Aroma,  各精油のアロマ効能

カンファーの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

カンファー精油|樟脳

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. カンファーの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

安定させる、強くする

名前 カンファー、ホワイトカンファー、樟脳、楠、クスノキ、Camphor
学名 Cinnamomum camphora
科名 クスノキ科
抽出部位 木、枝
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート トップノート
注意事項 妊娠中、てんかん症の人、幼児は避ける、刺激強
香り 【樹木系】シャープで強い、薬のような香り
主な成分 1.8-シネオール、サビネン、カンファーなど
陰陽 陰陽

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ストーリー

カンファーは古くから防虫剤として使用されていました。日本や中国では楠は仏像や寺院を建てる際に使われていました。エッセンシャルオイルが蒸留された後、ホワイトカンファー、ブルー(イエロー)カンファー、ブラウンカンファーに分類されます。何度か蒸留され、透明にならないと毒性のあるサフロールという物質が残っているため使用できません。アロマセラピーでは必ずホワイトカンファーが使われます。ブルー(イエロー)とブラウンカンファーはサフロールがあるので使用できません。

植物の特徴

日本でも馴染み深いクスノキは、常緑高木です。白い花を咲かせ、その後紫色の実がなります。台湾や中国にも多く見られます。

カンファーの効果効能

心への効能

感覚を開き、活性化させてくれます。頭をすっきりさせ、認識力が高まります。心を安定させてくれ、強さをもたらします。

体への効能

頭痛、筋肉痛、肩こりなどに効果的です。鼻づまりなどの呼吸器官の症状を和らげる働きがあります。風邪、インフルエンザ、気管支炎、咳などに効きます。

皮膚への効能

肌には、皮脂分泌を調整するため脂性肌によく、ニキビや炎症を抑えます。

体への効能
  • 鎮痛作用
  • 鎮静作用
  • 去痰作用
  • 刺激作用
  • 抗けいれん作用
  • 殺菌作用
  • 虫歯の改善
  • 抗炎症作用
  • 強心作用
  • 血圧上昇作用
  • 抗うつ作用
  • 消毒作用
  • 利尿作用
  • 駆虫作用
  • 抗リウマチ作用
肌への効能
  • ニキビの改善
  • 抗炎症作用
  • 脂性肌を整える
その他
  • 防虫作用

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、スキンケア、ホームケア、ハウスキーピング

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

樹木系、ハーブ系のエッセンシャルオイルと相性がいい香りです。

精油のブレンドの基本 精油のブレンドレシピ一覧

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P+(多量に使用した場合), K-
エネルギー(熱性)  熱性
エネルギー(湿度)  湿性

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




次はこれを要チェック

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