Aroma,  各精油のアロマ効能

ローズ(オットー・アブソリュート)の効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

ローズ精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. ローズの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. 中医学からみた性質
  8. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

自己受容、愛、癒し

名前 ローズ、ダマスクローズ、ブルガリアンローズ、Rose
ローズオットー ローズアブソリュート
学名 Rosa damascena
科名 バラ科
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法 溶剤抽出法
ノート ミドルノート ミドル~ベースノート
注意事項 妊娠中は避ける、刺激強
香り 【フローラル系】フレッシュなローズの香り。 【フローラル系】深い濃厚なローズの香り。
主な成分 【モノテルペンアルコール類】シトロネロール(~50%)、ゲラニオール、ネロール、ファネソール、フェニルエチルアルコール、リナロール、オイゲノールなど 【その他(芳香族アルコール類)】フェニルエチルアルコール(~74%)、シトロネロール、ゲラニオール、ネロールなど
陰陽
チャクラ 第1,4チャクラ
ピンク
星座 牡牛座
天体 金星
四大元素 水・土
ジェムストーン インカローズ、ローズクオーツ

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ストーリー

ローズは古くから沢山の人に愛され、愛の象徴とされてきました。花の女王とも言われています。数多くの品種が開発され続け、今では1万を超える種類があります。神話にもよく登場します。ギリシャでは愛と美の神に捧げられたと言われ、聖母マリアはローズに囲まれて登場したとも言われています。

植物の特徴

ローズには沢山の種類がありますが、Rosa damascenaが一般的です。ブルガリアやトルコ、モロッコを中心に様々な場所で栽培されていて、種類も多岐にわたります。ローズの違いを理解できる詳細は下記の記事をご覧ください。

ローズの種類比較

ローズの効果効能

心への効能

心を癒し、穏やかに元気を取り戻してくれる作用があります。特に拒絶や傷つけられ、自分へ自信がなくなってしまったとき、もう一度受入れる手助けをしてくれます。孤独感や失望感を和らげ、幸福感をもたらしてくれます。愛の本質を知ることで、自分と他人への信頼感をよみがえらせてくれます。

体への効能

女性の不調に関わりが強く、女性ホルモンの調整作用、子宮強壮作用があります。生殖機能に関わる不調にもいいと言われ、赴任やEDなどにも効果的と言われています。精神面からくる高血圧や動悸にも有効です。

皮膚への効能

ローズは美容に最適な精油の一つです。肌の炎症を抑えてくれたり、吹き出物にも効果があります。老化・乾燥への保湿効果も抜群です。アンチエイジングに最適です。

オットーとアブソリュートの効能の違い

ローズの香りは300種類以上の成分から成り立っていると言われています。水蒸気蒸留からできるローズオットーと、溶剤抽出からできるローズアブソリュートの大きな違いは、アブソリュートの方がより多くの香りの成分を抽出できることです。そのため、アブソリュートは深い香りになり、より芳香浴や香水、といった香りを楽しむ使い方に向いています。成分でいうと、ローズアブソリュートはバラの芳香成分であるフェニルエチルアルコールがメインになります。一方、ローズオットーはシトロネロールがメインなので、より鎮静や免疫調整作用に優れます。よりマッサージやスキンケアに向いています。

体への効能
  • 抗菌作用
  • 抗うつ作用
  • 抗感染作用
  • 消炎作用
  • 収れん作用
  • 鎮静作用
  • 催胆作用
  • 止血作用
  • 神経強壮作用
  • 催淫作用
  • 強壮作用
  • 子宮強壮作用
  • 女性ホルモン調整作用
  • 強心作用
  • 消化器系の不調改善
  • 細胞活性化作用
  • 筋肉弛緩作用
  • 血液浄化作用
  • 覚醒作用
  • 月経促進作用
  • 解熱作用
肌への効能
  • 瘢痕形成作用
  • 保湿作用
  • 抗炎症作用
  • 皮膚強壮作用
髪への効能
  • 保湿作用
  • 髪の活性作用
その他
  • 昆虫忌避作用

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、ボディー・ハンドケア、ヘアケア、スキンケア、クリーム、フレグランス、ホームケア、ハウスキーピング

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

フローラル系、オリエンタル系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陰
五行  火
 心
 小腸
 神
四気・湿度  涼・湿

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  VPKのバランスをとる
エネルギー(熱性)  冷却
エネルギー(湿度)  保湿

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




次はこれを要チェック

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