Capricorn Full Moon
山羊座の満月のアファメーション
七月に入り、昼が少しずつ短くなりはじめた夜に、山羊座の満月がめぐってきます。冬に思い描いたことは、いまどんな現実になっていて、それは心が満ちたところから生まれたものなのか。そのままの姿で受けとる満月です。
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Contents
山羊座の満月とは
山羊座の満月とは、月が山羊座にあり、太陽がその正面の蟹座にある満月のことです。太陽は夏至の日に蟹座へ入り、7月22日頃まで進みます。そのあいだに月が太陽の正面まで来て満ちる一夜が、山羊座の満月です。6月の終わりに満ちる年もありますが、多くの年は7月の満月です。今年の日時はMoon Calendarでご確認ください。
満月は太陽の正面にいるので、太陽が一年でいちばん高いこの時期、満月は冬至の太陽と同じ低い道を通ります。山羊座の満月は、一年の満月のなかでいちばん低く、空にいる時間も短い満月のひとつです。東京では、夜7時すぎに南東から昇り、真夜中でも南の空の低いところにとどまって、朝4時ごろには沈みます。梅雨の終わりと重なるので、雲の向こうで満ちる年も少なくありません。半年前の山羊座の新月では、太陽と月がそろってこの低い道にいました。いまは太陽だけが空の高いところへ行き、月がひとりで冬の道にもどってきます。
半年前の冬、山羊座の新月で言葉にしたのは、これから世界のなかで形にしていきたい現実でした。夏のこの満月では、そのうち何が実際に動きだしているかを見ます。見たものを持って、次の冬の新月でまた言葉にする。山羊座の一年は、低い道の上で、この二つの夜を行き来しています。
山羊座の満月のテーマ
この満月が映し出すテーマは、満たされた自分から生まれる、社会でのあり方です。
山羊座は、心のなかで思い描いたことを、現実のなかで実際に形にしていく星座です。職場で計画を実行に移すことも、地域の集まりの準備を進めることも、仲間と始めた活動を続けることも、その芯は同じです。新月で言葉にした現実は、それから今日までに、職場や地域、仲間のなかで、あなたのしてきたことになってあらわれています。満月は、心の光が全面で世界に向き、世界という鏡に自分の姿を見る夜です。山羊座の満月でその鏡に映るのは、いまの自分の、社会でのあり方です。
山羊座の月を照らしているのは、向かいの蟹座の太陽です。蟹座は、世界が愛で満ちていることを思い出す星座で、受けとって満たされる側に立っています。蟹座の側から見ると、いま自分がしていることが、満たされた自分から出てきたものか、やらなければならないという気持ちから出てきたものか、その違いが分かります。外から見れば同じでも、この二つは、あとに残るものが違います。山羊座が思い出していくのは、満たされた自分がそのまま世界も満たすことです。この満月で見るのは、社会でのあり方の出どころです。
思い描いたとおりになったこともあれば、思いがけず任されたことも、まだ手をつけていないこともあります。どれも、いまのあなたの現実です。新月で書いたことと違っていても、その違いが、いまの答えです。
山羊座の満月のアファメーション
山羊座の満月のノートでは、いまの自分がしていることと、その出どころを見てから、アファメーションを研ぎ澄ませます。読み返し方の基本は月のアファメーションにあります。
1. 社会でのあり方を書き出す
いまのあなたのあり方は、満たされた自分から来ているか。向かいの蟹座の側からは、それが見えてきます。冬の山羊座の新月から今日までをふり返って、次の三つを書き出してください。
現実のなかで、実際に動かしてきたこと
職場で実行に移した計画、地域や仲間の集まりで整えた段取り、新しく始めて続いている活動。どれも、冬に思い描いたことから続いている、いまのあなたの姿です。
やっているあいだ、自分が満たされていた役目
時間を忘れて取り組んでいた仕事、人の役に立つのがうれしくて足を運びつづけた集まり、頼られて、安心して力を出せていた場。結果がどうだったかより、そのあいだ心が満ちていたかどうかが大切です。そこに、あなたらしいあり方があります。
やり遂げたのに、満たされなかったこと
期待に応えるためにやり遂げた仕事、断れずに引き受けた係、うまくいったのに心がついてこなかった成果。やり遂げたこと自体が悪いわけではありません。そこには、本当は自分も満たされながら取り組みたかった、という気持ちが隠れています。
冬の山羊座の新月でアファメーションを書いた方は、並んだものと見比べてください。書いた現実は、いまのあなたのどこに見つかるでしょうか。思っていたのと違う場所で実現していたことも、まだ手をつけていないこともあるはずです。理由は決めなくてかまいません。いま見えていることが、そのままアファメーションを研ぎ澄ませる材料になります。
新月に書いていなくても、並べたものがそのまま出発点です。ここで見えたいまの自分が、次の冬の山羊座の新月で、形にしたい現実を言葉にするときの手がかりになります。
2. ヒントになる質問
7つの質問は、向かいの蟹座の太陽の側から作ってあります。新月の記録がなくても答えられます。
- 新月のころ思い描いたことのなかで、いま実際に動いていることは何ですか?
- やっているあいだ、自分が満たされていた役目はどれですか?
- 心が満ちていた時間に共通しているのは、どんなことですか?
- やり遂げたのに、終わってみると満たされていなかったことはありますか? それは、誰、もしくは何のために引き受けましたか?
- 終わったあと、また手がけたいと思えることはありますか? それは、あなたの何を満たしていますか?
- あなたがしてきたことは、いままわりの人や社会のなかで、どんなふうに役立っていますか?
- 次の山羊座の新月まで、自分を満たしながら、どんなことに手をかけていきたいですか?
3. アファメーションを研ぎ澄ませる
答えを眺めて、新月で書いたアファメーションを、いまの言葉に研ぎ澄ませます。新月のころに書けたのは、形にしたい現実の輪郭まででした。いまは、それが実際にどう動きだし、そのなかで自分の心が満ちていたかどうかまで見えています。書いていない方は、満たされていた役目のほうから言葉にしてください。次の山羊座の新月まで持ちつづけられる言葉にして、「私は」で始めてください。
新月:「私は、自分らしい役目で、世界の役に立っています。」
→満月「私は、使命と呼べる仕事を通じて人を癒しています。」
新月:「私は、思い描いてきたことを、社会のなかで形にしています。」
→満月「私は、楽しくて仕方ないことを選び、会社の利益に貢献しています。」
冬の山羊座の新月には、このアファメーションを持って、次に形にしたい現実を言葉にします。
山羊座の満月をささえるアロマ・ハーブ・天然石
ルビー
1912年に定められた現在の誕生石の表で、7月の石です。山羊座の満月は多くの年に7月の満月なので、その年はこの石と同じ月の満月になります。深い赤の石で、低い空の満月を眺めたあと、書き出したページのそばにひとつ。
ジュニパー
17世紀イギリスの薬草家ニコラス・カルペパー『The English Physician(英国の医師)』は、ジュニパーを太陽の木としました。満月は、太陽の光が月の全面に当たる夜です。山羊座の月を照らしている太陽の側の木が、ジュニパーです。青黒く熟す実は、蒸留酒のジンの香りづけに使われてきたもので、ジンという名も、ジュニパーを意味するオランダ語の genever を縮めたものです。半年ぶんを書き出す前に、乾いた実を数粒指でつぶして香りをかぐか、実を煮出した一杯を。
FAQ
Q1. 山羊座の満月に、仕事の成果や目標の達成が見えると言われるのはなぜですか?
A. この夜に見えてくるのは、達成できたかどうかより、思い描いたことが、いまの仕事や活動のなかで、どんな現実になっているかのほうです。山羊座は思い描いたことを世の中で実際の形にしていく星座で、満月の夜には、月の全面に太陽の光が当たります。社会のなかで積み重ねてきたものに光が当たる夜なので、仕事の成果や目標の達成の満月と言われてきました。ただ、目標に届いたかどうかで分けると、届かなかったものは足りなかったものに見えてしまいます。この満月では、できたことも、まだ途中のことも、そのまま並べて見ます。それが、冬の山羊座の新月で、次に思い描くことを言葉にするときの手がかりになります。
Q2. やるべきことはできているのに、自分が満たされていないときは?
A. やるべきことができていることも、満たされていないと感じることも、どちらもこの満月に見えている、いまのあなたの現実です。それをしているあいだの自分を思い返すと、どんな思いから続けていたのかが、少しずつ見えてきます。アファメーションは、いましていることのなかで、やっているあいだ自分が満たされていたほうから書いてみてください。見つからなければ、まだ手つかずの思いのなかに、これから始めていきたいことがあるかもしれません。
Further reflections
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本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。身体やアロマ・ハーブに関する記述は、伝統的な占星術における象徴としての対応を紹介するもので、医学的な効果や診断を示すものではありません。体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。