Zodiac Signs
西洋占星術の12星座
12星座は、地球から見て太陽が一年かけて通る道(黄道)を、春分点から30度ずつ12に区切ったものです。太陽も月も惑星も、いつもこの12の星座のどこかにいて、星座はそこに入った天体に、その星座の質を与えます。牡羊座から魚座まで、12の星座がそれぞれどんな質をもつのかを、ここからたどれます。
Contents
- 12星座の一覧
- 12星座とは
- 12星座の分け方(2区分・3区分・4元素)
- 12星座の支配星
- 12星座のテーマ
- 12星座と二十四節気
- 西洋占星術とインド占星術の12星座
- 12星座にある天体(太陽・月・惑星)
- FAQ
12星座の一覧
牡羊座から魚座までの12の星座の一覧です。各星座の詳しい内容を見ていただけます。
星座
太陽が入る時期
星座
太陽が入る時期
牡羊座
3/20〜4/20頃
天秤座
9/23〜10/23頃
牡牛座
4/20〜5/21頃
蠍座
10/23〜11/22頃
双子座
5/21〜6/21頃
射手座
11/22〜12/22頃
蟹座
6/21〜7/23頃
山羊座
12/22〜1/20頃
獅子座
7/23〜8/23頃
水瓶座
1/20〜2/18頃
乙女座
8/23〜9/23頃
魚座
2/18〜3/20頃
※日付は年によって1日前後ずれます。
12星座とは
12星座とは、黄道を春分点から30度ずつ12に区切った、12の区切りのことです。黄道は、地球から見て太陽が一年かけて通る道で、太陽は春分の日に春分点を通ります。西洋占星術は、この春分点を牡羊座の始まりとして黄道を12等分し、太陽が進む順に牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座と名づけています。太陽が一年で黄道を一周するので、12の星座をひとつずつ、およそひと月かけて通っていきます。月や惑星も同じ道に沿って進むので、どの天体も、いつも12の星座のどこかにいます。
占星術の12星座は、夜空に見える星の並びの星座とは別のものです。夜空のおひつじ座やさそり座は、星の並びに名前をつけた天文学の星座で、大きさも形もまちまちです。占星術の牡羊座や蠍座は、黄道をきっちり30度ずつに区切った区切りで、名前は夜空の星座から借りていますが、いまの空では、ふたつの位置は20度以上ずれています。インド占星術は、同じ30度の区切りを実際の星の位置を基準にして決めているので、星座の位置が夜空の星の並びとおおよそ重なります。黄道が通る天文学の星座は、へびつかい座を入れると13ありますが、占星術の12星座は星の並びではなく30度の区切りなので、13番目の星座は入りません。
12星座を春分点から数えるのは、星座の質が季節に由来するからです。2世紀のプトレマイオスは『テトラビブロス』で、12星座の性質を春分・夏至・秋分・冬至から説明しました。春分点から始まる牡羊座が一年のはじまりの質をもち、夏至から始まる蟹座、秋分から始まる天秤座、冬至から始まる山羊座が、それぞれの季節の入り口の質をもつ、という見方が、西洋の12星座の土台です。
12星座の分け方(2区分・3区分・4元素)
12星座は、三つの分け方で性質を読みます。
2区分
2区分(男性宮・女性宮)は、12星座を交互にふたつに分けたものです。牡羊座から始まって、男性宮、女性宮、男性宮と交互に続きます。男性宮の星座に入った天体は外へ向かって働き、女性宮の星座に入った天体は内に受けとめて働きます。
男性宮
牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座
女性宮
牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座
3区分
3区分(活動宮・不動宮・柔軟宮)は、季節のなかの位置による分け方です。春分・夏至・秋分・冬至から始まる牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座は、季節のはじまりにある活動宮で、動きだす質をもちます。牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座は、季節のさなかにある不動宮で、保ちつづける質をもちます。双子座・乙女座・射手座・魚座は、季節の変わり目にある柔軟宮で、次へ移り変わっていく質をもちます。
4元素
4元素(火・地・風・水)は、12星座を三つずつ四つに分けたものです。火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)は熱と動き、地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)は形と手ざわり、風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)は言葉と関わり、水の星座(蟹座・蠍座・魚座)は感情と深さをあらわします。同じ元素の三つの星座は、活動宮・不動宮・柔軟宮がひとつずつで、同じ火でも、牡羊座は火をおこし、獅子座は燃やしつづけ、射手座は遠くへ広げる、というように役目が違います。
火
地
風
水
活動宮
牡羊座
山羊座
天秤座
蟹座
不動宮
獅子座
牡牛座
水瓶座
蠍座
柔軟宮
射手座
乙女座
双子座
魚座
12星座の支配星
支配星は、その星座と性質がもっとも通じる天体のことで、星座はその天体の質を帯びています。伝統的な西洋占星術では、肉眼で見える7つの天体を12星座に割り当てます。太陽は獅子座、月は蟹座をひとつずつ受けもち、水星・金星・火星・木星・土星は、獅子座と蟹座から外へ向かって対になるように、ふたつずつの星座を受けもちます。水星は双子座と乙女座、金星は牡牛座と天秤座、火星は牡羊座と蠍座、木星は射手座と魚座、土星は山羊座と水瓶座です。
18世紀以降に天王星、海王星、冥王星が見つかると、現代の占星術はこの三つを水瓶座、魚座、蠍座の支配星に加えました。このサイトの星座ページでは、蠍座は火星(現代式では冥王星)、水瓶座は土星(現代式では天王星)、魚座は木星(現代式では海王星)と、伝統式と現代式を併記しています。インド占星術は伝統式の7天体だけを使うので、併記しておくと、東西の読み方の橋になります。
牡羊座
火星
天秤座
金星
牡牛座
金星
蠍座
火星(冥王星)
双子座
水星
射手座
木星
蟹座
月
山羊座
土星
獅子座
太陽
水瓶座
土星(天王星)
乙女座
水星
魚座
木星(海王星)
12星座のテーマ
このサイトでは、12星座を、牡羊座の「私」から始まって魚座で全体に溶けていく、ひとつづきの物語として読んでいます。星座ごとのテーマは、ひとりの人が自分の光を思い出していく12の段階です。新しく身につけるものではなく、もともと自分のものだったことを思い出す、という前提で作られています。
牡羊座
I am 全ては自分主体であることを思い出す
牡牛座
I embody 望む豊かさを、無限に味わえることを思い出す
双子座
I communicate 世界を知ることで、自分自身を思い出す
蟹座
I love 世界は愛で満ちていることを思い出す
獅子座
I create 自分が世界を創っていることを思い出す
乙女座
I tend 細部に全てが宿ることを思い出す
天秤座
I balance 世界は常に調和していることを思い出す
蠍座
I meditate 見えないものの奥に、真実があることを思い出す
射手座
I explore 全てのものにある真理を思い出す
山羊座
I fulfill 満たされた自分が、世界も満たすことを思い出す
水瓶座
I contribute 全ては、分かち合いながらめぐっていることを思い出す
魚座
I release 全てを信じて、ゆだねることを思い出す
向かい合う星座は、ひとつのテーマを両側から見ています。牡羊座と天秤座は、全ては自分から始まることと、その自分も含めて世界ははじめから整っていること。牡牛座と蠍座は、手に取れる豊かさを味わうことと、見えないものの奥へ入ること。双子座と射手座は、身近な世界を知って自分に戻ることと、遠くまで含めた全てに真理を見ること。蟹座と山羊座は、世界から受けとって満ちることと、満ちた自分が世界へ返すこと。獅子座と水瓶座は、自分が創ることと、その自分が消えて分かち合いだけが残ること。乙女座と魚座は、細部に全てを見ることと、全てにゆだねて手をひらくこと。それぞれの星座ページでも、向かいの星座の側からテーマを解説しています。
12星座と二十四節気
12星座と二十四節気は、同じ黄道を、同じ春分点から区切ったものです。星座は30度ずつ、節気は15度ずつなので、ひとつの星座にちょうどふたつの節気が入ります。春分・夏至・秋分・冬至から始まる牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座には、それぞれ二至二分の節気が入り、ほかの星座も、中気で始まって節で折り返します。
牡羊座
春分・清明
天秤座
秋分・寒露
牡牛座
穀雨・立夏
蠍座
霜降・立冬
双子座
小満・芒種
射手座
小雪・大雪
蟹座
夏至・小暑
山羊座
冬至・小寒
獅子座
大暑・立秋
水瓶座
大寒・立春
乙女座
処暑・白露
魚座
雨水・啓蟄
日本の暦は立春・立夏・立秋・立冬から季節を数え、西洋の星座は春分・夏至・秋分・冬至から季節を数えます。日本の春が水瓶座の途中の立春から始まり、西洋の春が牡羊座の春分から始まる、というずれは、二十四節気のページにまとめています。
西洋占星術とインド占星術の12星座
インド占星術にも12の星座(ラーシ)があり、元素も区分も、伝統式の支配星も西洋と同じです。違うのは、黄道を区切る起点です。西洋占星術は春分点を起点にし、インド占星術は実際の星々を目印にします。ふたつの起点はいま24度ほどずれているので、同じ天体の位置でも、インド占星術では多くの場合ひとつ前の星座になります。このずれのしくみは、月星座のページで詳しく説明しています。
もうひとつ違うのは、星座の質を何と結びつけて読むかです。西洋の12星座は、「12星座とは」で書いたように季節を土台にしていて、春分・夏至・秋分・冬至から決まる区分の上に、元素、支配星、神話が重なって、星座の質ができています。インド占星術は、星座を神の身体や実際の星々と結びつけて読みます。12の星座は時の神(カーラ・プルシャ)の身体にあたるとされ、6世紀のヴァラーハミヒラ『ブリハット・ジャータカ』には、星座ごとに体のどの部位にあたるか、どんな色をもち、どの方角を向くかが記されています。黄道はさらに、月がひと晩ずつ宿る27の星宿(ナクシャトラ)にも分けられ、牡羊座は、医神の双子の名をもつアシュヴィニーの星々から始まります。
読む土台が違うので、同じ星座でも体の対応が違うところがあります。たとえば牡牛座は、西洋では首と喉、インドでは顔にあたります。
12星座にある天体(太陽・月・惑星)
生まれた瞬間に太陽がいた星座が太陽星座で、ふだん「自分の星座」と呼んでいるのはこれです。占星術では太陽は本質の光をあらわし、太陽星座はその人の本質がどの星座の質をもつかを示します。同じ瞬間に月がいた星座が月星座で、月は心をあらわすので、月星座は心の色合いを示します。水星や金星、火星など、ほかの惑星も、それぞれ生まれた瞬間にいた星座の質を帯びています。いまの月がどの星座にいるかで読む、日々の月星座の過ごし方も、別のシリーズにまとめています。
FAQ
Q1. 13星座(へびつかい座)は、なぜ占星術にないのですか?
A. 占星術の12星座が、星の並びではなく、黄道を30度ずつ区切った区切りだからです。天文学の星座の境界線は1930年に国際天文学連合が定めたもので、その境界線で見ると、黄道はへびつかい座も通ります。けれども占星術の星座は、春分点から30度ずつ12等分した区切りで、名前を夜空の星座から借りているだけなので、星の並びがいくつあっても12のままです。
Q2. 12星座は、いつ、誰が決めたのですか?
A. 黄道を12等分する考え方は、紀元前5世紀頃のバビロニアで生まれました。それ以前は黄道に沿った星の並びで天体の位置を記していましたが、計算のために30度ずつの等しい区切りが作られ、名前はそれぞれの場所にあった星座から取られました。これがギリシャに伝わり、2世紀のプトレマイオスが『テトラビブロス』で、春分点を起点にして星座の性質を季節から説明したことで、いまの西洋占星術の12星座の形になりました。
Further reflections
自分の生まれの月をチェックする
生まれの惑星星座の診断ツール
12星座の新月・満月のアファメーション
8タイプの生まれの月相
6タイプの生まれの月の位置
12タイプの生まれの月星座
月星座と毎日の過ごし方
・・・
本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。











