Moon in Libra
月が天秤座にある日の過ごし方
月が天秤座にいる2〜3日、心は、調和に敏感になります。部屋の空気、言葉の選び方、色の取り合わせ、人と人のあいだ。世界のどこにでもある釣り合いが、ふだんより心に届きやすくなり、それを感じるたびに、心もしずかに落ち着きます。ひと月に一度、心が世界の調和を感じとる2〜3日です。
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Contents
月が天秤座にあるとは
天秤座は12星座の7番目の星座で、黄道(地球から見た太陽の通り道)の180度から210度にあたり、春分点の真向かいにある秋分点から始まります。月が天秤座にある日は、月がここにいる、ひと月のうちの2〜3日です。
天秤座は風の星座で、風は、言葉や気持ちを人と人のあいだに行き交わせます。そのうえ天秤座は、季節のはじまりに置かれた星座(活動宮)として、自分から働きかける力をもちます。この2〜3日の心が、人とのあいだにある釣り合いを感じとり、自分から相手に歩み寄るほうへ向かうのはそのためです。支配星は、美しさや心地よさを受けもつ金星です。
月が天秤座にある日のテーマ
この時期の月が映し出すテーマは、世界が調和していることです。
天秤座は、世界が常に調和していることを思い出す星座です。月がここを通る2〜3日、心はその調和を、理屈より先に感覚で受けとります。食卓の器の組み合わせ、話す声の大きさ、隣り合う色と色。ふだんは見過ごしているところにも調和があることに、心がふと気づいて、ほっとゆるむ。天秤座の日によく言われる「人に合わせてしまう」「ひとりでいたくない」「美しいものがほしくなる」「決められない」は、どれもここから出ています。人に合わせるのは、相手の心地よさも自分の心地よさのうちに感じているからで、誰かといたくなるのは、人と人のあいだにある調和を、そこで確かめたいからです。美しいものに手が伸びるのは、釣り合いのとれた形に、調和がそのまま見えているからです。
天秤座は、美しさや心地よさを受けもつ金星の星座です。月がここにいるあいだ、心は、好ましさを通して世界を受けとります。決められないのも、そのひとつです。どの選択肢にもそれぞれのよさが感じられて、心が、そのどれもが収まる形を探している。天秤座の日の迷いは欠点ではなく、心が調和を感じとっている姿です。
月が天秤座にある日の過ごし方
調和に、目をとめる。 夕方の空と街の灯りの色、並んだ木々の高さ、会話のなかでふと生まれた間。世界はいつも調和していて、この2〜3日は、そのことに心が気づきやすくなります。何かを足したり手に入れたりしなくても、目に入るもののあいだには、もう釣り合いがある。散歩の途中、窓の外、誰かと話している席で、ふと眺めてみると、どこを見てもそれが見えてきます。調和は自分でつくり出すものではなく、もともと世界にあって、気づかれるのを待っているものです。
人と過ごす時間をつくる。 この2〜3日は、ひとりでいるより、誰かと会って話したくなります。気の置けない人とお茶をする、しばらく会っていない人に連絡をする、家族と食卓を囲む。誰かと向き合っていると、自分と相手のあいだにも調和があることを、心がじかに感じとります。相手に合わせようとしなくても、自分は自分のまま、相手は相手のままで、その場はちゃんと釣り合っている。天秤座の日の人づきあいは、そのことを確かめる時間です。
美しいものに触れに行く。 美術館やギャラリー、コンサート、古い建物や手入れの行き届いた庭。この2〜3日は、人の手で形にされた美しさに、いつもより心が開きます。絵の色と余白、音と音の重なり、柱と窓の並び。美しいと感じるものには、どれも釣り合いがあり、作り手はそれを、世界のなかに見つけて形にしてきました。遠くへ出かけなくても、気になっていた画集を開く、好きな曲をきちんと聴くだけでも十分です。美しいものの前に立つ時間は、世界の調和を、人の手を通してもう一度受けとる時間です。
月が天秤座にある日のからだと食
月は、体のなかの血液や体液のめぐりを受けもつ天体だと、伝統の西洋占星術は考えてきました。月がいる星座の部位にそのめぐりが寄って、そこがふだんより敏感になる。天秤座に当てられているのは腰と腎臓、そして膀胱なので、月が天秤座にある2〜3日は、体の水の通り道に気を配る日にあたります。
水が留まらないように流す、というのがこの2〜3日の養生の向きです。水は、一度にたくさんではなく、こまめに。トイレは我慢しない。塩辛いものとお酒は控えめにして、伝統で尿を促すとされたセロリ、パセリ、アスパラガスを食卓に足します。腰は冷やさず、長く座ったら立って歩き、腰を反らしたりひねったりする前に、まず温めてからゆっくり伸ばします。
月が天秤座にある日のアロマ・ハーブ
月が天秤座にある2〜3日のアロマとハーブは、腰と腎臓に向けて使います。腰のだるさや重さには、ジュニパーベリーの精油を。現代のアロマセラピーで、むくみや溜まったものを流す香りとして使われてきた精油で、軽くて肌に残りにくいグレープシードオイルで薄めて、腰骨の上からわき腹へ向けてゆっくりさすります。刺激の強い精油なので濃度は薄めにし、妊娠中の人や腎臓に病気のある人は使わず、ハーブティーのほうを選びます。
ハーブティーは、クリバース(ヤエムグラ)を。ヨーロッパで昔から体の水はけのために使われてきた草で、現代のハーブ療法でも、リンパの流れを助け、体に留まった水分を流すお茶として飲まれています。水をこまめにとる合間の一杯を、このお茶にします。
エッセンシャルオイル・精油
ハーブ
キャリアオイル
FAQ
Q1. 月星座が天秤座の人と、月が天秤座にある日は、どうちがいますか?
A. 月星座が天秤座の人は、生まれた瞬間に月が天秤座にあった人です。その人の心は、生まれてからずっと、天秤座の色合いの心を持っています。月が天秤座にある日は、月がいま天秤座を通っている2〜3日のことで、ひと月に一度、誰の心にもめぐってきます。前者はその人の心がもともと持っている色合い、後者はいまの空がすべての人の心に映す色合い、という違いです。詳しくは月星座が天秤座の人のページに書いています。
Q2. 月が天秤座にある日を、結婚式や契約の日取りに選んでもいいですか?
A. 天秤座は人と人が結ばれることを表す星座で、伝統の占星術でも、結婚や契約にふさわしい月の星座のひとつに数えられてきました。ただ伝統は、月の星座だけで日を決めることはせず、月が満ちていく時期であること、月がその星座を出るまでほかの天体と角度をつくらない時間(ボイドタイム)を避けることを、より重く見てきました。もうひとつ、天秤座の15度から蠍座の15度までは「ヴィア・コンブスタ(焼かれた道)」と呼ばれ、17世紀イギリスの占星術師ウィリアム・リリーも、月がここにあるときを、判断を慎重にすべき状態に挙げています。このサイトでは、月星座をベースに吉日を見る方法は紹介しておらず、すべて「自分の感覚」を大切に決めることをお勧めしています。
すでにどんな調和がここにあるだろう?
Further reflections
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本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。身体やアロマ・ハーブに関する記述は、伝統的な占星術における象徴としての対応を紹介するもので、医学的な効果や診断を示すものではありません。体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。