ナクシャトラとドーシャ|インド占星術・ジョーティッシュ・Jyotish
ナクシャトラとは、地球から見た月の通り道である白道をを27分割したものです。ここではナクシャトラとドーシャの関係を紹介していきます。ナクシャトラの詳しい説明は下記へ。
ドーシャとは
ドーシャは不純な物とも訳されます。ドーシャの種類にはヴァータ、ピッタ、カパの3種類があり、アーユルヴェーダの基本的な概念でもあります。ドーシャに関しては下記で詳しく説明しています。
アーユルヴェーダでは主にドーシャを体調を見るために使いますが、その人の心にも強く影響しています。アーユルヴェーダの観点からはドーシャで体のどこに不調が合わられやすいかをメインに見ます。ナクシャトラからはその不調がその人の心にどのように影響しているかを読み取ることができます。心と体は繋がっていて、物理的な肉体を構成するための精神的なパターンを示す見えないエネルギーがドーシャです。ドーシャは気質や態度だけでなく、スピリチュアルな繋がりも反映しています。
ナクシャトラとドーシャの関係
Vata|ヴァータ
ヴァータのエネルギーは「動かす」ことです。対応するメインのエレメントは風です。感覚、アクション、インスピレーション、コミュニケーション、運動、乾燥などが特徴です。ヴァータの影響が強いと神経質になり過ぎたり、神経系の不調に影響を及ぼします。ストレスに注意が必要です。ヴァータの詳細はこちらへ。
Pitta|ピッタ
ピッタのエネルギーは「代謝」です。変化させます。対応するメインのエレメントは火です。熱や消化器系をコントロールしています。燃えるような性質を持ち、積極性、活発、やる気がある、短気といった性質があります。創造性や情熱があります。ピッタの影響が強いと短気で怒りやすい傾向もあります。ピッタの詳細はこちらへ。
Kapha|カパ
カパのエネルギーは「安定させる」ことです。対応するメインのエレメントは地です。体の組織をつくったり免疫に関係しています。カパは哲学的で、穏やか、忍耐力があります。感情が豊かです。カパの影響が強いと怠けやすくなったり、太りやすくなります。カパの詳細はこちらへ。
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