スロータスとは?|アーユルヴェーダの体の構造

アーユルヴェーダの中で重要なスロータスという概念について説明していきます。スロータス(Srothas)とは、サンスクリット語で体の経路(Body Channels)という意味です。この経路は体中にめぐらされています。もしくは、私たちの体はこの無数の経路から構成されているとも言えます。

目次

  1. スロータスの役割
  2. スロータスの種類



スロータスの役割

スロータスは経路(管)ですので、下記のような色々なものを体中、もしくは体の外に運んでくれます。 そしてスロータスの中の閉塞や欠損、過剰は様々な病気の原因となります。

  • 固形物
  • 液体
  • ガス
  • 神経インパルス
  • 栄養素
  • 排泄物
  • 分泌物

スロータスの種類

スロータスは、腸等の大きいものから、毛細血管、神経といった細かいものまでたくさんの種類があります。その中でも、大きく内側と外側の経路2つに分けられます。さらに内側の経路には13の主な経路があります。これらの経路は、習慣的に感情や生理的衝動を抑制している場合にも、流れが滞ってしまう場合があります。 外側の経路は9種類あります。更に、女性特有の経路が2種類あります。ここでは合計25種類のスロータスを紹介します。

内側のスロータス13種類|Internal Channels|Abhyantara srothas

Prana vaha srothas / プラーナ経路 呼吸を体中に運ぶ
Anna vaha srothas / 食物経路 固形物や液状の食べ物を運ぶ
Udaka vaha srothas / 水分経路 水分を運ぶ

次の7つは7つのダートゥ(組織)に対応しているスロータスです。

Rasa vaha srothas / 体液 血漿やリンパを運ぶ
Rakta vaha srothas / 血液 ヘモグロビンなどの血液を運ぶ
Maamsa vaha srothas / 筋肉 筋肉に栄養を与え、排泄物を運ぶ
Meda vaha srothas / 脂肪 脂肪を供給する
Asthi vaha srothas / 骨 骨に栄養を与え、排泄物を運ぶ
Majja vaha srothas / 骨髄 骨髄や脳を含む神経に栄養を供給する
Shukra vaha srothas / 精液 精子や卵子を運び、それらに栄養を与える

次の3つは3つのマラ(排泄物)に対応しているスロータスです。排泄物を外に出す経路です。

Purisha vaha srothas / 便 便を運ぶ
Moothra vaha srothas / 尿 尿を運ぶ
Sweda vaha srothas / 汗 汗を運ぶ

アーユルヴェーダの体の構造

外側のスロータス9種類 |External Channels|Bahya srothas

外側のスロータスは、自然と体の表面に開いている経路です。

耳の経路 x 2
目の経路 x 2
鼻の穴の経路 x 2
口の経路
肛門の経路
尿道の経路

3つの女性特有のスロータス

Artava vaha srothas / 膣 月経を運ぶ
Stanya vaha srothas x2 / 乳房 母乳を運ぶ

次はこれを要チェック

アーユルヴェーダの基本や、日常生活への応用のまとめは下記へ

アーユルヴェーダの基本 アーユルヴェーダの応用

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