各植物油脂・キャリアオイルの効能

ハトムギ油(ヨクイニン油)の効果効能|美白と紫外線からの保護に

ハトムギ油の効果効能

目次

  1. ハトムギ油のデータ
  2. ハトムギ油の代表成分
  3. ハトムギ油の特徴・効果効能



ハトムギ油のデータ

名前 ハトムギ油、ヨクイニン油、Coix Seed Oil
学名 Coix lacryma-jobi var. ma-yuen
科名 イネ科
使用部位 種子
抽出方法 溶剤抽出法など
淡い黄色
肌質 成熟肌、乾燥肌
ヨウ素価 99.5 ※
鹸化価(NaOH) 137.5 ※
鹸化価(KOH) 192.5 ※

※ヨウ素価と鹸化価の値は、下記の成分量をベースに計算した数値です。これらは同じ植物のオイルでも、原料の種類、地域、抽出方法、商品やロットなど様々な条件によって変化する数値なのでお気を付けください。ヨウ素価と鹸化価の一覧と解説は下記をご覧ください。

鹸化価 ヨウ素価

ハトムギ油の代表成分

主な脂肪酸

飽和脂肪酸 16.25 %
パルミチン酸 14.3 %
ステアリン酸 1.6 %
アラキジン酸 0.35 %
一価不飽和脂肪酸 49.15 %
パルミトレイン酸 0.25 %
オレイン酸 48.9 %
C29:1 0.4 %
多価不飽和脂肪酸 29.15 %
リノール酸 28.8 %
α-リノレン酸 0.35 %

※1を参照

脂肪酸について、脂肪酸の摂取方法などは下記をご覧ください。

脂肪酸 必須脂肪酸 オメガ脂肪酸 トランス脂肪酸

ハトムギ油の特徴・効果効能

ハトムギ油はハト麦の種子から抽出されます。ヨクイニン油とも言われます。ヨクイニンとはハト麦の皮を取り除いた部分のことを言います。古くからイボの治療や美白にいいとされていて、サプリメントや漢方薬でも使われれいます。そのことからハトムギ油もイボの緩和のために使われることがあるようです。脂肪酸は皮脂にも含まれるオレイン酸が約半分占めるので、美容効果が高いです。皮脂のバランスをとってくれ、外部からの刺激から守ってくれる働きがあります。ハトムギ油は抗酸化作用に優れていて、紫外線から肌を守ってくれる働きがあります(※1)。

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