お香

簡単3ステップ!匂い袋(香袋)の作り方とブレンドのポイント|お香のレシピ

匂い袋の作り方

簡単に作れる匂い袋の作り方をお伝えします。匂い袋にも様々な種類がありますが、ここでは簡単であること、昔ながらの天然の原料を使って作ることをポイントとしています。

目次

  1. 匂い袋とは?使い方や保存方法
  2. 簡単3ステップ匂い袋の作り方
  3. 香りの原料選び&ブレンドのポイント



匂い袋とは?

匂い袋とは、日本で古くから伝わる、香料が入った袋のことです。常温でお香を楽しむ方法の一つです。クローゼットに入れて衣服の芳香や防虫として使用したり、鞄に忍ばせて、ほんのり香らせたり、色々な使い方があります。

匂い袋はいつから使われた?

お香自体は、インドが発祥と言われていて、仏教の伝来と共に日本にもたらされました。仏様を供養することが目的で、長い間使用されていました。奈良時代に入ると、唐から新たなお香の技術が伝わり、お香を「香り」を楽しむものとして使われるようになります。そこから匂い袋が作られるようになります。

本来の使われ方

  • 魔除け・・・古くから、特に香りが強いものは「魔除け」や「邪除け」として使用されました。
  • 衣被香・・・箪笥などに入れ、衣服の香りづけに使用されていました。
  • 防虫剤・・・天然のお香の原料は、竜脳をはじめ、防虫効果が高いものが多いです。そのため、防虫剤としても広く使われました。
  • 香袋・・・身につけて、香水のように自分の香りとして使用されていました。
  • 掛香・・・主に魔除け用に室内に掛けて使用されたものです。

保存方法と期間

直射日光や高温多湿を避け保存します。香りがなくなるまで楽しめます。天然のものは約1年ほどと言われています。常に香りが変化していって、消える直前が最高にいい香りと言われます。

簡単3ステップ匂い袋の作り方

ここでは白檀の香りの匂い袋の紹介です。もちろん、白檀を他の好みの香料にしても大丈夫です。日本でもはじめは一つの香りのみを袋に入れて使われていました。自分好みのオリジナルのブレンドを作りたい時は、下の原料選び&ブレンドのポイントを参照ください。

ingredients

※1個分

  • 白檀の粉末香料 2g程 ※匂い袋の大きさによる
  • 5cmx4cm前後の好みの柄の袋 ※粉末香料を直接入れるので、織目が細かいもの
  • 袋の口を結ぶ紐
  • 綿

※匂い袋用の袋は、着物の布の切れ端などを使って、縁をミシン掛けして作ることもできます!

directions

  1. 粉末原料を袋に入れる
  2. 中身が出ないように、また見栄えが良くなるように適当な量の綿を入れる
  3. 口を紐できつく結ぶ

お香の原料選び&ブレンドのポイント

代表的な原料の詳細に関しては、お香の天然原料一覧をご覧ください。その中でお気に入りの香りを1種類選んでもいいと思いますが、ブレンドをするとより深い香りになります。匂い袋の香りをオリジナルでブレンドして作る場合に、失敗しない原料選びと簡単なポイントを紹介します。

お香の天然原料一覧

お香のブレンドはひとりひとりの個性が出ます。同じ分量で作っても、作る人によって変わると言われます。ここで紹介するポイントは大まかなものですが、あまり細かい決まりにとらわれず、楽しんで作ってみてください。

※粉末原料をいくつかブレンドする場合は、写真のようなすり鉢に原料を入れ、すりこぎでよくかき混ぜてから、袋に入れてください。

mortar

1. 白檀をメインにする

白檀は、常温でとてもいい香りがします。匂い袋にとても向いてる香りです。 まずは白檀をメインにして作ることをおすすめします。白檀を50%以上の分量で使用してもいいと思います。

2. 龍脳を入れる

龍脳は、香りを拡散させてくれる作用と、防虫作用があります。防虫剤として使用する場合はもちろん、匂い袋には必ず入れる香料です。はじめはツンとする香りですが、次第にそれは和らぎ、甘さに変化します。全体量の10%以下の割合で混ぜるといいです。

3. 丁子を入れる

丁子も防虫が期待できる香りです。匂い袋には必ずといっていいほど匂い袋には入っています。はじめは酸味が強いですが、次第に甘い香りに変化します。全体量の10%以下の割合で混ぜるといいです。

4. その他

その他の原料は少しずつ、香りの好みによって入れていきます。深みを出したり、甘くしたり、きりっとさせたり・・どんな香りにするかによって使う香料が変わってきます。今回の、簡単に作る匂い袋というテーマからは離れてしまうので省略しますが、少量ずつブレンドすることをお勧めします。詳しくはお香の天然原料一覧を確認ください。

お香の天然原料一覧




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