ハオルチアの育て方|多肉植物の水やりや栽培のコツ
ハオルチアの特徴・育て方・栽培方法
ハオルチアは、とがった堅い葉を持つものと、柔らかい半透明の窓と呼ばれる葉を持つ種類があります。特徴的な葉がとても人気の種類です。
目次
ハオルチアの特徴
名前 | ハオルチア |
学名 | Haworthia |
科名属名 | ツルボラン科ハオルチア属 |
型 | 春秋型 |
育ち方 | とがった堅い葉、もしくは半透明の「窓」を持つ |
原産地 | 南アフリカ |
殖やし方 | 株分け、葉ざし、種まき |
※種類によって特徴が異なる場合もあります。
適した場所
直射日光や雨を避けて育てます。
日当たり | 夏は、直射日光と雨を避けた半日陰で育てる。それ以外は日当たりの良い室内で管理。 |
越冬温度 | 0~3℃ |
肥料 | 生育期の春と秋に緩効性肥料又は液体肥料を少量与える。 |
毎日のケアとポイント
水やり
乾かし気味に水やりをします。春と秋の生育期は土が半分ほど乾いたらたっぷり水を与え、夏と冬は乾燥気味に管理します。
株分け・葉ざし・種まきで殖やす
殖やす時期は生育期の春か秋がいいです。株分け・葉ざし・種まきで殖やせます。株分けの場合は、子株をつけた株を切り離します。細かい根は取り除き、太い根を残して植えつけます。植え付け後3,4日後に水やりをします。
1年のスケジュール
春
置き場所:日当たりのよい室内で管理します。5月ごろから雨を避け、風通しの良い半日陰に移します。
水やり:土の半分くらいが乾いたらたっぷり水を与えます。
肥料:あまり必要ありませんが、与える場合は液体肥料を少量与えます。
夏
置き場所:雨を避けた、風通しの良い半日陰に移します。
水やり:真夏は生育が止まるので、すこし水を控え乾かし気味に管理します。
秋
置き場所:日当たりのよい室内で管理します。
水やり:土の半分くらいが乾いたらたっぷり水を与えます。
肥料:あまり必要ありませんが、与える場合は液体肥料を少量与えます。
冬
置き場所:日当たりのよい室内で管理します。
水やり:冬は生育が止まるので、すこし水を控え乾かし気味に管理します。
病害虫について
高温多湿により、軟腐病になる場合があります。直射日光によって葉焼けします。
ハオルチア属の種類
多肉植物は、同じ属の中でも様々な種類があり、多くが「流通名」で表されます。下記はハオルチア属に属する植物の一例です。同じ属の場合、育て方が似ているものが多いですが、種類によって異なる場合があります。生購入する場合は、属名だけでなく、流通名までチェックすると、より合った育て方ができます。
流通名 | 学名 | 型 |
アマゾナイト | Haworthia ‘Amazonite’ | 春秋型 |
オブツーサ | Haworthia obtusa | 春秋型 |
ギガス | Haworthia gigas | 春秋型 |
キンビフォルミス | Haworthia cymbiformis | 春秋型 |
十二の巻 | Haworthia fasciata | 春秋型 |
冬の星座 | Haworthia papillosa | 春秋型 |
万象 | Haworthia maughanii | 春秋型 |
次はこれを要チェック