Sagittarius Moon
月星座が射手座の人
あなたが生まれた瞬間、月は射手座にいました。射手座の月の心は、出会うもののどれにも真理があると感じ、それを知りたがる心です。何からでも学び、学んだことを自分の人生観にまとめ、それを人に伝えずにはいられない。全てのものに真理がある、という射手座の学びを、射手座の月の人は日々の明るさで生きています。
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Contents
月星座が射手座とは
生まれた瞬間の月が、黄道の240度から270度、12星座の9番目にあたる射手座にあった人のことです。射手座は火の星座で柔軟宮、支配星は木星です。火の月の熱意を柔軟宮が一つの形に留めず、そこに大きく広げる木星が重なるので、射手座の月の人の心は、明るく広がっていく心です。2世紀のプトレマイオスは『テトラビブロス』で、射手座を二つの体をもつ星座に数えました。その像のとおり、射手座の月の人も、考える側と動く側を一つに持っています。星座の由来と質は、射手座(いて座)の特徴をご覧ください。
月星座からは、その人の心が何に動かされ、どんなときにほっとして、何を求めているかが見えてきます。射手座の月の人がほっとするのは、信じているものを大事にしながら、まだ知らないことを知りつづけられるときです。
射手座の月の心
射手座の月の人は、「なぜだろう」という問いを、いつも胸のどこかに抱えています。人の話を聞いても、ニュースを見ても、自分の身に起きたことでも、考えはその出来事の向こうにある理由のほうへ伸びていきます。答えらしいものに触れるとうれしくなり、そこからまた次の問いが生まれる。問いと答えをくり返しながら、世界の全てのものに真理があることを、この人は思い出していきます。
射手座の月の人のそばにいると、深刻だった話が、いつのまにか明るくなっていることがあります。うまくいったことにも、いかなかったことにも学べることがあると知っているので、先のことを悪いほうへ決めつけないからです。自分と違う考えをもつ人に出会っても、それもまた世界のひとつの見え方として、おおらかに受けとります。楽観的、おおらかと言われるのは、この明るさのことです。
問いと答えを重ねるうちに、射手座の月の人のなかには、自分なりの人生観ができあがっていきます。人とはこういうもの、生きるとはこういうこと。本で読んだ誰かの答えではなく、自分で確かめてきたことの積み重ねなので、この人はそれを信じていて、人にも話したくなります。思ったことをまっすぐ口にする率直さも、教えることや語ることが好きなところも、ここから来ています。
学びつづける自由は、射手座の月の人にとって、空気のように欠かせないものです。理由の説明されない決まりのなかにいると窮屈さが募り、知りたいことに手を伸ばせる場所にいると、持ち前の明るさが自然と戻ってきます。どんなときも、出来事を学びに変えていく明るさは、この人のなかに変わらずあります。
出会うものの全てに真理を見つけて、学んだことを人生観に変え、それを人に手渡していく、広く明るい心。それが、射手座の月の人の色合いです。
日常での活かし方
学びの視点を、いつも心の片隅に置いておく。 射手座の月の人の心には、どんなことが起きても、それを学びに変えて前向きに受けとれる力があります。思いどおりに運んだことも、そうでなかったことも、その力で受けとめれば、自分を広げてくれる経験になります。慌ただしい日が続くと、その力が自分にあることを、つい忘れてしまうこともあります。学びの視点をいつも心の片隅に置いておけば、何が起きても、自分らしい明るさで受けとめられます。
予定のなかに、自由を残しておく。 射手座の月の心は、全部が決まっている日が続くと、息が詰まってきます。一週間のどこかに、何をするか決めていない時間や、気になったことをその場で調べていい時間を残しておくと、決まっている時間にも集中できます。射手座の月の人にとって自由は、気まぐれではなく、学びのための空間です。
迷ったときは、全体を大きく見渡す。 射手座の月の心は、目の前の細かなことより、ものごとの全体を大きく見るほうが得意です。細かな決めごとに追われて気持ちが窮屈になったら、一歩引いて、このことがもっと大きな流れのどこにあるのかを眺めてみます。全体が見えると、細かな迷いは小さくなり、本来の大らかさが戻ってきます。
射手座の月の人のアロマ・ハーブ
体のことは出生図全体で決まりますが、月星座から見えてくる傾向もあります。腿と尻、そして股関節のまわり。伝統の西洋占星術が射手座に当ててきたのは、歩く、走る、またがるといった、動くための部位です。月は体のなかを流れる血液や体液を司る天体とされるので、月星座が射手座の人は、そのめぐりが腿のあたりに集まりやすいと読まれます。17世紀イギリスの占星術師ウィリアム・リリーは『クリスチャン・アストロロジー』で、射手座の不調として腿や尻の病のほか、熱をもった血や熱病、運動でのやりすぎを挙げました。火の星座の熱に、伝統で肝臓と血を受けもつ木星の熱が重なるので、ここから見えるのは、熱がこもりやすく、気持ちが先に走って体を使いすぎやすい体質です。腿の張りや股関節のこわばり、食べすぎ飲みすぎのあとの重さとして出やすいかわりに、回復は早いほうです。
よく動いた日や、楽しくて食べすぎた日の夜には、ミルクシスルのお茶が合います。ミルクシスルは、17世紀イギリスの薬草家ニコラス・カルペパーが木星のハーブに数えた植物で、いまのハーブ療法でも、肝臓をいたわるお茶として飲まれています。張った腿には、運動のあとの筋肉の疲れに用いられてきたレモングラスの精油を、植物油で薄めて使います。さっぱりとした香りで、腿の前と後ろを、膝から付け根へさすり上げます。
エッセンシャルオイル・精油
ハーブ
FAQ
Q1. インド占星術で調べたら、月星座が蠍座でした。どちらが本当ですか?
A. 射手座の前半、はじめの24度ほどに月があった人は、インドの数え方では蠍座の月になります。インドでも射手座のままなのは、後半の6度ほど、山羊座との境に近いところに月があった人です。詳しくは、月星座のまとめのページで説明しています。
Q2. 月星座が射手座の人は、束縛を嫌いますか?
A. 射手座の月の人が大切にしているのは、学びつづけられる自由です。出会うもののどれからも何かを汲みとって生きているので、新しいものに触れられない状態が長く続くと、学びの道がふさがれたように感じます。それが束縛嫌いと映ることがあるのかもしれません。反対に、学ぶ自由が守られていれば、ひとつの場所や関係に長くとどまることは苦になりません。納得した約束はきちんと守り、信じた相手のそばには自分から居つづけます。
Q3. 月星座が射手座の人の恋愛傾向は?
A. 一緒にいると、知らなかった世界が見えてくる。射手座の月の人が惹かれるのは、そう感じさせてくれる相手です。好きになると、その気持ちは駆け引きなしにまっすぐ表に出て、相手と出かけたり、語り合ったりする時間そのものを楽しみます。自分の信じているものを笑わずに聞いてくれて、相手もまた信じるものを持っている。そういう二人なら、互いに学び合いながら、長く一緒に歩いていけます。
どんな出来事にも、意味を見出せている?
Further reflections
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本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。身体やアロマ・ハーブに関する記述は、伝統的な占星術における象徴としての対応を紹介するもので、医学的な効果や診断を示すものではありません。体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。