Aroma,  各精油のアロマ効能

シナモンカッシアの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

シナモンカッシア精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. シナモンカッシアの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

身体と魂を守る

名前 シナモンカッシア、カッシア、Cinnamon Cassia
学名
  • Cinnamomum cassia
  • Cinnamomum aromaticaum
科名 クスノキ科
抽出部位 葉、枝
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ミドル~トップノート
注意事項 刺激強、感作性、妊娠中・授乳中は避ける、多くで禁忌の精油となっている
香り 【スパイス系】温かく甘いシナモンの香り。セイロンシナモンより甘い。
主な成分 【芳香族アルデヒド類】シンナムアルデヒド、t-2-メトキシアルデヒド、ベンズアルデヒド、2-フェニルエチルアルコール、2-メトキシ酢酸シンナミル、クマリン、オイゲノールなど
陰陽 陰陽
四大元素 火・土

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ストーリー

シナモンの近縁種は、紀元前3000年から使われていたと言われています。日本でも古くから「桂皮」として薬用や香りに使われてきました。奈良正倉院の薬物の中には、5種類の桂皮が収められています。シナモンカッシアに関しては、クマリンの含有や、芳香族アルデヒド類の含量が多いため、皮膚刺激が強く、多くで禁忌の精油となっています。使用には注意が必要です。

植物の特徴

シナモンカッシアは、中国原産の常緑小高木です。中国南部からインドシナ半島に見られます。セイロンシナモンをはじめ、近縁種がとても多い植物です。精油としては、シナモンカッシアとセイロンシナモンの二種類があります。セイロンシナモンの方が刺激が少ないため主流です。含有成分が異なるので、2種類を混同しないように注意が必要です。詳細は下記へ

シナモンの種類比較

シナモンカッシアの効果効能

心への効能

心をあたため、リラックスさせてくれます。体と魂を守ってくれる香りと言われています。怒りを鎮め、熱意や感謝のエネルギーに変えてくれます。

体への効能

血液の循環を促します。刺激し、免疫システムの向上させる働きがあります。風邪やインフルエンザなどの感染症にも有効です。吐き気や胃炎、頭痛、イラつきに有効です。口臭予防にもいいと言われています。使用する際は必ず低濃度で使用してください。

皮膚への効能

皮膚刺激が強いので、使用は禁忌とされる場合が多いです。

体への効能
  • 抗菌作用
  • 抗真菌作用
  • 月経促進作用
  • 血管拡張作用
  • 制吐作用
  • 鎮痛作用
  • 疲労回復作用
  • 駆風作用
  • 抗ウイルス作用
  • 免疫刺激作用
  • 寄生虫駆除作用
  • 筋肉弛緩作用
  • 血小板活性抑制作用
  • 催淫作用
その他
  • 防虫作用
  • 口臭予防

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、フレグランス、ホームケア、ハウスキーピング

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

柑橘系、スパイス系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P+, K-
エネルギー(熱性) 熱性

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次はこれを要チェック

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