Aroma,  各精油のアロマ効能

クラリセージの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

クラリセージ精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. クラリセージの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. 中医学からみた性質
  8. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

明晰さ、直感

名前 クラリセージ、Clary sage
学名 Salvia sclarea
科名 シソ科
抽出部位 花、葉
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ミドルノート
注意事項 妊娠中・生理中は避ける、刺激強、運転時・アルコール摂取時は避ける
香り 【ハーブ系】あたたかく、ほんのりスパイシーで苦みのある香り
主な成分 【エステル類酢酸リナリル(70%)、リナロール、ゲルマクレンD、スクラレオール、酢酸ゲラニル、ミルセン、酢酸ネリルなど
陰陽
チャクラ 第6チャクラ、第5チャクラ
ロイヤルブルー、ブルー
星座 乙女座
天体 月、水星

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ストーリー

クラリは、ラテン語のclarus「明晰な」という言葉が由来です。疲れ目や等の目の疾患に古くから用いられてきました。ワインの風味付けにも使用されてから、香水の原料としても幅広く利用されています。

植物の特徴

クラリセージは南ヨーロッパが原産の2年草、または多年草の草本です。草丈は30~120cm程になります。白やピンク、紫、青などの様々な色の花を咲かせます。寒さに強く、庭にも植えれれるとても身近な植物です。

クラリセージの効果効能

心への効能

心を強壮するとともにリラックスさせる効果があります。優柔不断や混乱、不安といった感情を和らげ、心を安定させ明晰さを回復してくれます。人生の目的にきちんと直面でき、インスピレーションが得られるようになります。

体への効能

多岐にわたり、アロマセラピーでは重要な精油のひとつです。まず、特徴的なのは、女性特有の不調によく効くことです。月経痛やPMS、分娩時の痛みや不安の緩和にもいいと言われています。また、クラリセージは調整し、鎮痙し、鎮痛する作用があります。筋肉痛、痙攣、頭痛、偏頭痛といった症状に効果的です。呼吸器系にも働きかけます。去痰や抗感染、抗カタル作用に優れるので、咳やのどの感染症、気管支炎にいいです。

皮膚への効能

頭皮や肌にもとてもおすすめの精油です。皮膚の感染症を防いでくれます。余分な皮脂分泌を抑え、肌を引き締めてくれます。頭皮に使用すると、フケの防止や育毛促進、脱毛予防が期待できます。

体への効能
  • 抗菌作用
  • 抗うつ作用
  • 抗真菌作用
  • 抗感染作用
  • 鎮經作用
  • 駆風作用
  • 消化促進作用
  • 神経強壮作用
  • 静脈強壮作用
  • 健胃作用
  • 子宮強壮作用
  • 女性ホルモン調整作用
  • 鎮静作用
  • 鎮痛作用
  • 血圧降下作用
  • 制汗作用
  • 催淫作用
  • 神経バランス調整作用
  • 中枢神経抑制作用
  • 抗カタル作用
肌への効能
  • 収れん作用
  • 皮膚再生作用
  • 皮脂抑制作用
  • 抗感染作用
  • デオドラント作用
髪への効能
  • 髪の成長促進
  • 頭皮のフケ改善
  • 脱毛改善

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、ボディー・ハンドケア、ヘアケア、スキンケア、クリーム、フレグランス、ホームケア

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

スパイス系、柑橘系、フローラル系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陰
五行  金
 肺
 大腸
 魄
四気・湿度  平・燥

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P-, K-
エネルギー(熱性)  保湿
エネルギー(湿度)  中性

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




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