ハーブと精油を使った湿布の方法|自然の恵みを使ったホームケア
自然の恵みを使ったホームケア
傷や打ち身、疲れ、筋肉痛、肩こりなど、お医者さんに診てもらうまではいかなくても、痛みを緩和させるために必要なケアをしなければならないことが多々あります。ここではハーブやアロマの自然の恵みを利用したホームケア、特に湿布についてのやり方を紹介します。
目次
温湿布と冷湿布
湿布の方法には、患部を温める温湿布と、冷やす冷湿布の2種類があります。症状によって使い分けることが大切です。
温湿布
温湿布は、60℃くらいに温めたお湯や煎剤、浸剤などを使用します。慢性的な痛みに効果的です。目の疲れや肩こり、筋肉痛、皮膚のトラブルなどに向いています。
冷湿布
冷湿布は、冷水や冷やした煎剤、浸剤など使用します。急な痛みや炎症を抑えたいときに効果的です。捻挫や打撲、肌の炎症などに向いています。
ハーブを使った湿布の方法
まず、ハーブを利用した湿布の方法を紹介します。症状によって、温湿布としても冷湿布としても利用できます。ハーブの湿布は浸剤または煎剤を使用するので、浸剤と煎剤の作り方をチェックしたい場合は下記をご覧ください。
※1回分
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ポイント
より長く温度を保つために、温湿布の場合はカイロをタオルと一緒に利用したり、ラップを巻くと効果的です。冷湿布の場合は保冷剤をタオルと一緒に利用すると効果的です。20分位を目安にタオルに水分を含ませ、それを3,4回行います。
おススメハーブ
頭痛に | ジャーマンカモミール、ペパーミント、ラベンダー、ローズマリーなど |
肩こりに | シナモン、ジンジャーなど |
目の疲れ | アイブライト、ハイビスカス、レモンバームなど |
精油を使った湿布の方法
精油を利用した湿布もとても簡単にできます。ハーブの湿布より更に香りが強くなるので、香りも一緒に楽しみたい方にはおすすめです。
※1回分
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ポイント
ハーブの湿布と同様、より長く温度を保つために、温湿布の場合はカイロやラップを利用し、冷湿布の場合は保冷剤をタオルと一緒に利用すると効果的です。20分位を目安にタオルに水分を含ませ、それを3,4回行います。
注意点
精油はハーブと違い、成分が濃縮されているので、肌に触れる場合は注意が必要です。使う精油の注意点はよく確認ください。
おススメ精油
腹痛に | オレンジ、フェンネル、ブラックペッパーなど |
肩こりに | クラリセージ、ジュニパー、ペパーミントなど |
目の疲れ | ラベンダー、ローマンカモミールなど |
その他の湿布
その他にも、クレイを使った湿布の方法や、オイルを使った湿布の方法があります。症状や好みによって、色々なホームケアを試してみてください。
次はこれを要チェック
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