ヴァータの性質・働きを理解する|アーユルヴェーダのドーシャ
アーユルヴェーダの基本概念であるドーシャとは何か?について話してきました。ヴァータ、ピッタ、カパという3つの種類があるドーシャの中の、ヴァータの基本的性質、根本的な働きの説明をここではしていきます。人の体質に当てはめたヴァータタイプの特徴については下記を参照ください。
ヴァータ(Vata)の由来
Vataという言葉は、サンスクリット語の”va gathi gandhanayo“が由来です。gathiはmovement(動き)という意味で、五大元素の風や空と似た概念です。ヴァータは全ての生命現象の先導者で、動かす力をもっています。
性質
五大元素
風+空
Movement & Activation
一番基本的なヴァータの性質は「動かす」エネルギーです。活性化をさせたりもします。例えば、血液を動かしているのはヴァータのエネルギーです。そのため、動性の性質があり、動かすための軽く、早い性質があります。いつも動いている風のように乾燥していて、不規則です。このようなイメージが根本にあります。
6つの基本的な特徴
6つのメインとなる特徴はこちらです。
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その他にもこのような特徴があります。
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生理的な特徴
神経から脳へ、体の組織から組織、細胞から細胞への伝達ネットワークの動きを司ります。
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対応する体の場所
基本的には全てに浸透していますが、特別に関わりがある部位があります。中心となる場所は大腸(と結腸)です。基本的にはおへそより下、肛門までがヴァータのエリアです。
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ヴァータが支配する時間|Vata Kaala
ヴァータは様々な期間の終わりに対応します。
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心の性質
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次はこれを要チェック
ピッタとカパの性質は下記へ
アーユルヴェーダの基本や、日常生活への応用のまとめは下記へ
自分がどのドーシャかを診断したい場合は下記をチェックしてみてください。
各3つのドーシャを私たちの体質に当てはめたの詳細は下記です。