Aroma,  各精油のアロマ効能

フランキンセンスの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

フランキンセンス精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. 動画で学ぶ
  3. ストーリー
  4. 植物の特徴
  5. 成分分析
  6. フランキンセンスの効果効能 ―心・体・肌―
  7. おすすめ使い方
  8. 精油のブレンド
  9. 中医学からみた性質
  10. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

静けさ、瞑想

名前 フランキンセンス、乳香、オリバナム、薫陸香、Frankincense
学名 Boswellia carterii
科名 カンラン科
抽出部位 樹脂
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ベースノート
注意事項 妊娠初期は避ける
香り 【樹脂系】ウッディーとスパイシーが混ざり、僅かにすっきりした感覚が残る香り
主な成分 【モノテルペン炭化水素類】α-ピネン、α-ツエン、p-サイメン、リモネン、サビネンなど
陰陽
チャクラ 第8チャクラ、第1,7チャクラ
マゼンタ、パープル
星座 牡羊座、獅子座
天体 太陽

その他のフランキンセンスの記事をチェック:#フランキンセンス

動画で学ぶ

動画でもラベンダーの効能やレシピ、アーユルヴェーダや中医学、占星術などとの関連を紹介しています。

動画最後の問題の解答はこちらです。

  • Q1の答え:カンラン科
  • Q2の答え:樹脂系
  • Q3の答え:1,7,8チャクラ

ストーリー

オリバナム・乳香とも言われます。古代エジプト、バビロニア、ヘブライといったさまざまな文明で、宗教儀式に使われてきました。聖書にもイエスが誕生してすぐから22回も登場し、宗教には欠かせない存在です。フランキンセンスの語源は、中世フランス語の「純粋」の意味と、ラテン語の「燻す」という言葉が合わさったものです。古くから神聖なものとして扱われてきたことがわかります。

植物の特徴

フランキンセンスの木は、樹高3-7mの低木です。白か薄い紅色の花を咲かせます。樹皮の内側に樹液が蓄えられていて、樹皮に傷がつくと液が出てきます。その樹脂を水蒸気蒸留したものがアロマセラピーの精油です。

成分分析

参考:精油の安全性ガイド第2版

フランキンセンスの効果効能

心への効能

フランキンセンスは、心の滞りをなめらかにし、心に静けさをもたらす作用があります。そのため、イライラや不安、心の乱れを落ち着かせてくれます。そして、世俗的なものに縛られてしまった感情や忘れられない過去から解放させてくれ、自己を高める手助けをしてくれます。呼吸を深め、心を静かにさせ、集中させるので、瞑想やヨガにも向いています。スピリットの世界へつながる香りとも言われています。

体への効能

呼吸を深めるので、胸部の緊張を解いてくれます。それは免疫力の向上や、喘息・気管支炎などの呼吸器系の不調改善に役立ちます。また、神経系にも鎮静させながら緩やかに強壮する、優れた機能があります。それは抗鬱や、鎮痛作用につながります。リウマチ、腹痛、月経痛などにいいと言われています。

皮膚への効能

肌にはアンチエイジング効果が優れています。しわ、たるみをなくし、皮膚の再生を活性化してくれます。

体への効能
  • 鎮痛作用
  • 抗菌作用
  • 抗カタル作用
  • 抗炎症作用
  • 細胞活性化作用
  • 抗うつ作用
  • 抗感染作用
  • 収れん作用
  • 駆風作用
  • 去痰作用
  • 免疫強壮作用
  • 健胃作用
  • 呼吸器系の不調改善
  • 尿路系の抗炎症作用
  • 子宮強壮作用
  • 血液浄化作用
  • 消毒作用
肌への効能
  • 瘢痕形成作用
  • 癒傷作用
  • 収れん作用
  • 強壮作用
  • しわ・たるみの改善
  • 炎症防止作用

作用の意味一覧 精油の体への作用



おススメ使い方

芳香浴、沐浴、ボディー・ハンドケア、ヘアケア、スキンケア、クリーム、フレグランス、ホームケア

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

柑橘系、フローラル系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陰
五行  土(金)
 脾(肺)
 胃(大腸)
 意(魄)
四気・湿度  涼・燥

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P+, K-
エネルギー(熱性)  熱性
エネルギー(湿度)  乾燥性

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




次はこれを要チェック

精油の作用一覧 ハーブの効果効能一覧 植物油脂の種類一覧 フローラルウォーター一覧 エッセンシャルオイルの使い方一覧 精油のブレンドレシピ一覧 アロマセラピーの基本 アロマセラピーの豆知識




注意点&免責事項:アロマセラピーは医療ではありません。ここに掲載されている内容は、精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

参考文献を見る