Moon in the Signs
月星座で読む、毎日の過ごし方
月は、およそ2日半ごとに星座を移っていきます。太陽が一年かけて通る12の星座を、月はひと月で通り抜け、昨日とは違う星座のなかにいます。占星術で月は心をあらわす天体ですから、月がどの星座にいるかは、その2〜3日の心がどんな色合いで世界を見ているかの目安になります。牡羊座から魚座まで、12の月星座の日の過ごし方を、ここからたどれます。
Contents
月が各星座にある日の過ごし方
牡羊座から魚座まで、月が通る順に並んでいます。いまの月の星座から読みはじめてください。
月星座の日とは
月星座の日とは、月がいま黄道のどの星座を通っているかで呼ぶ日のことです。黄道は太陽の通り道で、春分点から30度ずつ12に区切ったものが12星座です。月もこの道に沿って進み、太陽よりずっと速く12の星座をめぐっていきます。
月が黄道をひとまわりするのに、およそ27.3日かかります。一日に進むのはおよそ13度なので、30度ある一つの星座を通り抜けるのは2日と数時間、だいたい2日半です。こうして月はひと月のあいだに12の星座を順にめぐり、同じ星座にはひと月に一度、帰ってきます。進む順はいつも同じで、牡羊座から魚座へ、魚座からまた牡羊座へと続きます。月は惑星のように逆戻りすることがなく、この順を乱しません。
星座の切り替わりは、日付ではなく時刻で起こります。午前のうちは牡牛座にいた月が、午後には双子座へ移っている、ということがふつうにあります。いまの月が何座にいて、次にいつ移るかは、Moon Calendarで確かめられます。
月がいる星座で、心の向きが変わる理由
占星術では、太陽はあなた自身の本質の光、月はあなたの心をあらわします。月は自分では光らず、太陽の光を受けて輝きます。心も同じで、本質の光を受けとって、人生の舞台である現実に映しています。
月が星座を移るということは、光を映している心の色合いが移るということです。12の星座は、心が光を映す12の色合いで、月はひと月をかけて、その12の色合いを順に通っていきます。火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)を月が通る日には、内にためておくより外へ表したい気持ちのほうへ心が向きやすく、地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)の日には、手ざわりのあるものや目の前の現実へ、風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)の日には、人や言葉とのあいだへ、水の星座(蟹座・蠍座・魚座)の日には、心の奥のほうへ向きやすくなります。それぞれの星座で心が何を思い出していくのかは、上の12本の記事に書いています。
自分が生まれた瞬間の月星座と、日々の月星座は、同じ色合いを別の時間で見ています。生まれた瞬間の月星座は、その人の心の色合いとして一生ついていくもので、日々の月星座は、誰の心にも等しく訪れる2〜3日の色合いです。月星座が蟹座の人も、月が牡羊座にある2〜3日には、牡羊座の色合いが心に重なります。生まれの月星座については、月星座の診断ツールで調べていただけます。
月の満ち欠けと重ねて読む
月の満ち欠けは、ひと月のなかでいまがどんな時期かを教えてくれます。新月から満月へ満ちていく時期は築いていく時期、満月から新月へ欠けていく時期は手渡していく時期です。月星座は、その日の心の色合いです。ふたつを重ねると、同じ満ちていく月でも、牡牛座にいる日と双子座にいる日とでは過ごし方の手ざわりが変わり、同じ月星座の日でも、満ちていく途中か欠けていく途中かで、心が向かう先が変わります。満ち欠けに沿った過ごし方は、別の記事にまとめています。
新月は太陽と月が同じ星座にそろう日、満月は太陽と月が向かい合う星座にいる日です。ですから新月と満月には、かならず星座の名前がつきます。牡羊座の新月、蠍座の満月、というように、12星座それぞれの新月と満月でノートに書くアファメーションを、別のシリーズにまとめています。
月星座とからだ
伝統の占星医学では、月は体の血液や体液のめぐりを司る天体とされてきました。月がいる星座の部位にそのめぐりが集まり、その部位がふだんより敏感になる、というのが、月星座の日に体を読むときの基本です。
星座と体の部位の対応は、1世紀ローマの詩人マルクス・マニリウスの『アストロノミカ』以来、12星座を頭から足へ順に割り当てる体の地図として伝わっています。
星座
部位
牡羊座
頭
牡牛座
首・喉
双子座
肩・腕・手・肺
蟹座
胸・胃
獅子座
心臓・背中
乙女座
腹・腸
天秤座
腰・腎臓
蠍座
生殖器・排泄器官
射手座
腿
山羊座
膝・骨・皮膚
水瓶座
すね・足首
魚座
足
月がその星座にいる2〜3日に、その部位をどういたわるか、食で何を控えて何を合わせるか、どんな精油やハーブが用いられてきたかは、12本それぞれの「からだと食」「アロマ・ハーブ」に書いています。
FAQ
Q1. 今日の月は何座ですか?
A. Moon Calendarで、今日の月の星座と、次に星座が移る日時を確かめられます。月はおよそ2日半で星座を移るので、きのうと今日で星座が違うこともあります。
Q2. 月星座は何日で変わりますか?
A. ひとつの星座にいるのは、およそ2日半です。切り替わりは時刻で起こるので、同じ日のなかで午前と午後で星座が違うことがあります。ひと月で12星座をひとめぐりし、同じ星座にはひと月に一度帰ってきます。
Q3. 月星座が牡羊座の人と、月が牡羊座にある日は、何が違いますか?
A. 月星座が牡羊座の人は、生まれた瞬間の月が牡羊座にいた人で、牡羊座の色合いをその人の心の色合いとして一生もっています。月が牡羊座にある日は、いまの月が牡羊座を通っている2〜3日のことで、月星座が何座の人の心にも、牡羊座の色合いが等しく重なります。このページの12本は後者、月が通っている星座の日の過ごし方です。生まれの月星座は、月星座のまとめページと診断ツール My Birth Moonでご覧ください。
Q4. インド占星術で調べると、月の星座が違うのはなぜですか?
A. 西洋占星術は春分点を起点に黄道を12に区切り、インド占星術は実際の星々を目印に区切るためです。ふたつの起点はいま24度ほどずれているので、同じ月の位置でも、インド占星術では多くの場合ひとつ前の星座になります。月の位置そのものは同じで、どちらかが間違っているわけではありません。このページの12本は西洋占星術の星座で書いています。
Further reflections
・・・
本記事の月の満ち欠け・月の出入り・天体の位置など、記事内の天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。月にまつわる解釈やリーディングは、古くから伝わる月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。











