コーン油(トウモロコシ油)の効果効能|クセがなく食用に使いやすい

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コーン油|トウモロコシ油の効果効能

目次

  1. コーン油のデータ
  2. コーン油の代表成分
  3. コーン油の特徴
  4. コーン油の効果効能

 






 

コーン油のデータ

名前 コーン油、コーンオイル、トウモロコシ油、Corn oil
学名 Zea mays
科名 イネ科
使用部位 胚芽
抽出方法 水蒸気と圧力で抽出
香り ほぼ無臭
淡黄色
酸化 酸化しにくい
アーユルヴェーダドーシャ ※1 V+ P+ K-
ヨウ素価 126.7(103-131) ※2
鹸化価(NaOH) 137.6(133-138) ※2
鹸化価(KOH) 192.6(187-193) ※2

※1: V:ヴァータ、P:ピッタ、K:カパ、+:ドーシャを上げる、-:ドーシャを下げる、±:ドーシャに影響しない、=:ドーシャのバランスをとる
※2: ヨウ素価と鹸化価の値は、下記の成分量をベースに計算した数値です。カッコ内の数字は、一般的に言われている数値の範囲です。これらは同じ植物のオイルでも、原料の種類、地域、抽出方法、商品やロットなど様々な条件によって変化する数値なのでお気を付けください。ヨウ素価と鹸化価の一覧と解説は下記をご覧ください。

Saponification Iodinevalue

 

コーン油の代表成分

主な脂肪酸(100gあたり)

飽和脂肪酸 12.948 g
ミスチリン酸 0.024 g
ステアリン酸 1.848 g
パルミチン酸 10.579 g
マルガリン酸 0.067 g
アラキン酸 0.431 g
一価不飽和脂肪酸 27.576 g
パルミトレイン酸 0.114 g
オレイン酸 27.333 g
イコセン酸 0.129 g
多価不飽和脂肪酸 54.677 g
リノール酸 53.515 g
α-リノレン酸 1.161 g
その他フィトステロール(スチグマステロール 56mg, カンペステロール 189mg, β-シトステロール621mg)

ミネラル&ビタミン(100gあたり)

コリン 0.2 mg
ビタミンE(αトコフェロール) 14.3 mg
ビタミンK (フィロキノン) 1.9 µg

※USDA栄養データベースを参照

脂肪酸について、脂肪酸の摂取方法などは下記をご覧ください。

fattyacid3 fattyacid4 omega trans_fattyacid

 

コーン油の特徴

中央アメリカ原産

トウモロコシは中央アメリカが原産で、インカ人やマヤ人といった文明でも栽培されていました。コロンブスによってヨーロッパにもたらされ、その後世界に広がっていきました。コーン油は、トウモロコシから作られる他の製品と同様、世界で大量に出回っています。

胚芽から抽出

コーン油はトウモロコシの胚芽から得られます。コンスターチを作る時の副産物です。胚芽には油分が6%程しか含まれないので、通常の低温圧搾法ではオイルの抽出がほぼ不可能と言われています。良質なコーン油は、胚芽に水蒸気を当て、圧搾します。色は通常淡い黄色ですが、濃いオレンジ色の場合、胚芽だけでなく、種子からもオイルが摂られている場合があります。

抽出方法に注意

コーン油の抽出方法は様々で、漂白や再着色がされているものも多くあります。原料の特徴から、他のオイルのように製造過程が安心でき、良質ものもを探すのが難しいです。そのため、アロマセラピーで使用することは少なく、多くが食用として出回っています。

遺伝子組み換えの原料に注意

トウモロコシは遺伝子組み換えされた種が多く存在します。コーン油の原料になっているトウモロコシも例外ではありません。気になる場合は、遺伝子組み換えかどうかもチェックすることが必要です。

加熱はしない

コーン油はビタミンEが豊富なので、酸化には比較的強いですが、リノール酸を多く含むので、加熱調理にはあまり向きません。料理に使用する場合は、ドレッシング等の温めないものに混ぜて利用したほうがいいです。(高度の精製されたものは加熱に強いです。)オイルの精製に関しては「オイルの安全な選び方」に詳細を記載しています。

 

コーン油の効果効能

皮膚疾患の緩和、神経系の調整、血中コレステロールの低下、抗アテローム作用など

血中コレステロールの低下

コーンは血中コレステロールを下げる作用があります。動脈硬化などのリスクを低下させるので、その補助をするオイルとして利用されています。ただリノール酸を摂り過ぎると、他の不調に繋がるので、バランスに気を付けてください。

皮膚疾患に

コーン油はビタミンAとEが豊富に含まれます。そのため、神経皮膚炎、小児の皮膚疾患、湿疹などに利用されています。

その他の不調

コーン油は他にも偏頭痛、喘息、花粉症にも効果的であるという報告がされています。

肌に柔軟性を与える

良質なコーン油を肌に使用した場合、柔軟性を与えてくれます。そのためクリームなどの原料にも使用されます。

次はこれを要チェック

vegetableoils classification sanka oilsafety

 

 

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