各植物油脂・キャリアオイルの効能

オレンジシードオイルの効果効能

オレンジシードオイルの効果効能

目次

  1. オレンジシードオイルのデータ
  2. オレンジシードオイルの代表成分
  3. オレンジシードオイルの特徴・効果効能



オレンジシードオイルのデータ

名前 オレンジシードオイル、Orange Seed Oil
学名 Citrus sinensis
科名 ミカン科
使用部位 種子
抽出方法 圧搾法、溶剤抽出法など
黄色
酸化 酸化しにくい
浸透力 浸透しやすい
ヨウ素価 103 ※
鹸化価(NaOH) 139.2 ※
鹸化価(KOH) 194.9 ※

※ヨウ素価と鹸化価の値は、下記の成分量をベースに計算した数値です。これらは同じ植物のオイルでも、原料の種類、地域、抽出方法、商品やロットなど様々な条件によって変化する数値なのでお気を付けください。ヨウ素価と鹸化価の一覧と解説は下記をご覧ください。

鹸化価 ヨウ素価

オレンジシードオイルの代表成分

主な脂肪酸

飽和脂肪酸 31.1 %
ステアリン酸 5.3 %
パルミチン酸 25.4 %
アラキジン酸 0.4 %
一価不飽和脂肪酸 25 %
パルミトレイン酸 0.3 %
オレイン酸 24.6 %
イコセン酸 0.1 %
多価不飽和脂肪酸 43.8 %
リノール酸 39.3 %
α-リノレン酸 4.5 %

※1を参照

脂肪酸について、脂肪酸の摂取方法などは下記をご覧ください。

脂肪酸 必須脂肪酸 オメガ脂肪酸 トランス脂肪酸

オレンジシードオイルの特徴・効果効能

ここでのオレンジシードオイルは、精油でも抽出液でもなく、オレンジの種から抽出された純粋なオイルです。殆どの人があまり馴染みの無いオイルかと思います。オレンジシードオイルは、他の柑橘系のオイルに比べてリノール酸が沢山含まれていることが特徴的です。リノール酸は必須脂肪酸の一つで、体内に必要な栄養素ですが、摂りすぎには注意が必要です。肌には保湿や皮膚の再生を促進する作用などがあります。

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