Aroma,  各精油のアロマ効能

パチュリの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

パチュリ精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. パチュリの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. 中医学からみた性質
  8. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

現実とつながる

名前 パチュリ、パチュリー、パチューリ、Patchouli
学名 Pogostemon patchouli
科名 シソ科
抽出部位 葉、枝
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ベースノート
注意事項 刺激強
香り オリエンタル系甘くスパイシーさがある土のような香り
主な成分 セスキテルペンアルコール類パチュリーアルコール、α-パチュレン、α-ブルネッセン、β-セチュレンなど
陰陽 陰陽
チャクラ 第1チャクラ
レッド
星座 牡牛座
天体 太陽、冥王星

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ストーリー

インドや中国の伝統医療で使われてきた植物です。インドでは19世紀位に衣服の香り付けに使用されていました。乾燥させたパチュリの葉を衣服に挟むことで、防虫剤にもなりました。

植物の特徴

草丈1m程の多年生のハーブで、東南アジアの標高900~1800mの地域に自生しています。紫がかった白い花を咲かせます。年に2,3回収穫され、その中で雨期のものが最高品質と言われています。

パチュリの効果効能

心への効能

土を思わせる香りから、気持ちをグラウンディングさせ、安定させる作用があります。そのため、考えすぎや気の使いすぎの人の気持ちを安定させます。官能的な喜びや、創造的な表現を促す働きもあります。

体への効能

温めると同時に、消炎する作用があります。過労などからの免疫力低下しやすい人に効果的です。疲れを取り除いてくれます。腸にたまった水分を調整するので、下痢、便秘、消化不良などに役立ちます。女性特有の、更年期やPMSといった症状にもいいと言われています。

皮膚への効能

肌へは皮膚軟化作用があります。また、強い殺菌作用はニキビやヘルペスにも効きます。炎症を静め、かゆみや湿疹を防ぐ効果もあります。パチュリは皮膚の悩みに広く効果的なので、スキンケアにとても向いている精油です。

体への効能
  • 抗菌作用
  • 抗感染作用
  • 消炎作用
  • 抗炎症作用
  • 抗真菌作用
  • 瘢痕形成作用
  • うっ血除去作用
  • リンパ強壮作用
  • 消化促進作用
  • 解熱作用
  • 免疫強壮作用
  • 細胞活性化作用
  • 静脈強壮作用
  • 催淫作用
  • 収れん作用
  • うっ滞除去作用
  • 健胃作用
  • 組織再生作用
  • 利尿作用
  • 食欲の抑制
肌への効能
  • 皮膚軟化作用
  • 皮膚再生作用
  • ヘルペスの改善
  • 殺菌作用
  • 収斂作用
  • 抗炎症作用
  • セルライトの改善
髪への効能
  • 殺菌作用
その他
  • 防虫作用

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、ボディー・ハンドケア、ヘアケア、スキンケア、クリーム、フレグランス、ホームケア、ハウスキーピング

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

とても強いので、少しづつ加えてください。オリエンタル系の香りを作るのには欠かせない香りです。フローラル系、オリエンタル系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陰陽
五行  土(火)
 脾(心)
 胃(小腸)
 意(神)
四気・湿度  平・燥

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P-, K+
エネルギー(熱性)  保温

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




次はこれを要チェック

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