各生薬・漢方薬の効能

良姜(りょうきょう)の効果効能|東洋医学の生薬・ハーブ・薬草・食薬

良姜(りょうきょう)の効果効能

東洋医学で使われる生薬の紹介をしています。副作用や組み合わせによる注意点などがある場合があります。すべての情報を網羅しているわけではありませんので、使用の際は必ず専門知識のある人に相談してください。

目次

  1. 良姜のデータ
  2. 良姜の特徴
  3. 良姜の使い方



良姜のデータ

名前 良姜(りょうきょう)、高良姜(こうりょうきょう)など
英語 Alpinia Officinarum Rhizome
ラテン名 Alpiniae officinari Rhizoma
学名 Alpinia officinarum Hance
使用部位 根茎
成分 精油(1,8-シネオール、ケイヒ酸メチルエステル、オイゲノール、ピネン)、フラボノイド(ガランギン、ケンフェリド)、辛味成分(ガランゴール)など
四気 温性
五味
帰経(臓腑弁証
効能分類 温裏薬

その他の良姜に関する記事をチェック: #ガランガル

良姜の特徴

※図や表以外で、東洋医学の言葉は全て[ ]の中に表しています。例えば、[心]は東洋医学での[心](しん)を表し、普通に心と書いてある場合は、通常の「こころ」を表しているとお考え下さい。そして[ ]内の言葉はまとめて東洋医学の言葉一覧のページで意味を調べられます。

特徴

良姜は生姜乾姜と同じショウガ科の植物です。良姜とその近縁種はガランガルと呼ばれて、インドネシアやタイ、ベトナムなどの料理に使われています。良姜はレッサーガランガル、コウリョウキョウとも呼ばれます。

東洋医学の効能

温め、[風寒]を取り除く作用と、[気]を巡らして痛みを止める作用があります。特に冷えで緊張した腹部を温め、痛みを取り除きます。乾姜も同じような作用がありますが、乾姜は冷えによる腹痛下痢に、良姜は冷えによる腹痛と吐き気に良いです。乾姜はより広範囲に効きますが、良姜は[脾胃]に特化しています。

適応症

[寒邪]による胃腸系のかぜ、胃腸の冷え、上腹部の冷痛、吐き下し、嘔吐、飲食の停滞、マラリア、冷え性など

良姜の使い方

ブレンド例

胃腸を温め、冷えによる消化機能低下を改善します。

良姜+茴香

冷えを除き、筋肉の緊張を取って、痛みを和らげます。

良姜+延胡索

『漢方294処方生薬解説』より

処方例

配合されている漢方薬の一例です。

安中散 温裏剤




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