ハーブの寄せ植え!組み合わせの相性をチェック
ハーブの寄せ植え
スペースが限られていたり、見た目を可愛くするために、異なるハーブを同じスペースに栽培する方法を寄せ植えと言います。ハーブによって寄せ植えに相性がいいもの、悪いものがあります。今回は寄せ植えのコツを紹介していきます。
寄せ植えのポイント
寄せ植えの基本となる一番のポイントは、「似た環境を好むものを一緒に植える」ことです。例えば、乾燥を好むハーブと湿気を好むハーブを一緒に植えても、うまくいかないことが多いです。
似た生育環境を好むものを寄せ植えする
乾燥を好むハーブ
オレガノ、セージ、ゼラニウム、タイム、ヒソップ、ラベンダー、ローズマリーなど |
湿気を好むハーブ
アニスヒソップ、コリアンダー、シソ、バジル、パセリ、ミント、レモングラス、レモンバーム、ワイルドストロベリーなど |
寒さに強いハーブ
アニスヒソップ、オレガノ、カモミール、月桂樹、セージ、タイム、タラゴン、チコリ、フェンネル、ポットマリーゴールド、ボリジ、ミント、ヤロウ、ルバーブ、レモンバーム、ローズマリー、ワイルドストロベリーなど |
暑さに強いハーブ
オレガノ、コーンフラワー、バジル、レモングラスなど |
肥沃な土を好むハーブ
アニスヒソップ、月桂樹、コリアンダー、コーンフラワー、シソ、ステビア、セージ、チコリ、ディル、バジル、パセリ、フェンネル、ブルーマロウ、ポットマリーゴールド、ルバーブ、レモングラス、レモンバームなど |
やせた土を好むハーブ
ヒソップ、ラベンダー、ローズマリーなど |
日陰(~日なた)を好むハーブ
チコリ、ミント、ルバーブ、レモンバーム、ワイルドストロベリーなど |
日なたを好むハーブ
上記以外の殆どのハーブ |
繁殖力が強すぎるものと弱いものを一緒にしない
繁殖力が強いハーブ
オレガノ、コンフリー、セージ、タイム、ミント、ラベンダー、ローズマリーなど |
繁殖力が弱いハーブ
カモミール、タラゴン、バジル、パセリ、レモングラスなど |
大きい株に育つものは難しい
大きい株に育つハーブ
アニスヒソップ、月桂樹、コンフリー、ジャスミン、セージ、ディル、ボリジ、ヤロウ、ローズなど |
比較的寄せ植えしやすい一年草
一年草のハーブ
カモミール、コリアンダー、コーンフラワー、シソ、チコリ、チャービル、ディル、バジル、パセリ、フィーバーユー、ポットマリーゴールド、ボリジなど |
用途別に寄せ植えをする
用途別に寄せ植えをすると収穫して使うときがとても簡単です。上記を参考に、好みの生育環境が似たものを一緒に寄せ植えします。
ハーブティーに使えるハーブ
カモミール、ステビア、タイム、レモングラス、レモンバーベナ、レモンバーム、ワイルドストロベリーなど |
キッチンハーブとして役立つハーブ
タイム、チコリ、バジル、パセリ、フェンネル、ローズマリーなど |
寄せ植えと寄せ鉢
同じ寄せ植えでも、土に仕切りを設けたり、単植の鉢をいくつか並べる「寄せ鉢」にすることで、相性が合わないものも一緒に育てやすくなります。どうしても一緒に植えたいハーブが、他のハーブと合わない場合は、土に仕切りを設けましょう。例えば、土の養分をどんどん吸ってしまうハーブの場合、仕切りがあれば他のハーブに影響を与えません。また、一番簡単なのは、左の写真のように各ハーブを別々の鉢で育て、鉢ごとまとめる寄せ鉢です。日なたを好むものと、日陰を好むものを一緒にするのは難しいですが、場所を変えるのも簡単にできるので、初心者にはおススメです。
次はこれを要チェック
ハーブや多肉植物の育て方の一覧はこちら
ハーブを育てる時に必要な情報はこちら
育てたハーブの使い方はこちら