クレイセラピー

お家で簡単にごり湯!ミネラルたっぷりクレイバスの方法と美容効果

クレイバス

クレイの優れた浄化作用は、肌の汚れをきれいに取り除き、きめの細かい肌にしてくれます。また、くすみをとってくれ、美白にもとても効果的、美容には欠かせないアイテムの一つです。また疲れなどの体の不調にも有効です。ここではクレイバスの方法や効能、レシピを紹介していきます。

目次

  1. 簡単すぎるクレイバスの方法
  2. クレイバスの効能
  3. クレイバスの注意点
  4. プラスαで効果を倍増!クレイバスの応用編
  5. 材料を変えるだけ!効果別レシピ



簡単すぎるクレイバスの方法

クレイバスは、自宅で簡単に温泉をつくるような感覚で楽しめます。手間が全くないのも魅力です。一手間プラスして相乗効果を得たい場合は後述の応用編のレシピをご覧ください。またクレイの種類や基本的な性質については下記をご覧ください。

クレイの種類と効果

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  • クレイ ひとつかみ

クレイの種類によっても効能が変わります。さっぱりしたい時はグリーンクレイ、乾燥が気になる人はレッドクレイやホワイトクレイ、敏感肌が気になる時はピンククレイやホワイトクレイがいいです。

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  • クレイをバスタブに入れるだけ!

なんとこれだけ!量に決まりはないので、好みに変えていってください。傷みがあったりなど、特定の不調を治したい場合は少し多めに、毎日のお風呂に利用したい場合はひとつかみほどでいいと思います。こんなに簡単ですが、沢山の効能があります。

クレイバスの効能

クレイバスはとても簡単に取り入れられるにも関わらす、沢山の効能があります!

汚れや老廃物を除去

クレイには汚れや老廃物を吸着してくれる働きがあります。そのためクレイバスに入れば、わざわざ体を石けんで洗わなくていいほどにしっかり体を洗浄してくれます。好みによりますが、頭まで浸かればシャンプーも必要ないほどに頭皮や髪の汚れまで落としてくれます。

皮脂の調整

クレイは余分な皮脂を吸着し、バランスを取ってくれる作用があります。クレイバスに入った後は、肌がさっぱりしているものの、きちんと潤っているような感じがあります。

アトピーや肌荒れ改善

汚れや雑菌を落とし、適度な皮脂を保ち、肌を清潔に保ってくれるクレイは、アトピーなどの皮膚トラブルが改善するケースが多くあります。クレイバスに入ることで、刺激の強い石鹸やタオルを使って体を洗う回数が減ることも、アトピー改善につながるようです。

血液循環の促進

クレイは血液循環を良くしてくれる働きがあります。そのためクレイバスは冷え性の改善や、風邪のひきはじめの症状にもいいと言われています。

痛みの緩和

血液循環に働きかけるクレイは、さらに湯船に入れる量を増やすことで、筋肉痛等の痛みも緩和してくれます。肩こりや生理痛にも効果的と言われています。

除菌・殺菌

クレイは殺菌作用や除菌作用があります。肌荒れやニキビの原因となる殺菌も綺麗に取り除いてくれます。

美白・美肌

前述したように、クレイは汚れを吸着し、殺菌もしてくれます。さらにクレイは血液の循環や、細胞の再生にも作用します。また、クレイにはもとからミネラルが豊富に含まれます。そういったことからクレイは美肌や美白に最適です。肌がきちんと生まれ変わることを助けるので、シミやくすみが無くなったり、老化の速度をゆっくりにしてくれます。

体臭の除去

汚れと雑菌を落としてくれるため、クレイバスは体臭にもとても効果的です。

バスタブもキレイに

クレイは粒子が細かいので、大量に湯船に入れない限りそのまま排水溝に流しても全く問題ありません。汚れを吸着するので、バスタブや排水溝もキレイにしながら流れていくので一石二鳥です。

クレイバスの注意点

クレイは精油やハーブのように沢山の使用上の注意がなく、とても使いやすいです。ただクレイバスの場合は下記のことだけ気を付けたください。

金属がある場合は避ける

クレイは金属を錆びさせる性質があります。使うとすぐに錆びるわけではありませんが、バスタブに金属が使われている場合は注意してください。

追い炊き機能は避ける

金属を錆びさせる性質という理由から、追い炊き機能を使う場合も気を付けてください。見えない部分で金属の部品が使われているかもしれないので注意しましょう。また、追い炊きをして何度も同じクレイを使っている湯船に入っても、クレイ自体の効果が一番初めよりは衰えてしまっていますので注意してください。



プラスαで効果を倍増!クレイバスの応用編

クレイだけでも十分効果的ですが、一手間かけて他の材料をプラスすることで、さらにその材料の効果もプラスされます。一手間といってもとっても簡単にできるものばかりです。

ソルト(岩塩)をプラス

普通のクレイバスに加えて、岩塩を大さじ1杯ほどプラスするだけです。好みによってさらに量を増やしても大丈夫です。クレイも塩も、好みに合わせて量は変えられます。塩に含まれるミネラルがさらにプラスされ、発汗作用もプラスされます。

ハーブをプラス

ハーブをクレイと一緒に入れると、ハーブの有効成分の効能もプラスされます。ハーブの入れ方は、ドライハーブを小さい布の袋や、ティーバッグに使われる不織布のようなものに入れてクレイバスに混ぜるといいです。そうすると最後お湯を流すときも、ハーブが排水溝に詰まる心配がありません。若しくは、ハーブの浸剤や煎剤を作り、それをクレイバスと一緒に入れることもできます。浸剤や煎剤の作り方やハーバルバスの方法は下記をご覧ください。

浸剤・煎剤の作り方 沐浴の方法

精油をプラス

クレイバスは精油と一緒に利用することもできます。ハーブ同様、精油にも沢山の効能があるので、選ぶ精油によってその効能がさらにプラスされます。クレイは香りを吸収してしまう特徴があるので、精油の香りをメインに楽しみたい時は、クレイバス以外の方法が向いています。

精油の作用一覧

材料を変えるだけ!効能別のレシピ

敏感肌向け

敏感肌の人や子供のために、刺激の少ないピンククレイと岩塩をシンプルに使用します。量はお好みで変えることが出来ます。

  • ピンククレイ ひとつかみ
  • 岩塩 約大さじ1

肌にうるおいを与える

レッドクレイは油分が他のクレイより含まれるので、肌がしっとりします。また、ローズは美容に万能のハーブです。美白や肌荒れの改善も期待できます。

  • レッドクレイ ひとつかみ
  • ローズのドライハーブ 約大さじ3

疲れや痛みをとる

疲れをじっくり取りたい時におすすめのレシピです。筋肉痛や肩こりなどの痛みがひどいときは、クレイの量を2倍、3倍・・と増やした方が効果的です。ジンジャーは、血行を促進し、痛みを緩和させる働きがあるので、更に効果をアップさせてくれます。

  • グリーンクレイ ひとつかみ
  • ジンジャーの浸剤 約500ml

体臭を防ぐ

クレイと精油を使った、体臭を防ぐことを目的としたクレイバスのレシピです。

  • グリーンクレイ ひとつかみ
  • レモングラス精油 3滴
  • 水 クレイと同量位
  • 容器

クレイと同量の水とクレイを容器に入れ、クレイに水分を1,2分含ませます。その後精油を入れ混ぜます。精油は脂溶性なので、そのままお湯に入れると濃度が濃いまま水面に浮かんでしまいます。あらかじめクレイに混ぜておいてから湯船に入れることで、より全体に拡散しやすくなります。精油は人により肌に刺激がある可能性があるのでお気を付けください。




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