ピッタの性質・働きを理解する|アーユルヴェーダのドーシャ
アーユルヴェーダの基本概念であるドーシャとは何か? について話してきました。ヴァータ、ピッタ、カパという3つの種類があるドーシャの中の、ピッタの基本的性質、根本的な働きの説明をここではしていきます。人の体質に当てはめたピッタタイプの特徴については下記を参照ください。
ピッタ(Pitta)の由来
Pittaという言葉は、サンスクリット語の”tapah santhape“が由来です。燃やす、熱といった意味になります。五大元素の火と似た概念です。ピッタは肉体の全ての変化を支配します。それには食べ物の消化から、感情や感覚の変換などにも関わります。
性質
五大元素
火+水(水はとても少ないです。)
Transformation & Production
一番基本的なピッタの性質は「変換」のエネルギーです。例えば、体内で食べ物を栄養素に変換する消化は、ピッタのエネルギーです。また、火にかけることで物質が変化し新しいものが作られます。そういったことから、変化、熱といった特徴が根底にあります。 。
7つの基本的な特徴
7つのメインとなる特徴はこちらです。
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その他にもこのような特徴があります。
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生理的な特徴
生理的な特徴も基本は変換です。そのため、ホルモンや酵素などはピッタになります。
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対応する体の場所
ピッタの中心となる場所はおへそです。基本的にはおへそより上、胸より下がピッタのエリアです。
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ピッタが支配する時間|Pitta Kaala
ピッタは様々な期間の真ん中に対応します。
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心の性質
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次はこれを要チェック
ヴァータとカパの性質は下記へ
アーユルヴェーダの基本や、日常生活への応用のまとめは下記へ
自分がどのドーシャかを診断したい場合は下記をチェックしてみてください。
各3つのドーシャを私たちの体質に当てはめたの詳細は下記です。