各植物油脂・キャリアオイルの効能

ライムシードオイルの効果効能

ライムシードオイルの効果効能

目次

  1. ライムシードオイルのデータ
  2. ライムシードオイルの代表成分
  3. ライムシードオイルの特徴・効果効能



ライムシードオイルのデータ

名前 ライムシードオイル、Lime Seed Oil
学名 Citrus aurantiifolia
科名 ミカン科
使用部位 種子
抽出方法 圧搾法、溶剤抽出法など
黄色
酸化 酸化しやすい
浸透力 浸透しやすい
ヨウ素価 161.1 ※
鹸化価(NaOH) 140 ※
鹸化価(KOH) 196 ※

※ヨウ素価と鹸化価の値は、下記の成分量をベースに計算した数値です。これらは同じ植物のオイルでも、原料の種類、地域、抽出方法、商品やロットなど様々な条件によって変化する数値なのでお気を付けください。ヨウ素価と鹸化価の一覧と解説は下記をご覧ください。

鹸化価 ヨウ素価

ライムシードオイルの代表成分

主な脂肪酸

飽和脂肪酸 21.8 %
カプリン酸 0.9 %
ラウリン酸 1 %
パルミチン酸 19.1 %
ステアリン酸 0.8 %
一価不飽和脂肪酸 17.4 %
パルミトレイン酸 0.3 %
オレイン酸 17.1 %
多価不飽和脂肪酸 60.9 %
リノール酸 18.6 %
α-リノレン酸 42.3 %

※1を参照

脂肪酸について、脂肪酸の摂取方法などは下記をご覧ください。

脂肪酸 必須脂肪酸 オメガ脂肪酸 トランス脂肪酸

ライムシードオイルの特徴・効果効能

ライムシードオイルは余り馴染みが無いですが、ライムの種から抽出されたオイルです。精油や抽出液とはまた違う、純粋なオイルになります。ライムシードオイルは、他の柑橘系のオイルに比べてα-リノレン酸の含有率がとても高いことが特徴的です。α-リノレン酸は必須脂肪酸の一つで、炎症を抑えたり、神経系や血液系の不調を改善したり、コレステロールを減らしたりなど、体内で様々な働きをします。また、必須脂肪酸のリノール酸も18%程含まれていることから、健康増進にとても理想的なオイルと言えます。

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※1: Fereidoon Shahidi. Nutraceutical and Specialty Lipids and their Co-Products. 2006.

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