Gardening,  多肉植物の育て方

アエオニウムの育て方|多肉植物の水やりや栽培のコツ

アエオニウムの特徴・育て方・栽培方法

アエオニウムは、多くの種類が木立性で上へ伸びていきます。葉が花のように放射状に広がりながらつき、見た目が可愛らしいです。花や紅葉が楽しめる種類もあります。

目次

  1. アエオニウムの特徴
  2. 適した場所
  3. 毎日のケアとポイント
  4. 一年のスケジュール
  5. 病害虫について
  6. アエオニウム属の種類



アエオニウムの特徴

名前 アエオニウム
学名 Aeonium
科名属名 ベンケイソウ科アエオニウム属
春秋型冬型
育ち方 葉が放射状につき、上に伸びていく
原産地 カナリア諸島、東アフリカ、マディア諸島など
殖やし方 株分け、挿し木

※種類によって特徴が異なる場合もあります。

多肉植物の育て方一覧

適した場所

極端な暑さと寒さ、雨が苦手です。日当たり、風通しがいい場所、雨の当たらない場所で育てます。真夏は直射日光を避けた半日陰で育てます。冬は日当たりのいい室内に移します。

日当たり 日当たり・風通しの良い場所。真夏の直射日光を避ける。冬は日当たりの良い室内で管理。
越冬温度 0~5℃
肥料 春と秋に1回づつ、緩効性肥料又は液体肥料を与える。

肥料の種類と基本 多肉植物の土の種類

毎日のケアとポイント

水やり

過湿に弱いため、春と秋は土が乾いたら水を与えるようにします。冬と夏は1か月に1回程に減らします。

株分け、挿し木で殖やす

殖やす時期は春か秋がいいです。群生して育つタイプは、株分けで簡単に殖やせます。

開花後は株が弱る

種類により異なりますが、秋から春に花を咲かせることがあります。花が咲いた後は株が枯れてしまう場合があります。花茎をカットすると子株が殖えます。

形を整える

上に伸びていくタイプなので、茎が成長するとまとまりが無くなってしまいます。伸びすぎてきたら茎を切り戻して形を整えるようにします。カットした茎は挿し穂として乾燥させ、土に挿せばまた成長します。

多肉植物の手入れ方法 多肉植物の殖やし方

1年のスケジュール

schedule_Aeonium

置き場所:風通しの良い日なたで管理します。

水やり:土の表面が乾いたら水を与えます。

肥料:緩効性肥料又は液体肥料を1回程与えます。

置き場所:風通しの良い半日陰で管理します。

水やり:乾かし気味に水やりをします。1か月に1回程が目安です。

置き場所:風通しの良い日なたで管理します。

水やり:土の表面が乾いたら水を与えます。

肥料:緩効性肥料又は液体肥料を1回程与えます。

置き場所:日当たりのよい室内で管理します。

水やり:乾かし気味に水やりをします。1か月に1回程が目安です。

病害虫について

カイガラムシがつく場合があります。

天然の害虫対策

アエオニウム属の種類

多肉植物は、同じ属の中でも様々な種類があり、多くが「流通名」で表されます。下記はアエオニウム属に属する植物の一例です。同じ属の場合、育て方が似ているものが多いですが、種類によって異なる場合があります。購入する場合は、属名だけでなく、流通名までチェックすると、より合った育て方ができます。

流通名 学名
愛染錦(あいぜんにしき) Aeonium domesticum f. variegata 冬型
オーレア Aeonium aurea 春秋型
黒法師(くろほうし) Aeonium arboreum ‘Zwartkop’ 冬型
小人の祭り Aeonium sedifolium 冬型
五月雨傘 Aeonium sp. 冬型
サンバースト Aeonium urbicum ‘Variegatum’ 冬型
ドドランタリス Aeonium dodrantale 春秋型

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