場合), P-, K-
エネルギー(熱性)  冷却
エネルギー(湿度)  中性

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




次はこれを要チェック

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