ピーナッツオイル(落花生油)の効果効能と使い方|加熱に強い!不妊対策にも

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ピーナッツオイル|落花生油の効果効能

目次

  1. ピーナッツオイルのデータ
  2. ピーナッツオイルの代表成分
  3. ピーナッツオイルの特徴
  4. ピーナッツオイルの効果効能
  5. 手作り石けんとピーナッツオイル

 






 

ピーナッツオイルのデータ

名前 ピーナッツオイル、落花生油、ピーナッツ油、アラキスオイル、グラウンドナッツオイル、Peanut oil
学名 Arachis hypogaea
科名 マメ科
使用部位 種子
抽出方法 低温圧搾法・高温圧搾法
香り ピーナッツオイルの独特な香り
褐色~黄色
使い心地 香りが強く、重い
酸化 酸化しにくい
浸透力 遅い
ブレンド クセがあるのでメインのオイルに少量加える程度が使いやすい
肌質 乾燥肌、成熟肌
部位 ハンド、フット、ボディーマッサージに。
注意点 ピーナッツアレルギーの人は使用してはならない。妊娠中や授乳中、幼児の使用には注意が必要。
アーユルヴェーダドーシャ ※1 V- P± K±
ヨウ素価 99.9 (80-106) ※2
鹸化価(NaOH) 135.7 (135-143) ※2
鹸化価(KOH) 190 (190-200) ※2

※1: V:ヴァータ、P:ピッタ、K:カパ、+:ドーシャを上げる、-:ドーシャを下げる、±:ドーシャに影響しない、=:ドーシャのバランスをとる
※2: ヨウ素価と鹸化価の値は、下記の成分量をベースに計算した数値です。カッコ内の数字は、一般的に言われている数値の範囲です。これらは同じ植物のオイルでも、原料の種類、地域、抽出方法、商品やロットなど様々な条件によって変化する数値なのでお気を付けください。ヨウ素価と鹸化価の一覧と解説は下記をご覧ください。

Saponification Iodinevalue

 

ピーナッツオイルの代表成分

主な脂肪酸(100gあたり)

飽和脂肪酸 16.9 g
ミリスチン酸 0.1 g
ステアリン酸 2.2 g
アラキジン酸 1.4 g
パルミチン酸 9.5 g
ベヘン酸 2.8 g
リグノセリン酸 0.9 g
一価不飽和脂肪酸 46.2 g
イコセン酸 1.3 g
パルミトレイン酸 0.1 g
オレイン酸 44.8 g
多価不飽和脂肪酸 32 g
リノール酸 32 g
その他フィトステロール 207 mg

ミネラル&ビタミン(100gあたり)

亜鉛 0.01 mg
0.03 mg
コリン 0.1 mg
ビタミンE(αトコフェロール) 15.69 mg
βトコフェロール 0.46 mg
γトコフェロール 15.91 mg
δトコフェロール 1.37 mg
ビタミンK (フィロキノン) 0.7 µg

※USDA栄養データベースを参照

脂肪酸について、脂肪酸の摂取方法などは下記をご覧ください。

fattyacid3 fattyacid4 omega trans_fattyacid

 

ピーナッツオイルの特徴

地下で成長するピーナッツ

ピーナッツオイルの原料であるピーナッツの実の部分は、土の中にできます。学名はhypogaeaですが、hypoはギリシャ語の「地下」、geは「土」を表します。一年生の植物で、20-30cm位まで成長します。実(種)を含んださやは地中に向かって押しやられていきます。数か月後に成熟すると、実と一緒にさやが掘り出されます。

歴史の浅いオイル

原産は南アメリカと西インドですが、今では世界中の熱帯や亜熱帯地域で栽培されています。ピーナッツは古くから食用に栽培されていましたが、それに比べるとオイルの抽出は歴史が浅く、1814年からはじまったと言われています。

アーモンドオイルやオリーブオイルの代用品

ピーナッツオイルはアーモンドオイルやオリーブオイルより安価に手に入り、比較的似た成分の特徴があるので、安価な代替品として使用されます。

高温に耐えられる

ピーナッツオイルの使いやすい特徴の一つとして、高温に強いことが挙げられます。植物オイルは、高温に弱いものが多く、そういったものを限界温度以上まで熱してしまうと、有毒な物質が発生してしまいます。ピーナッツオイルはその限界温度が220℃と、他のどのオイルよりも高くなっています。揚げ物をするときの油の平均温度を170℃とすると、揚げ物の料理に使用するときも心配なく使えるオイルです。

 

ピーナッツオイルの効果効能

鎮痛作用、血中コレステロール低下作用、抗潰瘍作用など

消化器官へ作用

ピーナッツオイルは、消化器官に作用すると言われています。消化器官の鎮静や、潰瘍の改善をしてくれます。

不妊症対策に

ビタミンAとEが含まれているピーナッツオイルは、不妊症対策の補助に使われることがあります。ただ、ビタミン類は抽出方法や精製方法によって、簡単に失われてしまうので注意が必要です。

火傷に

外用としては、火傷の肌に有効です。安定したオイルなので、軟膏としてよく使われています。

鎮痛効果

関節炎やリウマチなどの痛みに有効です。

食用は揚げ油に最適!

食用としては、揚げ油に向く数少ないオイルの中の一つです。油は加熱すると傷みやすくなります。油の種類によって、どの程度の過熱に堪えられるかが異なりますが、その限界の温度がピーナッツオイルは200℃と、他にはない強さです。そのため、揚げものをする際はピーナッツオイルをおすすめします。もう一つ、揚げ油としておすすめなものはオリーブオイルです。詳しくは下記の油の酸化のページをご覧ください。

sanka

 

手作り石けんとピーナッツオイル

ピーナッツオイルは、オリーブオイルやスイートアーモンドオイルの代用として使用できます。石けんのメインとなるオイルとして向きます。刺激が少なく、しっとりとした石けんが出来上がります。ややリノール酸が多いので、若干酸化しやすいので気を付けてください。柔らかい石けんとなるので、硬さを出すオイルと一緒に利用してください。

 

 

次はこれを要チェック

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参考文献を見る
@Depositphotos.com/ tashka2000

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