Aroma,  各精油のアロマ効能

タイムの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

タイム精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. タイムの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. 中医学からみた性質
  8. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

意欲、勇気

名前 タイム、コモンタイム、レッドタイム、ホワイトタイム、Thyme
学名 Thymus vulgaris
科名 シソ科
抽出部位 花、葉
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート トップノート
注意事項 妊娠中、高血圧の人、幼児は避ける、刺激強
香り 【ハーブ系】甘さとほんのり辛さのあるハーブ調の香り
主な成分 【フェノール類】チモール、p-サイメン、y-テルピネン、リナロール、カルバクロール、ミルセンなど
陰陽
チャクラ 第4チャクラ
グリーン
星座 牡牛座
天体 金星

その他のタイムの記事をチェック: #タイム

ストーリー

タイムが初めて用いられたのは3500年ほど前の古代シュメール人と言われています。その後調理はもちろん、ミイラの防腐剤として使われたり、疫病予防や兵士の戦意を高めるためにも用いられました。レッドタイムはThymus vulgarisからそのまま抽出されたもので、ホワイトタイムはレッドタイムを再蒸留させたものです。そのため、作用も香りもホワイトタイムのほうが穏やかになります。

植物の特徴

Thymus vulgarisは多年性の低木で高さは10~40cm程になります。ヨーロッパの地中海地方が原産です。沢山の種類とケモタイプがあります。タイムの種類について詳しく解説している記事は下記になります。

タイムの種類比較

タイムの効果効能

心への効能

胸部を開いて活力を湧き起こしてくれる香りです。自信のなさ、悲観主義、引っ込み思案や失望感を無くし、その代り士気を高め、男性的な強さを与えてくれます。

体への効能

呼吸器系の不調に幅広く有効な精油です。気管支炎や咳、風邪やインフルエンザの症状にいいと言われています。食欲増進や胃腸炎にも効きます。また、抗感染作用に優れ、膀胱炎など、泌尿器・生殖器系の感染症にいいと言われています。心臓の心拍を強めるので、血行を促進し、貧血にもいいです。

皮膚への効能

ニキビや創傷、ただれに効果的と言われています。

体への効能
  • 抗菌作用
  • 抗真菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 抗感染作用
  • 抗寄生虫作用
  • 抗リウマチ作用
  • 鎮經作用
  • 鎮痛作用
  • 駆風作用
  • 瘢痕形成作用
  • 消化促進作用
  • 利尿作用
  • 去痰作用
  • 血圧上昇作用
  • 神経強壮作用
  • 性的強壮作用
  • 健胃作用
  • 発汗作用
  • 強壮作用
  • 駆虫作用
  • せき・喉の痛みの改善
  • 気管支炎の改善
  • 強心作用
  • 血行促進作用
  • 食欲増進作用
肌への効能
  • 創傷・ただれの改善
髪への効能
  • 脱毛予防
  • フケの改善

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、ヘアケア、フレグランス、ホームケア

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

ハーブ系、柑橘系、スパイス系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陽
五行  水、金
 腎、肺
 膀胱、大腸
 志、魄
四気・湿度  熱・燥

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P+, K-
エネルギー(熱性)  熱性
エネルギー(湿度)  保湿

※レッドタイムの場合

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




次はこれを要チェック

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