陰陽五行説と東洋医学

冬の過ごし方|東洋医学と季節

冬の過ごし方

東洋医学では季節の変化と密接に体が関係していると考えます。ここでは冬の特徴と、過ごし方について説明していきます。東洋医学における季節の考え方全体については下記をご覧ください。

※図や表以外で、東洋医学の言葉は全て[ ]の中に表しています。例えば、[心]は東洋医学での[心](しん)を表し、普通に心と書いてある場合は、通常の「こころ」を表しているとお考え下さい。そして[ ]内の言葉はまとめて東洋医学の言葉一覧のページで意味を調べられます。

目次

  1. 冬の特徴
  2. 冬になりやすい不調
  3. 冬の健康管理



冬の特徴

五行
五臓
六淫 風邪 火邪暑邪 湿邪 燥邪 寒邪
五季 土用(長夏)
五志
五神
五味 酸味 苦味 甘味 辛味 鹹味

東洋医学の季節は旧暦とリンクしています。冬は旧暦の立冬(11月7日ごろ)から、小雪大雪冬至小寒大寒までの三カ月間です。冬は万物がエネルギーをため込む時期です。植物は土の中、動物たちは冬眠します。

二十四節気と七十二候

冬の生活

植物や動物たちのように、私たちも活動的に行動するより、遅寝遅起きでゆっくりとする生活が向いています。[陰]の[気]が一番多い季節になるので、代謝が低くなり、[気血津液]の動きが滞りがちになります。ここでは関係ないですが、インドのアーユルヴェーダでも季節に関する考え方があります。参考に是非チェックしてみてください。

ドーシャと時間

冬になりやすい不調

冬に気を付ける邪気:[寒邪]

冬は対応する[寒邪](かんじゃ)に侵されやすい季節です。[寒邪]は体を縮こまらせて、新陳代謝の低下や、抵抗力の低下を起こさせます。お風呂にあったまるなどして、一日の冷えはその日中に取り除くことが大切です。

[寒邪]による不調

冷え、お腹の冷え、下痢、腰痛、関節痛、など

冬の体の不調:[腎]

冬は対応する[五臓]の[腎]をケアすることで体調のバランスがとれます。[腎]は生命エネルギーを蓄えるところなので、[腎]の不調は老化に直結します。冷たいものは控え、身体を温めるものを摂るようにしましょう。

[腎]の不調

耳鳴り、白髪、頻尿、など

冬の心の不調:[恐][志]

冬に対応する感情は[恐][驚]、精神活動は[志]です。恐れすぎ、驚きすぎは[腎]にダメージを与えます。また、[志]の創造や発明のエネルギーを低下させてしまいます。冬の時期は心に安心を感じながらゆっくりを過ごすことが大切です。

冬の健康管理

冬に摂るといい味覚:[辛]

冬は[陰]に偏りがちなので、身体を温めてくれ、[陽]のエネルギーを持つ根菜類が向いています。また、[辛]味は体を温めてくれるので冬に最適です。

[辛]の食材

たまねぎ、ニンニク、胡椒、唐辛子、など

冬の不調に良いハーブ・精油

ハーブ

シナモンサフラワー、板藍根、など

ハーブの効果効能一覧

精油

ジンジャークローブ、など

精油の作用一覧




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