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アーティチョークの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

アーティチョークの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. アーティチョークの使い方



キーワード&データ

キーワード:肝機能の向上、消化促進に

名前 アーティチョーク、Artichoke
和名 チョウセンアザミ(朝鮮薊)
学名・読み方
  • Cynara cardunculus [キナラ・カルドゥンクルス] (野生種)
  • Cynara scolymus [キナラ・スコリムス]
科名 キク科
使用部位

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特徴

キク科の多年草で、地中海沿岸が原産です。様々な品種があります。現在は料理の食材として有名ですが、古代ギリシャやローマ時代から、薬用として使用されていました。肝臓にいいことから、お酒を飲む人にはオススメです。ベトナムでは二日酔いを防ぐ薬草茶として飲まれています。

アーティチョークの効果効能

葉に含まれるシナリンという成分が、肝機能に働きかけます。肝機能を高め、肝臓の解毒をし、血中コレステロールを下げる働きがあります。消化器系の働きを向上させるので、食欲不振を改善させます。同時に脂肪の分解を促進するので、脂肪分の多い肉料理を食べた後などにも有効です。胃もたれを防ぎます。その他、便秘や貧血、糖尿病の防止にもいいと言われています。ハーブティーを使ったうがいは口臭予防にもなります。

作用

  • 胆汁分泌促進作用
  • 抗酸化作用
  • 脂質低下作用
  • 消化促進作用
  • 利尿作用
  • 強肝作用
  • 利胆作用
  • 解毒作用

適応

  • 消化不良
  • 食欲不振
  • 口臭
  • 貧血
  • 便秘
  • 高コレステロール血症
  • 動脈硬化症
  • 二日酔い

作用の意味一覧

有効成分

シナリン、カフェ酸、フラボノイド配糖体、苦味質(シナロピクリン)など

注意事項・禁忌

アーティチョークはいくつか注意点・禁忌があります。

妊娠中・授乳中は、専門医のアドバイスのもと使用すべき
胆道閉鎖・胆石患者は医師の診断後に使用
キク科アレルギー・アーティチョークアレルギーの人は禁忌

『ESCOP Monographs』

アーティチョークの使い方

ティーの飲み方

小さじ1を5分煮出し、5分蒸らす。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

飲みすぎた後のハーブブレンド

アーティチョーク・ペパーミントルイボス

食欲不振のハーブブレンド

アーティチョーク・ダンデライオンレモンバーベナ

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、ホームケア、料理、染色、観賞

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