太陽が蟹座に入る意味とは？インド占星術で解説

Timeless Editionは、自然のリズムと調和して本当の自分を輝かせるライフスタイルを提案しています。この記事では射手座満月のタイミングの意味をお伝えします。この記事はインド占星術（サイデリアル方式）での解説になります。一般的な西洋占星術（トロピカル式）とは異なりますのでご注意ください。

また、この内容はYoutubeやPodcastでも楽しんでいただけます。

太陽は何を象徴する？

まず太陽の意味からお伝えします。太陽については「太陽 in 牡羊座」の回に詳しく説明しているので、そちらもぜひ参考にしてみてください。太陽は簡単にいうと自分自身の象徴です。自分自身を別の角度から見た、肉体、魂、エゴ、スピリットなどが全て太陽の意味に含まれます。また別の視点で太陽について説明すると、太陽は自ら光を放つ恒星です。その太陽がいる場所はいつも自分自身の光が照らされている場所とも捉えることができます。つまり、太陽がいる星座をみると、そのタイミングにどんなテーマに光が当たっているのか、どんなテーマを通じて自分を光り輝かせるのか？がわかります。

蟹座のエネルギーとは？

次に蟹座の意味をお伝えします。蟹座は内側の世界と関わりが強いです。自分が安心できる場所、コンフォートゾーンにも関連します。そこから、母親や家族、母性、安心感、感情、絆、家といった意味があります。感覚や感情を大切にする星座です。内なる感受性を育むエネルギーとも言えます。

太陽が蟹座に入るとき、どんな影響があるのか？

太陽が蟹座に入るタイミングは、太陽の象徴である自分自身が、内面に光をあて、そこから自分について知っていくことを求めている状態です。自分の内面に光が当たるので、自分のいろいろな感情が浮き彫りになってくる可能性があります。どんなことが嬉しいと感じ、どんなことが悲しいのか、どんな感情をこれから体験していきたいのかなど、自分の感情感覚について俯瞰してみてみるいいタイミングです。また、家族や親しい人などの自分が安心できる人たちと関わり、心の安定を求めるようになるかもしれません。自分が一番リラックスできる部屋や家を整えることにも意識が向くかもしれません。物理的にも精神的にも、自分の心の安全基地に意識が向くタイミングです。

西洋とインドの両占星術から見る太陽 in 蟹座のエネルギー

数日間重なるタイミングもありますが、インド占星術で蟹座の太陽の場合、ほとんどの場合西洋占星術では獅子座の太陽になります。西洋占星術とインド占星術の視点の違いについては先日アップしているので詳しくは参考にしてみてください。西洋占星術ではより早く感覚や前兆をキャッチします。そのため自分自身を外へと表現していく次の獅子座のエネルギーもすでに感じ取っている人も多いでしょう。インド占星術では実際に起きている地球や宇宙のエネルギーをキャッチすることが得意なので、実際には　内向的な行動、コンフォートゾーン内での行動がまだ多くなっているかと思います。感情にじっくり向き合い、自分の安心安全をしっかりここで再確立することが、次の獅子座で本格的に自分を輝かせる外側の行動を自信を持ってすることができます。

この期間に意識するとよいこと

このタイミングに意識するポイントをお伝えします。太陽が蟹座にある時は、自分の「感情」を知ることがとても大切です。人によってどんな風な感情の傾向が現れるかはそれぞれです。それは個人のホロスコープの太陽、月、アセンダントを中心によく読み解いていかなければなりません。人によってはとても感受性が豊かな人、何があっても全く感情的に動じない人もいますよね。どんな感情の傾向があるにせよ、そこを見ていくのが蟹座の太陽の時期です。どんな感情であっても良い悪いはありません。ただ自分の傾向を客観的に観察してみて、素直に認めてあげることが大切です。そして、もし手放したいと思う癖があったら、なぜあるタイミングにある感情になりやすいのか？を自問し、必要ないことをわからせてあげるのもいいのかなと思います。必要であれば信頼できる人に相談して力になってもらうこともいいですね。無理に外側の世界に出て刺激をもらうのではなく、内側の充電を大切にしていくといいでしょう。

よくある質問（FAQ）

Q1. この時期は感情が不安定になりやすいですか？

A1. 蟹座は感受性が豊かなので、比較的感情が上下しやすい時期にはなります。個人のホロスコープの月、太陽、アセンダントの状態によって、全く動じないタイプの人ももちろんいます。不安定になりやすいと感じる場合は、この時期は安心できる場所で安心できる人とゆっくりと過ごすことがおすすめです。

Q2. 蟹座に太陽がある時期に避けた方がいいことは？

A2. 感情が揺れ動きやすい、影響されやすい場合があるので、一人でネガティブなことを考えすぎないことは大切です。自分の気分が落ち込むような情報は見ないようにするのもいいでしょう。情に流されやすくなるかもしれないので、境界線をしっかり保つことも意識するといいですね。

Q3. 太陽が蟹座にある時期にやると良いことは？

A3. 家族との時間を過ごす、模様替え、掃除、引っ越し、何もせずに過ごす、リラクゼーションやマッサージなどはおすすめです。自分の内面を満たすこと、安心できる場所を整えること、安心できる人との関係を大切にすることが向いています。

ゼラニウム	情緒のバランスを整え、女性性や家庭的な温もりをサポートします
ローマンカモミール	安心感とやすらぎをもたらし、心をほぐす力があります
フランキンセンス	深い呼吸とともに心を落ち着け、内なる声に気づかせてくれます