Timeless Edition

Sagittarius New Moon
射手座の新月のアファメーション

夜が日ごとに長くなり、冬至へ向かう季節に、射手座の新月がめぐってきます。全てのものにある真理を知りたくて学びつづける射手座の新月には、これからの半年、何を信じて日々を選んでいきたいかが問われます。

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Contents

  1. 射手座の新月とは
  2. 射手座の新月のテーマ
  3. 射手座の新月のアファメーション
  4. 射手座の新月をささえるアロマ・ハーブ・天然石
  5. FAQ
静かな空に浮かぶ新月と射手座の記号、「New Moon in Sagittarius」の文字

射手座の新月とは

射手座の新月とは、太陽と月がともに射手座にある新月のことです。11月22日頃に太陽が射手座に入り、冬至の12月21日頃に山羊座へ抜けるまでのあいだに、新月は一度だけ起こります。冬至の直前にあたるので、多くの年は12月のはじめ、年によっては11月の終わりの新月です。今年の日時はMoon Calendarでご確認ください。

太陽と月がそろうこの方向の奥には、私たちの住む銀河の中心があります。夏の夜空で天の川がいちばん濃く見えるあたりで、太陽は毎年12月の後半に、そのすぐそばを通ります。新月の空は昼なので目には見えませんが、射手座の新月は、一年のうちで太陽と月がもっとも星の多い方向でそろう新月です。

射手座の一年は、満月が先にめぐります。太陽が向かいの双子座を進む初夏、5月21日頃から6月21日頃のあいだに、月は射手座で満ちます。これが射手座の満月です。その満月でいま自分が信じているものを確かめ、半年後のこの新月で、これから何を信じていくかを意図する。この新月で意図したことは、次の射手座の満月で、日々の選び方になって姿を見せます。

射手座の新月のテーマ

この新月が映し出すテーマは、自分が信じたいことです。

人生とはこういうもの、仕事とはこういうもの、人と人の関わりとはこういうもの。改めて口にすることはなくても、そう思って毎日を選んでいる考えが、誰のなかにもあります。そのなかには、自分で確かめて選んできた信念もあれば、気づかないうちに信じこんでいて、いまの自分にはもう要らない信念もあります。真理を知りたくて学びつづける射手座にとって、信念は、学ぶたびに更新していけるものです。だから射手座の新月では、自分が信じたいことを意図します。

この新月で見るのは、いま自分がどんな信念をもっているかです。いまの自分を支えている信念はどれで、いまの自分には合わなくなった信念はどれか。そのうえで、これからの半年、何を信じて、そこから何を学んでいきたいか。自由な自分を信じたいのか、楽しんでいる自分を信じたいのか。その答えが、この日の意図です。

射手座の新月のアファメーション

射手座の新月で書くアファメーションは、ほかの新月よりも、そのまま信念の形をしています。「私は〜を信じています」と書けば、それがこれからの半年の自分の支えになります。そこにたどり着くまでを、読み返す、書き出す、問う、書く、の順にたどります。アファメーションそのものの書き方は、月のアファメーションで確かめられます。

1. 半年前の一文を開く

ノートをさかのぼって、初夏の射手座の満月に書いたアファメーションを探してください。そのとき信じようと決めたことが、それからの自分を支えていたか、それとも気づけば別のことを信じて動いていたか。どちらだったかを確かめておきます。満月の夜に何も書いていない方は、初夏のころの自分が、何を当たり前だと思って過ごしていたかを思い出してみてください。思い出せなくても、この新月からそのまま始められます。

2. 信じていることを書き出す

初夏の射手座の満月から今日までの自分をふり返りながら、いま信じていることをノートに書いていきます。信念は目に見えないものなので、次の三つに分けて並べると、輪郭が見えてきます。

いま信じていて、自分を支えていること
人生について、仕事について、人との関わりについて、「こういうものだ」と思っていること。迷ったときに戻ってくる考え、人に話すと熱がこもる考え、経験から「やっぱりそうだ」と確かめてきたこと。いまのあなたが立っている場所が、ここに並びます。

信じてきたけれど、もう合わなくなったこと
「〜しなければならない」「〜に決まっている」「自分には〜できない」と、ずっと信じてきたのに、いまの自分には窮屈に感じる考え。窮屈さの奥には、本当はこう信じたかった、という気持ちが隠れています。

人の生き方や考え方を見て、心が動いたこと
「あの人の生き方はいいな」と感じたものも、「そんなはずはない」「そういう考え方はいやだ」と反発したものも、どちらも書きます。心が動いたということは、そこに自分の信念が触れています。強く反発したものには、いまのあなたが大切にしている信念が、くっきり映っています。

三つを並べて読み返すと、読んで顔が上がるものと、うつむいてしまうものがあります。顔が上がるものが、これからの半年、あなたを支えてくれる信念です。

3. ヒントになる質問

信じたいことを考えようとすると、「これまでそう信じてきたから」「人がそう言うから」「現実的に考えて」といった前提が、先に顔を出します。次の7問は、そうした前提をひとつずつ外すためのものです。外したあとに残る、信じたいことを書いてください。

  1. もし、子どものころに言われてきた「〜しなさい」を、もう守らなくてよいとしたら、何を信じて生きていきますか?
  2. もし、どんなにうまくいかない日にも、ひとつだけ信じつづけられるとしたら、それは何ですか?
  3. もし、「現実的に考えて」と言わなくてよいとしたら、自分のこれからに、どんな可能性を見ますか?
  4. もし、心が動いたあの人の生き方を、自分にも許してよいとしたら、まずどんな考え方を取り入れますか?
  5. もし、年齢や国籍、いまの環境を考えなくてよいとしたら、自分にはどんなことができると信じますか?
  6. もし、人の目を考えなくてよいとしたら、誰かに伝えたい、あなたの信じていることは何ですか?
  7. もし、楽しむことに理由がいらないとしたら、どんな自分を信じたいですか?

4. アファメーションを書く

ノートを見渡すと、言い方を変えて何度も出てくる考えがあるはずです。それを、もう信じている自分の言葉にして、「私は」で始めて書きとめてください。

  • 私は、自分の選んだ道を信じています。
  • 私は、学びつづける自分を信じています。
  • 私は、人生は楽しむためにあると信じています。

信じたいことが言葉になったら、この新月でやることは終わっています。半年後の射手座の満月の夜にこのアファメーションを開くと、そのあいだに自分が何を信じて日々を選んできたかが、そこに映っています。

射手座の新月をささえるアロマ・ハーブ・天然石

トパーズ
1913年に出た『The Curious Lore of Precious Stones(宝石の不思議な伝承)』のなかで、ジョージ・フレデリック・クンツは星座ごとの石の表を載せ、射手座にトパーズを当てています。クンツはアメリカを代表する宝石学者です。トパーズは11月の誕生石でもあり、いま使われている誕生石の表にも、それより古い表にも、11月にはこの石があります。射手座の新月の多くは11月の終わりか12月のはじめなので、この季節の石でもあります。書いているあいだ、手もとに置いておいてください。

ダンデライオン(セイヨウタンポポ)
17世紀イギリスの薬草家ニコラス・カルペパー『The English Physician(英国の医師)』は、ダンデライオンを、射手座の支配星である木星のハーブとしました。草地や牧草地のどこにでも生え、一年のほとんどを通して花をつける草だとカルペパーは書き、春になるとフランスやオランダの人たちがよく食べている、とも添えています。いまもヨーロッパでは、春先のやわらかい葉をサラダにして食べます。乾かした葉のお茶なら季節を問わず手に入るので、温かい一杯を用意してから、ノートを開きます。

FAQ

Q1. 射手座の新月に、旅行や留学、資格の勉強のことを書いてもいいですか?

A. 書けます。射手座は学びつづける星座なので、知らない土地へ出かけることも、新しい分野を学ぶことも、この新月によく合う願いです。アファメーションにするときは、行き先や合格だけで終わらせず、その経験を通して、自分が何を信じられるようになっていたいかまで書いてみてください。「私は、〇〇で学びながら、どこにいても自分らしく成長できると信じています」のように書くと、旅や勉強の計画が、そのまま射手座の新月の意図になります。

Q2. 自分が何を信じているのか、自分でも分からないときは?

A. いま実際にしていることを見ると、分かってきます。信じていることは、頭のなかより先に、毎日の選び方に現れています。時間をかけているもの、繰り返し選んでいるもの、頼まれたときに断らないもの、反対に、どうしても手が出ないもの。それらをいくつか書き出して、「なぜそうしているのか」と一つずつ問うと、その奥に「〜はこういうものだから」という考えが見つかります。それが、いまのあなたが信じていることです。人に「あなたはいつも〜って言うよね」と言われたことがあれば、それもそのまま手がかりになります。

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本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。身体やアロマ・ハーブに関する記述は、伝統的な占星術における象徴としての対応を紹介するもので、医学的な効果や診断を示すものではありません。体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。

Words by Yuki

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