Aroma,  各精油のアロマ効能

ヤロウの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

ヤロウ精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. ヤロウの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. 中医学からみた性質
  8. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

慰め、癒し

名前 ヤロウ、西洋ノコギリ草、Yarrow
学名 Achillea millefolium
科名 キク科
抽出部位 葉、花
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ミドルノート
注意事項 妊娠中・授乳中・幼児は避ける、刺激強、てんかん症・発熱時は避ける、キク科アレルギーに注意
香り 【フローラル系】苦みと甘さがあるハーブ調の香り
主な成分 【モノテルペン炭化水素類】サビネン、カマズレン、β-ピネン、ゲルマクレンD、α-ピネン、1,8-シネオール、テルピネン-4-オールなど
陰陽
チャクラ 第4チャクラ、第5チャクラ
グリーン、ブルー
星座 蟹座、蠍座
天体 金星

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ストーリー

古くから傷の特効薬として利用されてきました。ヤロウは「戦士の傷薬」と呼ばれ、トロイ戦争の時にアキレスが傷を癒しに使ったと言われています。中国では予見のハーブとして広く知られるなど、多くの文化圏で大切にされてきた植物です。

植物の特徴

ヤロウはヨーロッパ原産の多年草で、草丈は10~60cm程です。今でも道端に自生しています。繁殖力がとても強く、二歩にも明治以降渡来して以来、全国的に見られるようになりました。

ヤロウの効果効能

心への効能

潜在的に怒りや苛立ちを持ち、感情的になりやすい人に効果的な香りです。過去の傷を癒し、怒りや苦しみを解放する助けをしてくれます。抑圧して外に出ない怒りにも働きかけてくれます。また、直感力を高める香りでもあります。

体への効能

ヤロウはエネルギーの流れを調整します。消化不良や腸の働きを助けます。月経周期を整え、月経痛を抑えます。熱を冷ます作用に優れ、関節炎や高熱、頭痛などにも有効です。鎮痛作用は、リウマチ痛や捻挫、神経痛に効果的です。泌尿器系には殺菌効果があり、膀胱炎・尿道炎を緩和させます。

皮膚への効能

皮膚へは瘢痕形成作用、収斂作用があります。肌を引き締め、綺麗にしてくれます。頭皮には強壮効果があり、育毛効果が期待できます。

体への効能
  • 鎮痛作用
  • 抗カタル作用
  • 消炎作用
  • 鎮經作用
  • 催胆作用
  • 消化促進作用
  • 利尿作用
  • 通経作用
  • 去痰作用
  • 解熱作用
  • 強肝作用
  • 癒傷作用
  • 抗菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 鎮静作用
  • 抗アレルギー作用
  • 抗ヒスタミン作用
肌への効能
  • 瘢痕形成作用
  • 収れん作用
髪への効能
  • 頭皮強壮作用
  • 育毛効果

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、ヘアケア、フレグランス

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

ハーブ系、柑橘系、樹木系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陰
五行  木(金)
 肝(肺)
 胆(大腸)
 魂(魄)
四気・湿度  涼・燥

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V+, P-, K-
エネルギー(熱性)  冷却
エネルギー(湿度)  乾燥性

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




次はこれを要チェック

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