マルベリーの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

マルベリーの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. マルベリーの使い方
  6. 和ハーブとしての使い方
  7. 中医学・漢方からみた使い方

 






 

キーワード&データ

キーワード:糖の吸収を抑える

名前 マルベリー、mulberry、white mulberry
和名 トウグワ(唐桑)
学名・読み方 Morus alba [モルス・アルバ]
科名 クワ科
使用部位 小枝、根皮
ジェンダー 男性
惑星 水星
四大元素
性質 寒・乾

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特徴

樹高15m程になる高木です。中国が原産です。日本では「桑の葉」として知られていて、古くから民間薬として使用されていました。糖尿病などの生活習慣病に効果的なハーブです。学名のMorusは、クワ属を指し、albaは、ラテン語で「白い」を意味するalbusが由来です。白い実をつけることからきています。

スピリチュアルなストーリー

マルベリーは、ローマ神話の中で女神ミネルバと女神ディアナと関連付けられていました。そこからエネルギーを与え、守ってくれる力があると言われていました。庭にあると、雷が落ちないとか、やる気を起こさせてくれるハーブとも言われていました。カルペパーは、マルベリーの葉を潰して酢を混ぜると、火傷にいいとしていました。熟した実は体を開き、熟していない乾燥した実は逆に体を固め、出血や下痢を止めるとしました。

マルベリーの効果効能

食前にハーブティーを飲むと、糖の吸収を抑えてくれることが特徴的なハーブです。マルベリーの葉に含まれるDNJという成分が、α-グルコシダーゼの働きを阻害し、食後の血糖の上昇を抑えるためです。そのため糖尿病の予防をはじめとした、生活習慣病の予防に利用されています。さらに、その吸収を抑制された糖質は、大腸で腸内細菌によって分解され、乳酸や酢酸といった有機酸を生成します。それがビフィズス菌などの善玉菌の働きを高め、腸内環境を良くしてくれます。便秘にも効果的です。肌へは美白作用があると言われています。

作用

  • 血糖調整作用
  • 血圧降下作用
  • 強壮作用
  • 抗菌作用
  • 発汗促進作用
  • 去痰作用
  • 鎮咳作用
  • 利尿作用
  • 消炎作用

適応

  • 生活習慣病予防
  • 便秘

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有効成分

DNJ(デオキシノジリマイシン)、γアミノ酪酸(GABA)、クロロフィル、フィトステロール(シトトステロール)、ミネラル(鉄、カルシウム、亜鉛)など

 

注意事項・禁忌

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。マルベリーの根皮は、血糖値の調整を変化させる可能性があるので、糖尿病を持つ人は注意が必要です。

 

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

 

マルベリーの使い方

ティーの飲み方

大さじ1をお湯に入れ、7分蒸らす。

ハーブティー入れ方

 

症状別ハーブの使い方

糖尿病予防のためのハーブブレンド

マルベリー、アーティチョーク

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おすすめの使い方

ハーブティー、スキンケア、ホームケア、バス

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和ハーブとしての使い方

和名:桑|クワ

西洋のメディカルハーブとは種小名が異なり近縁種となります。日本で絹糸の製糸業が盛んだった頃、蚕の餌になる桑が沢山栽培されていました。桑の葉での養蚕は、奈良時代以前に中国から伝来しました。蚕から生産される絹糸の産業は日本人に富をもたらすので、その蚕の餌になる桑は、特別な木として仰がれてきました。乾燥した葉を煎じた桑茶は、炎症を抑えたり、咳を抑えるために飲まれます。また、桑の葉、生姜、葛で作ったスープは身体を温めてくれるので、かぜのときに飲まれます。その他、熟した実を乾燥させたものも服用されます。

学名 Morus bombycis
使用部位 根の皮、葉、実
成分 プレニルフラボン誘導体(モルシン、クワノンA-H)、トリテルペノイド、ルチンなど
作用 根:鎮痛作用、消炎作用、利尿作用、鎮咳作用

葉:血圧降下作用、利尿作用、美肌作用、解熱作用、消炎作用、鎮咳作用、血糖上昇抑制作用、強肝作用

適応 むくみ、咳、高血圧、めまい

 

中医学・漢方からみた使い方

生薬名:桑白皮|ソウハクヒ

桑白皮は、西洋のメディカルハーブ(マルベリー)と同じ学名です。根の皮の、黄褐色のコルク層を除き、乾燥したものが一般的です。肺の炎症を静め、喘咳を治します。また、水滞や水腫を取り除きます。

学名 Morus alba
使用部位 根皮
成分 プレニルフラボン誘導体(モルシン、クワノンA-H)、トリテルペノイドなど
薬理 血糖降下作用、血圧降下作用、摘出心臓運動抑制作用、鎮痛作用、瀉下作用など
性味 甘、寒
帰経 肺、脾

 

 

 

次はこれを要チェック

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