Libra Full Moon
天秤座の満月のアファメーション
昼と夜の長さがそろう春分のころ、夕方の真東から天秤座の満月が昇ります。心地よく感じている調和のなかに、あなた自身もちゃんといるか。それを確かめる満月です。
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Contents
天秤座の満月とは
天秤座の満月とは、月が天秤座にあり、太陽がその正面の牡羊座にある満月のことです。太陽が牡羊座を進む3月20日頃から4月20日頃のあいだに、一度めぐってきます。今年の日時はMoon Calendarでご確認ください。
春分の太陽は真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがそろいます。その正面にいる天秤座の満月は、夕方ほぼ真東から昇り、朝ほぼ真西に沈みます。冬の満月ほど高くも長くもなく、夏の満月ほど低くも短くもない、ひと晩の長さとほぼ同じだけ空にいる満月です。
半年前の秋分のころには、太陽と月のほうが天秤座でそろっていました。天秤座の新月です。新月で意図し、この満月でそれがどんな姿になったかを受けとり、次の新月でまた意図する。昼と夜の長さがそろう二つの時期のあいだを、天秤座の一年は往復します。
天秤座の満月のテーマ
この満月が映し出すテーマは、自分もちゃんといる、心地よい調和です。
天秤座の月を照らしているのは、向かいの牡羊座の太陽です。牡羊座は、全ては自分主体であることを思い出す星座です。調和には、はじめから自分も入っています。牡羊座の光に照らされると、一緒にいる人やよく行く場所、心地よく感じているもののなかに、自分の気持ちもちゃんと入っているかが見えてきます。
一緒に過ごす人も、よく行く場所も、美しいと感じるものも、そのときどきで移っていきます。いま一緒にいる人たちのおかげで、どんな自分でいられて、どんな世界ができているか。半年前と違っていても、いま見えているものが、いまのあなたの調和です。そこから、本当に大切にしたい関わりを、次の天秤座の新月へ向けて築いていきます。
天秤座の満月のアファメーション
天秤座の満月のノートでは、いま一緒に過ごしている人や、心地よく感じているものを書き出すところから始めます。読み返し方の基本は月のアファメーションにあります。
1. 心地よい調和を書き出す
心地よい調和のなかに、自分の気持ちもちゃんと入っているか。牡羊座の側から、それを確かめていきます。秋の天秤座の新月のころから今日までをふり返って、次の三つを書き出してください。
自分の感覚で選んだ、心地よいひととき
自分で決めて足を運んだ展示、好きな曲を流しながらの家事、ひとりで歩いた春の川沿い、自分の好みでそろえた器で囲む食卓。場所でも、時間でも、音楽や景色、作品でもかまいません。誰かに合わせたのではなく、自分が「これがいい」と選んで心地よく過ごせたもの。そこには、あなた自身の感覚が入った調和があります。
自分の気持ちを言える関係
迷っていることも、違う意見も、自分から話せた友人。言いにくいことを伝えても、関係がやわらかいままだった家族。「私はこうしたい」と言えて、相手の考えもそのまま聞けた同僚。自分の気持ちを口にしても、その場の空気が心地よいままでいられる関係には、あなたもちゃんと入っています。
後ろに下がった、自分の気持ち
みんなの行きたい店に合わせて、言いかけた希望を飲みこんだとき。場の流れで引き受けた役回り。話がまとまるならと、意見をしまった会議。合わせたこと自体が悪いわけではありません。後ろに下がった気持ちには、本当はこうしたかった、というあなたの声が隠れています。
秋の天秤座の新月でアファメーションを書いた方は、そのページも開いてみてください。あのころ大切にしたいと感じていた関わりは、いまどんな姿になっているでしょうか。いま多くの時間を一緒に過ごしている人たちと並べると、半年前との違いが見えてくるかもしれません。
書いていない方は、いま書き出したものが、そのまま天秤座の一年の出発点になります。
2. ヒントになる質問
思い浮かぶ人の顔や場面を思い出しながら、答えを書いてみてください。
- いま、いちばん多くの時間を一緒に過ごしているのは、どんな人たちですか? その輪のなかで、あなたも思ったことを話せていますか?
- 最近、思わず足が止まった景色や作品はなんですか? それは、人の評判ではなく、あなたの目が選んだものですか?
- 心地よく過ごせたひとときに、共通しているものはなんですか? それは、まわりの人だけでなく、あなたにとってもくつろげる時間でしたか?
- みんなが穏やかに過ごしていた場で、あなたも同じように笑えていましたか?
- 部屋や持ちもの、装いのなかで、美しく釣り合っていると感じるものに、あなたの好みは入っていますか?
- まわりに合わせた場面で、その場は穏やかにおさまっても、あなたのなかに残ったものはありますか?
- 次の天秤座の新月まで、あなたも一緒に心地よくいられる調和を、どんな人たちと、どんな場所や時間のなかでつくっていきたいですか?
3. アファメーションを研ぎ澄ませる
質問の答えから、自分もちゃんといる調和が見えてきたら、それをアファメーションにします。天秤座の新月で書いたものは、ここでいまの言葉に更新し、書いていなかった方は、ここで言葉にします。新月のころは「どんな調和のなかにいたいか」の輪郭だったものも、いまなら、誰と、どんな関わりのなかで、どう過ごしているかまで見えているはずです。次の天秤座の新月まで、毎日の関わりのなかで持ちつづけられる言葉にして、「私は」で始めてください。
新月:「私は、どこにいても、その場にある美しさに気づいています。」
→満月「私は、心が動いた美しいものを、自分の部屋や食卓に迎え入れて暮らしています。」
新月:「私は、互いを大切にし合える人と時間を過ごしています。」
→満月「私は、大切な人たちと、意見が違うときもお互いの考えを最後まで聞き合っています。」
秋の天秤座の新月で、このアファメーションをもう一度開いて、次の半年の調和を意図します。
天秤座の満月をささえるアロマ・ハーブ・天然石
ダイヤモンド
1912年に定められた現在の誕生石の表で4月の石です。天秤座の満月は4月に来る年が多く、その年はこの石と同じ月の満月になります。1世紀ローマの博物学者プリニウスは『博物誌』で、人の持ちもののなかでいちばん値打ちがあるのはこの石だと書いています。書き出したページのそばに、ひとつ。
バーベイン(クマツヅラ)
17世紀イギリスの薬草家ニコラス・カルペパー『The English Physician(英国の医師)』は、バーベインを天秤座の支配星である金星のハーブとしました。現代のハーブ療法では、張りつめた気持ちをゆるめたいときのお茶として飲まれています。書き出す前に、温かいうちに一杯。
FAQ
Q1. 天秤座の満月と、イースターは関係がありますか?
A. あります。イースター(復活祭)は、春分のあと最初の満月の、次の日曜日です。春分のあと最初の満月は、ほとんどの年で天秤座の満月にあたります。
Q2. 半年前に書いた人と、いまは距離ができていたら?
A. 一緒に過ごす人は、半年のあいだに移っていくことがあります。距離ができたことを、よい悪いで分けなくてかまいません。その人の代わりに多くの時間を過ごしていた人や場所があれば、アファメーションはそちらから書きます。誰もいなかったなら、ひとりで心地よく過ごせた時間を言葉にしてかまいません。
Further reflections
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本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。身体やアロマ・ハーブに関する記述は、伝統的な占星術における象徴としての対応を紹介するもので、医学的な効果や診断を示すものではありません。体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。