
2025年下半期の星の流れと過ごし方|インド占星術で読む魂の転機
今回は、インド占星術視点の7月を中心とした2025年下半期の星読みをしていきます。
今の大きな星の流れの一つに、以前お話しした、322年ぶりの意識の変革のタイミングが来ていることが挙げられます。その動画の内容が今回とても大きく影響してるので、ぜひチェックしてみてください。この大きな波を生かすために、「意識の変革」という大きな軸で星読みをしていこうかと思います。この内容はYoutubeやポッドキャストでもみていただけます。
大きな流れ
大きな流れとしては、下半期は太陽が双子座から射手座に移動するタイミングです。火星、金星、水星も少し誤差はあるものの同じような場所を移動しています。下半期までに確立してきた「自分」というものがあり、下半期になってからは自分の内面に向き合い、深めていくタイミングです。それを外側に広げていくにはまだはやく、次に広げていくための準備というか、自分の中での学びが大切となります。
幻想の構造を壊して、魂が選んだ本来の自由な道に還る
特徴的な動きは、土星、海王星、冥王星3つの逆行が重なるのが10月半ばごろまで続きます。このメッセージはまさに「幻想の構造を壊して、魂が選んだ本来の自由な道に還る」です。この人生で本当に自分が体験したい道は何か?何を現実にしていきたいかを再確認していくことが大切です。そして、自分に必要のない恐れや不安を中心としたあらゆる「幻想」を取り除いていきます。さらに、そこからの気づきによって、自分自身を変革させていくエネルギーが強烈に降り注いでいます。ちょっと変わるとかではなく、別人に生まれ変わるくらいの変化です。
さらに11月半ばからは木星の逆行が始まります。感情や内面の学びを再検討、再定義 していきます。さらに土星と海王星の逆行も続いているので、スピリチュアリティと現実、そして叡智を融合させていくタイミングとなります。
そしてポイントとなるタイミングは、7月4日、7月11〜21日、9月8日の皆既月食、9月22日の部分日食、12月22日(冬至)12月30日となります。
7月以降についてはまた詳しくそのタイミングに説明できたらしようと思います。
7月について
今回は特に7月のことを詳しくお話しします。
7月4日に、金星と冥王星がピッタリと同じ位置にやってきます。そしてそれを土星と海王星が直視していて、この意識の変容に強くエネルギーが働いています。金星は愛や美を象徴しますね。この金星のエネルギーにおいての破壊と再生が起きやすいです。自分にとっての真実の美や愛だけが生き残り、そのほかのものが破壊されていきます。破壊は怖いものではなく、それが起きることで本当の自分の価値観を知ることができ、自分にとっての最高の美や愛を実際に経験できる世界がやってきます。
7月4日が一番エネルギーが高まりますが、7月終わりくらいまでは金星と冥王星が同じ場所にいるタイミングが続くので、7月中にずっと意識するといいかと思います。特に7月10日の満月は、このエネルギーが感情と一緒になって外へと爆発してくる可能性があります。その時の感覚や感情にじっくり向き合うことで成長につながっていきます。
さらに7月11〜21日は、以前の動画でもお話しした通り、土星と海王星が2025年で一番近くに接近します。ほとんど重なっている位置ですね。自分が本当に求めることを現実に体験していく切り替えの時です。大きな制限の時代を生きてきた私たちが、この夢のような世界をどれだけ許可できるか?どれだけ自分の制限を取り除けるか?という問いにもなるかと思います。詳しくは是非前回の動画をご覧ください。
意識するポイント
ここでさらに具体的に、私たちが内面に向き合うためのポイントをお伝えします。
「美しさ」の再定義
美しさを外見や装飾、流行などの上辺だけで捉えるのではなく、内面の誠実さや情熱の純度として捉えられているか?
「愛」の再定義
愛を依存や期待ではなく、魂が本当に繋がりたいものと向き合う勇気として捉えているか?
「豊かさ」の再定義
豊かさとはお金やモノではなく、心が揺るがず満ちている感覚として捉えているか?
他にも再定義の仕方はたくさんありますが、参考としてぜひ考えてみてください。
補足
そのほかの面でこのタイミングに意識するといいことをお伝えします。行動面では、自己表現を通じた行動を意識するといいでしょう。自分がすでに「知っている」感覚の自己表現を使っていきます。過去世からつながっている行動の流れです。太陽と水星は蟹座にいるので、自分の内側に向き合うことがサポートされていますので、じっくりと自分の感覚を感じてみてください。さらに知識や叡智のようなものは、外側の世界との関わりでやってきます。誰かと話したり、自ら発信していくことで、新たな学びが生まれるタイミングでもあります。
今日の気づきが、あなたらしい輝きにつながりますように。