Aroma,  各精油のアロマ効能

サンダルウッドの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

サンダルウッド精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. サンダルウッドの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. 中医学からみた性質
  8. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

静寂、崇高

名前 サンダルウッド、白檀、Sandalwood
学名 Santalum album
科名 ビャクダン科
抽出部位 木(心材)
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ベースノート
注意事項 妊娠初期は避ける
香り オリエンタル系ウッディー、スパイシーで、深みのある香り
主な成分 セスキテルペンアルコール類α-サンタロール(46%)、β-サンタロール、α-ベルガモトール、epi-β-サンタロールなど
陰陽
チャクラ 第2チャクラ、第1,7チャクラ
オレンジ、レッド
星座 蟹座、蠍座
天体 土星、海王星

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ストーリー

サンダルウッドはアジアの文化を深い関わりがあります、木材は家具や建材に使用され、香りは仏教やヒンドゥー教の寺院で焚かれていました。死者を来世に運ぶとも言われ、宗教儀式にも使われました。アーユルヴェーダでも薬草としてよく使用されます。

植物の特徴

昔から貴重な香りとして重宝されていて、日本では「白檀」と言われ、香道の世界ではなくてはならない存在です。現在は枯渇危惧植物で入手が難しくなっています。サンダルウッドは寄生の常緑高木で、高さは9m程になります。紫色の花を咲かせます。

サンダルウッドの効果効能

心への効能

サンダルウッドは精神とスピリットに働きかけると言われます。基本は鎮静させ、調和させること。そのため、頭痛や不眠症などの神経系の興奮状態に効果的です。世俗的な不安や、執着心を落ち着かせ、崇高な意識へとつながる助けをしてくれます。未来を思い描くのではなく、今に意識を向け、自分の本質を向き合わせてくれます。

体への効能

冷やす効果と、うっ滞を改善する働きがあります。下痢や膀胱炎といった腸や泌尿・生殖器系の、熱性の不調に効果的です。膀胱炎などの泌尿器系の感染症にもいいと言われています。呼吸器系の炎症や痰、喉の傷みにも効果があります。

皮膚への効能

肌には、不足した水分を補ってくれるため、乾燥肌の保湿に向いています。鎮静させる効果があるので、炎症、肌荒れにもよく効きます。また、水分を調整するので、むくみやセルライトにも効果的です。

体への効能
  • 抗うつ作用
  • 抗真菌作用
  • 抗菌作用
  • 消炎作用
  • 抗感染作用
  • 収れん作用
  • 去痰作用
  • 利尿作用
  • 止血作用
  • 鎮静作用
  • 鎮咳作用
  • 心臓強壮作用
  • 駆風作用
  • リンパうっ滞除去作用
  • 性的強壮作用
  • 強壮作用
  • 血液浄化作用
  • 解熱作用
  • 消毒作用
  • 抗痙攣作用
  • 催淫作用
肌への効能
  • 乾燥肌・老化肌への保湿作用
  • 皮膚軟化作用
  • 抗炎症作用
  • 鎮静作用
  • 組織再生作用
  • むくみ緩和
  • セルライト緩和
髪への効能
  • 頭皮の殺菌
  • 頭皮の炎症を抑える

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、ヘアケア、スキンケア

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

とても強い香りです。オリエンタル系、樹脂系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陰
五行  土(水)
 脾(腎)
 胃(膀胱)
 意(志)
四気・湿度  涼・湿

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P-, K±
エネルギー(熱性)  冷却
エネルギー(湿度)  保湿性

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




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