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【太陽 in 牡羊座】自分を見る色々な視点、エゴの使い方|インド占星術

「自分と調和するライフスタイル」を実践していくための記事シリーズです。この記事はインド占星術(サイデリアル方式)での解説になります。一般的な西洋占星術とは異なりますのでご注意ください。

この内容はYoutubeやPodcastでも楽しんでいただけます。

太陽とは?

まず、太陽の意味についてお話ししていきます。前回の魚座太陽の動画でもお話ししていますので、また違う角度から説明していきます。太陽はこの太陽系の中心で、自ら光を放つ恒星です。私たちも太陽と同じで、光を放ち、自分自身の世界の中心です。そのため太陽は私たちの存在自体、つまり「自分自身」を象徴しています。私たちの存在はどの視点で見るかによっても変わります。私がある視点では娘であり、ある視点では母親であるように、どれが良い悪いではなく、視点の違いから解釈の仕方が違くなります。

一番地球的な視点で見た時、太陽は「肉体」となります。本当の意味では肉体は自分ではないのですが、私たちは自分を肉体として捉える視点も持っています。また別の地球的な目線で見た時、自分自身は魂とも捉えることができます。その時太陽は「」の象徴になります。魂の意味は人によって異なると思いますが、私はとても地球的なものと解釈しています。私たちは純粋な自分自身の時、スピリットとして存在しています。これも私の解釈なのですが、スピリットは「個」ではあるのですが、天使や神様のような、本当に純粋に自分の個のエネルギーの状態です。そのスピリットとしての私たちが、地球に生まれるときにまとう特殊なマグネットが魂というように私は思っています。この人生で体験したいことをある程度効率よく体験できるように、こういう性格を持って、こんなところに生まれて、、、と自分でそのマグネットに設定をして生まれてきます。その設定も私たちは生きていく上で変化させることができます。占星術は一般的にはその魂の部分を読み解いている感覚があります。(なのでいつも簡単に太陽を説明する時は魂と一言で伝えることが多いです。)魂をより肉体に寄せた概念が、私たちのDNAだと思っています。DNAも同じように、その人の性質やどんな病気にかかりやすいなどがわかりますよね。こんな感じで、魂から自分を読み解くツールはインド占星術、肉体から自分を読み解くツールはDNAのように捉えています。DNAだけでなく、手相や人相学なども肉体から自分を読み解くツールの一つかなと思います。

今話したように、魂や肉体を超えて、スピリットとして存在している自分もいます。その観点からは太陽は「スピリット」の象徴です。スピリットとしての存在の中にもいろいろな段階があると思うのですが、ここでは魂を超えた存在とひとくくりにしています。さらに、一番自分自身を俯瞰してみるとき、ヴェーダで言うとアートマーと呼ばれたり、一つの意識とも表現されます。そこには「個」の感覚はもうなく、全てがつながった状態です。その視点から見たとき、太陽はアートマー一つの意識の象徴となります。

全ては私たち自身の中にあり、ある人にはあるけどある人には無いものではありません。娘なのか母なのか?というレベルで、どこに視点を合わせるかだけだと私は感じています。わざわざ個を体験するために、全てを忘れて地球に生まれてきているので、思い出したい人は思い出せばいいし、そうでなくでもいいのかなと思っています。

牡羊座とは?

次に牡羊座の説明をしていきます。牡羊座は12星座の一番初めの星座です。ここでは自分の在り方が重要なポイントです。どんなことをやりたいのか、何が好きか、自分はどんな存在なのかを明確にしていきます。そしてそれを実現していくためのスタート地点です。ゼロから物事を始めるエネルギーがあります。

太陽 in 牡羊座

次に太陽が牡羊座にある時、どんなエネルギーが降り注いでいるかをお伝えします。自分自身である太陽が、自分の存在を明確にする牡羊座にいます。太陽はいる場所に光を当てるので、牡羊座という場所に光を当てています。そして牡羊座のテーマに関して行動することで、自分自身を研ぎ澄ませていきます。つまり、ありのままの自分自身でいることがとても大切なタイミングです。ありのままの自分とはなんなのか?と明確に自分で理解したりすることもいいですね。それはまた変わるかもしれないのですが、今の時点で自分を的確に、クリアに理解することは大切です。どんなことをしている時が一番自分らしくいられるのか、この人生でどんなことをやっていきたいのか、自分の使命などを理解するのもいいですね。また太陽は肉体も示すので、肉体的な自分らしさを見ていくこともいいかもしれません。そしてクリアになった自分らしさを使ってこの人生を楽しむための一歩を踏み出すこともこのタイミングに重要になります。

意識するポイント

次にこの時期を心地よく過ごすために意識するポイントをお伝えしていきます。牡羊座は火星と関連が強く、火星と太陽は仲がいい惑星なので、比較的スムーズな流れになりやすいかと思います。アンバランスを感じやすいところは、エゴが出すぎてしまうところです。太陽は「エゴ」とも関連しています。エゴは私は悪いものとはあまり思っていないのですが、使い方が大切なのかなと思っています。エゴは自我とも言われますが、自我の意味を調べると「自分」とか、「自分自身を認識する主体」、「行動や意識の主体」などと出てきます。本当にその通りで、ただ自分を自分として認識するだけのものだと私は思っています。なのですが、そのエゴが他人にも自分を認識させようとしている時、バランスが崩れます。私はこうなんだ!それは私がやるんだ!私だけのものだ!と主張している状態ですね。人によっては逆に、「私なんかが何もできるわけない」とエゴが自分を過小評価し出していることもあります。他人にアピールする必要もないし、自分をジャッジする必要もないですよね。ただ自分が自分であればいいだけなわけです。エゴが本来のエゴとして機能しているか意識するといいのかなと思います。

太陽 in 牡羊座のタイミング

2025年 4/14 at 06:51 〜 5/ 15 at 03:41
2026年 4/14 at 13:02  〜 5/15 at 09:52
2027年 4/14 at 18:58 〜 5/15 at 15:49
2028年 4/14 at 01:14 〜 5/14 at 22:06
2029年 4/14 at 07:24 〜 5/15 at 04:15

インド占星術の太陽星座のカレンダー

自分の誕生日が当てはまる星座が、インド占星術のあなたの太陽星座です。一般的に知られている西洋占星術の星座と同じか、一個前にずれると思います。ぜひ両方からの視点を楽しんでみてくださいね。もし星座の始まりか終わりのギリギリの日にちが誕生部の場合は、年によって星座がずれる可能性があるので、詳しくインド占星術のホロスコープ診断ツールでチェックしてみてくださいね。

牡羊座 4/14 – 5/14
牡牛座 5/15 – 6/14
双子座 6/15 – 7/16
蟹座 7/17 – 8/16
獅子座 8/17 – 9/16
乙女座 9/17 -10/16
天秤座 10/17 – 11/15
蠍座 11/16 – 12/15
射手座 12/ 16 – 1/13
山羊座 1/14 – 2/11 
水瓶座 2/12 – 3/13
魚座 3/14 – 4/13