Timeless Edition

Lunar Overview — November 2026
月の暦 2026年11月

2026年11月は、9日16時02分に蠍座で新月、24日23時54分に双子座で満月を迎えます。満月はビーバームーンと呼ばれるスーパームーンで、月がOut of Boundsにある期間とも重なります。前半は蠍座の新月とともに深いところへ降り、後半は双子座の満月とともに言葉となって外へひらいていくひと月です。

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Contents

  1. 2026年11月の月のスケジュール
  2. 11月9日 蠍座の新月
  3. 11月24日 双子座の満月
  4. スーパームーンとOut of Boundsが重なる満月
  5. 2026年11月の月の流れ
山、空、スーパームーンと「November 2026」の文字

2026年11月の月のスケジュール

時刻は東京の日本時間です。11月1日5時10分ごろまでと、11月10日7時00分ごろから15日8時40分ごろまでも、月はOut of Boundsにあります。

日時

できごと

月星座(西洋/インド)

11/2 05:28

下弦

獅子座/蟹座

11/9 16:02

新月

蠍座/天秤座

11/14 02:50

遠地点

11/17 20:48

上弦

水瓶座/水瓶座

11/24 07:10〜28 14:50

Out of Bounds(北)

11/24 23:54

満月(ビーバームーン・スーパームーン)

双子座/牡牛座

11/26 06:02

近地点

11月9日 蠍座の新月

11月9日16時02分、蠍座で新月を迎えます。

新月の月は、光の面がすべて太陽の方を向き、地球からは影になっている面だけが見えています。月相リーディングでは、心の光が源である太陽とまっすぐ向き合い、言葉になる前の直観で自分を知るときと読みます。

今回その光が宿るのは、見えないものの奥に真実を見る蠍座です。水の星座で、ひとつのところにとどまる不動宮の蠍座の月は、感じたことを外へ流さず、底まで確かめようとします。表面の答えよりも、自分がほんとうに大切にしているものの手ざわりが、静かに浮かびあがってくる新月です。何かを始める勢いよりも、深いところで「これだ」と確かめる感覚のほうが、この新月には似合います。

インド占星術では、この新月の月は天秤座にあり、ナクシャトラは「枝分かれ」の名をもつヴィシャーカーです。いくつもの道のなかから、目的に向かう一本を見定めていく星宿とされています。

11月24日 双子座の満月(ビーバームーン)

11月24日23時54分、双子座で満月を迎えます。11月の満月はビーバームーンと呼ばれ、今回はスーパームーンです。ビーバームーンは北米の伝統的な暦に由来する名前で、ビーバーが冬じたくを始める季節にちなむといわれます。

満月の月は、光の面があますことなく地球の方を向いています。月相リーディングでは、心の光がまるごと世界へ向き、人や出来事という鏡に映して自分を知るときと読みます。

双子座は、言葉と好奇心の星座です。風の星座で、柔軟宮の双子座の月は、感じたことを言葉にして交わしながら、その輪郭をつかんでいきます。9日の新月に蠍座の深いところで確かめたものが、今度は誰かとの会話や、ふと書きとめた言葉のなかに映って見えてくる満月です。

インド占星術では、この満月の月は牡牛座にあります。牡牛座は、月がもっとも力をもつとされる高揚の星座です。ナクシャトラは、火の神アグニを祀るクリッティカー。インドでは、月がクリッティカーで満ちるこの満月をカールッティカ・プールニマーと呼び、灯明をともす日として大切にしてきました。

スーパームーンとOut of Boundsが重なる満月

24日の満月は、ふたつの特別な条件が重なる満月です。

ひとつは、地球に近いところで迎えるスーパームーンであること。満月の瞬間の地球との距離は360,754 kmで、2日後の11月26日6時02分には、月が地球にもっとも近づく近地点(359,335 km)を迎えます。月相リーディングでは地球を人生の舞台と見るので、心の光が、いちばん近いところから人生の舞台を照らしている満月です。

もうひとつは、月がOut of Boundsにある期間のなかで満ちること。Out of Bounds(アウト・オブ・バウンズ)は、月が太陽の通り道の最も北・最も南(赤緯±23.44°)よりも外側に出ている期間です。今回は11月24日7時10分ごろから28日14時50分ごろまで、月は北側の外へ出ています。太陽がたどる道の幅を越えて、月がいつもの枠にとらわれずに輝いている状態です。

地球に近く、しかも枠の外にある満月。双子座の言葉が、ふだんより率直に、思いがけないかたちで外へ届いていきやすいときです。満月は24日の夕方に東の空からのぼり、一晩じゅう空に見えています。

2026年11月の月の流れ

11月は、10月26日の満月から欠けていく月とともに始まります。2日の獅子座の下弦を過ぎると、月は意識の光を少しずつ無意識へと還していき、9日の蠍座の新月で、光は源である太陽とまっすぐ向き合います。

新月からは満ちる側へ。17日の水瓶座の上弦をはさんで、深いところで確かめたものが、少しずつ意識の光として広がっていきます。そして24日、双子座の満月で光はまるごと世界へ向き、月末にかけてふたたび欠ける側へ移っていきます。

深く降りて確かめ、言葉にして映す。ひと月をかけて、その往復をたどる11月です。

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本記事の西洋の月星座はトロピカル方式、インドの月星座とナクシャトラはサイデリアル方式(ラヒリ)で区分しています。天体の位置や時刻は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証し、日本時間で表記しています。月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。

Words by Yuki

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