松の実油(パインシードオイル)の効果効能|珍しいピノレン酸がアレルギーにいい

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松の実油の効果効能

目次

  1. 松の実油のデータ
  2. 松の実油の代表成分
  3. 松の実油の特徴
  4. 松の実油の効果効能

 






 

松の実油のデータ

名前 松の実油、パインシードオイル、Pine Seed Oil
学名
  • Pinus pinea
  • Pinus sibiricaなど
科名 マツ科
使用部位 種子
抽出方法 低温圧搾法
香り マイルド
薄い黄色
注意点 松の種類が色々あるので性質が異なる場合がある
ヨウ素価 152.9 ※
鹸化価(NaOH) 137.3 ※
鹸化価(KOH) 192.2 ※

※ヨウ素価と鹸化価の値は、下記の成分量をベースに計算した数値です。これらは同じ植物のオイルでも、原料の種類、地域、抽出方法、商品やロットなど様々な条件によって変化する数値なのでお気を付けください。ヨウ素価と鹸化価の一覧と解説は下記をご覧ください。

Saponification Iodinevalue

 

松の実油の代表成分

主な脂肪酸

飽和脂肪酸 8.8 %
ステアリン酸 2.5 %
パルミチン酸 6.3 %
一価不飽和脂肪酸 23.8 %
オレイン酸 23.8 %
多価不飽和脂肪酸 66.1 %
リノール酸 49 %
ピノレン酸 17.1 %

※1を参照

脂肪酸について、脂肪酸の摂取方法などは下記をご覧ください。

fattyacid3 fattyacid4 omega trans_fattyacid

 

松の実油の特徴

松の実の種類が多い

松は種類が沢山あります。そのため同じ松の実油でも、若干性質が異なる場合があるので注意が必要です。ビタミンE、B、リン、鉄が豊富なことは共通しています。

ピノレン酸という珍しい脂肪酸

松の実油には、ピノレン酸というとても珍しい脂肪酸が含まれていることが特徴的です。ピノレン酸はγ-リノレン酸の異性体です。松のなかでも、Pinus sibirica(シベリアマツ)という種類の種子に一番含まれています。

 

松の実油の効果効能

慢性咳の緩和、神経疲労回復、呼吸器疾患の緩和、喘息の緩和、鎮痛作用、解熱作用、抗炎症作用など

アレルギーやアトピーを抑える

ピノレン酸の働きにより、アレルギーやアトピーで痒い部分に松の実油を使用すると、痒みが和らぐと言われています(※2)。

食べ過ぎ予防やコレステロールの低下に

ピノレン酸は他にも、食欲減退効果があり、食べ過ぎを予防したり、悪玉コレステロールを減少される働きがあることが研究により分かっています。

呼吸器系の疾患に

松の実油は古くは、結核や呼吸器系の疾患に処方されていました。喘息や慢性的な咳等にもいいと言われています。その場合は毎日小さじ1,2杯を服用します。

 

 

次はこれを要チェック

vegetableoils classification sanka oilsafety

 

 

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※1: V. I. Deineka et al. Triglyceride Composition of Pinus sibirica Oil.Chemistry of Natural Compounds. 2003.
※2: http://www.matsu-kichi.jp/seika/pinoren.html
参考文献を見る
©Depositphotos.com/ belchonock

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