Timeless Edition

Aries Full Moon
牡羊座の満月のアファメーション

秋の夜が少しずつ長くなりはじめるころ、牡羊座で月が満ちます。向かいの天秤座にいる太陽に照らされて、人とかかわる毎日のなかに、あなたの自分らしさと、そこから始めたことが姿を見せる満月です。

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Contents

  1. 牡羊座の満月とは
  2. 牡羊座の満月のテーマ
  3. 牡羊座の満月のアファメーション
  4. 牡羊座の満月をささえるアロマ・ハーブ・天然石
  5. FAQ
静かな空に浮かぶ満月と牡羊座の記号、「Full Moon in Aries」の文字

牡羊座の満月とは

牡羊座の満月とは、月が牡羊座にあり、太陽がその正面の天秤座にある満月のことです。満月は月と太陽が地球をはさんで向かい合う瞬間なので、太陽が天秤座にいる9月23日から10月23日頃の満月は、月が必ず牡羊座にいます。秋分を過ぎて最初にめぐってくる満月が、多くの年で牡羊座の満月です。

同じ牡羊座に、半年前は太陽と月がそろっていました。3月20日から4月20日頃の牡羊座の新月です。そこから太陽は黄道を半周して天秤座へ移り、月は牡羊座にもどってきました。牡羊座の新月で意図を決め、この満月でそれがどんな姿になったかを受けとって、また次の牡羊座の新月で決め直す。ふたつはひと組で、一年の往復をつくっています。今年の日時はMoon Calendarでご確認ください。

牡羊座の満月のテーマ

この満月が映し出すテーマは、人との関わりの中から見る、自分らしさです。

満月の夜、心の光は全面で世界に向き、世界という鏡に映った自分を見ます。その月がいるのは牡羊座で、鏡の側に立つ太陽は天秤座にいます。天秤座は、相手を置いてはじめて釣り合いをとる星座です。その光のもとで見えてくるのは、ひとりでいるときの自分らしさが、人と一緒にいるときにもそのままでいられたのか、それとも相手に合わせるうちに後ろへ下がっていたのか、ということです。自分ひとりで見ていた自分らしさを、世界の側から見る夜です。

自分らしさも、そこから始めたことも、どんな姿になっていても、いまのあなたに現れているものです。この満月では、それをただ観察して、次の牡羊座の新月へ向けて研ぎ澄ませていきます。

牡羊座の満月のアファメーション

満月のアファメーションは、新しく書くのではなく、いまの自分を見てから一文を研ぎ澄ませていくものです。読み返し方の基本は月のアファメーションにあります。ここでは、その手順をまとめています。

1. 自分らしさを書き出す

満月では、向かいの天秤座の側から、人とかかわるなかでも自分らしくいられているかを見ます。半年前の牡羊座の新月のころから今日までをふり返りながら、次の三つについて、思いつくままにノートに書き出してください。うまくいった・いかなかったでは分けずに、起きたことをそのまま並べます。

人と一緒にいても、自分らしくいられた場面
家族や友人、職場の人と過ごしながら、気をつかいすぎることもなく、思ったことをそのまま口にできて、無理のない自分でいられたとき。相手や場所は違っても、そういう場面には、どこか共通しているものがあるかもしれません。

人に合わせて、自分を後回しにした場面
別の意見があったのにうなずいたとき、気の進まない誘いを断れなかったとき、相手の都合を先に考えて、やりたいことを引っこめたとき。そこには、本当はこうしたかった、という自分らしさが隠れています。

人とのかかわりのなかで、新しく見えてきた自分
話しているうちに気づいた自分の考え、誰かに言われて初めて知った自分の一面、思いがけず引き受けたことで出てきた力。ひとりで考えているだけでは見えなかった自分らしさが、相手という鏡に映ってあらわれることがあります。

半年前の牡羊座の新月にアファメーションを書いた方は、その一文を開いて、書いたことが、いまの毎日のどこに、どんな姿で現れているかを見てみてください。一文と書き出したものがずれているところは、失敗ではなく、半年前のあなたがまだ言葉にできていなかった部分が、形になって現れたところです。

書いていなくても、ここから始められます。この満月が、あなたの一年のサイクルの出発点になります。ここで見えた自分らしさが、半年後の牡羊座の新月で意図を決めるときの手がかりになり、そこからまた次の牡羊座の満月へつながっていきます。

2. ヒントになる質問

半年前の記録がなくても答えられる問いです。答えは、良い悪いではなく、いま起きていることとして書いてみてください。

  1. 書き出したもの(半年前の一文がある方は、それも)を眺めて、最初に浮かんだ気持ちはなんですか?
  2. 始めたことのなかで、見事に現実になったもの、形を変えたもの、求めていたものではなかったと気づいたものは、それぞれなんですか?
  3. 自分らしくいられた場面に、共通していることはなんですか?
  4. 自分を後回しにした場面で、あなたは本当はどうしたかったですか?
  5. 人の反応をみて続けていること、人の反応をみてやめたことは、それぞれなんですか?
  6. 誰かと一緒にいるときの私と、ひとりのときの私で、「やりたい」と感じることは同じですか?
  7. 次の牡羊座の新月までに、どんな自分らしさを、もっと出していきたいですか?

3. アファメーションを研ぎ澄ませる

質問の答えを見ながら、アファメーションを書きます。半年前に書いた方は、それをいまの言葉に更新します。書いていない方は、いま見えている自分らしさから、始めたいことを言葉にします。「なにを始めたいか」が輪郭だけだったものも、人とかかわるなかで実際に起きたことを通して、どこで、誰と、どんなふうに、まで見えてきているはずです。そこまで書きこんで、「私は」で始めてください。

新月:「私は、誰にも見られていなくても、自分が始めたいことを始めています。」
→満月「私は、朝の一時間を誰にも渡さずに、自分の書きものにあてています。」

新月:「私は、私の感覚を信じて、自分の作品を作っています。」
→満月「私は、人に見せる前に、まず自分が好きだと言える作品を作っています。」

書いた一文は、半年後の牡羊座の新月で、もう一度読むことになります。そこで、次の「始めたいこと」を決め直します。

牡羊座の満月をささえるアロマ・ハーブ・天然石

トルマリン
1912年にアメリカの宝石商の協会が誕生石の表を定めたとき、オパールと並んで10月の石に入りました。牡羊座の満月は、10月に満ちる年が多い満月です。赤、緑、青、黒と色の幅が広く、ひとつの結晶のなかに二つ三つの色が並ぶものもあります。書き出しているあいだ、ノートの横に出しておきます。

タイム
17世紀イギリスの薬草家ニコラス・カルペパー『The English Physician(英国の医師)』は、タイムを金星のハーブとし、肺をよく強めるハーブだと書いています。金星は、満月の側に立つ天秤座の支配星です。台所でも煮込みや肉料理に欠かせないハーブで、乾かした葉にも香りがよく残ります。ノートを開く前に、乾いた葉をひとつまみ小皿に出しておくと、手を止めるたびに香りが届きます。

FAQ

Q1. 半年前に書いた「始めたいこと」を、まだ始めていなかったら?

A. その一文は、そのまま次の牡羊座の新月へ持ち越せます。そのうえで、始まらなかったこと自体が、この満月に映っているものです。始める機会がなかったのか、始める前に別のことが始まっていたのか、いま読み返すと自分の言葉ではなかったのか。どれにあたるかで、次に書く言葉が変わります。始めた・始めなかったで区切らずに、半年前の自分が何を「始めたい」と呼んでいたかを見てください。

Q2. 人に合わせてばかりで、自分らしくいられなかったと気づいたときは?

A. 人に合わせてきた場面が多かったと気づいたこと自体が、この満月に見えたものです。ただ、人に合わせることが、いつも自分を後回しにしているとは限りません。この人の力になりたい、いまは相手の流れに乗りたい、と自分で感じて合わせたのなら、その選択も自分らしさです。天秤座の釣り合いは、どちらかが引っこむことで成り立つものではなく、両方の皿に重みがあって成り立つものです。相手を大切にしながら、自分の気持ちも同じ重さで扱っているかを見てみてください。

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本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。身体やアロマ・ハーブに関する記述は、伝統的な占星術における象徴としての対応を紹介するもので、医学的な効果や診断を示すものではありません。体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。

Words by Yuki

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