Timeless Edition

Aquarius Full Moon
水瓶座の満月のアファメーション

夏の夜、南の低い空に、水瓶座の満月が昇ります。楽しんでいたことや、人から頼まれたことのなかに、自分の光がそのまま出ていたか。人と分かち合ってきたものを、その光のなかで見つめる満月です。

Moon Calendarで今の月を確認する →

Contents

  1. 水瓶座の満月とは
  2. 水瓶座の満月のテーマ
  3. 水瓶座の満月のアファメーション
  4. 水瓶座の満月をささえるアロマ・ハーブ・天然石
  5. FAQ
静かな空に浮かぶ満月と水瓶座の記号、「Full Moon in Aquarius」の文字

水瓶座の満月とは

水瓶座の満月とは、月が水瓶座にあり、太陽がその正面の獅子座にある満月のことです。太陽が獅子座を進む7月23日頃から8月22日頃のあいだに、一度めぐってきます。7月の終わりに満ちる年と、8月に入ってから満ちる年があり、日本では夏の盛りの満月です。今年の日時はMoon Calendarでご確認ください。

満月は太陽の正面にいるので、太陽が高い道を通る夏のあいだ、満月は冬の太陽と同じ低い道を通ります。水瓶座の満月も、南の空の低いところを、ひと晩かけてゆっくり渡っていく満月です。昇ったばかりの月は、地平線近くの厚い空気を通して見えるため、大きく、赤みを帯びて見えます。半年前の冬には、太陽と月がそろって水瓶座にいました。水瓶座の新月です。いまは太陽が向かいの獅子座へ行き、月だけが水瓶座にもどって、太陽の光を正面から受けています。

冬の水瓶座の新月で言葉にしたのは、みんなと分かち合う、自分ならではのものでした。夏のこの満月では、みんなのなかをめぐっているもののなかに、自分の光を見ます。見えたものを持って、次の冬の新月でまた言葉にする。水瓶座の一年は、この行き来でできています。

水瓶座の満月のテーマ

この満月が映し出すテーマは、自分の光から出ている、分かち合いです。

水瓶座が思い出していくのは、全ては分かち合いながらめぐっていることです。教えたこと、話した考え、人と違うやり方、何気なく渡したもの。自分から出たものは、人に渡ったあとはもう自分だけのものではなく、みんなのあいだをめぐっていきます。満月は、心の光が全面で世界に向き、世界という鏡に自分の姿を見る夜です。

この夜、水瓶座の月を照らしているのは、向かいの獅子座にある太陽です。獅子座は、自分が世界を創っていることを思い出す星座で、太陽は本質の光です。水瓶座の月に当たるその光は、自分の個性や、ただ楽しくてやっていることの光です。その光がそのまま出ているとき、分かち合いは、がんばって差し出すものではなくなり、気づけば自然と人の役に立っています。この満月で見るのは、いまの分かち合いが、その光から出ているかどうかです。

水瓶座の満月のアファメーション

水瓶座の満月のノートでは、いま人と分かち合っているものと、そこに出ている自分の光を見てから、アファメーションを研ぎ澄ませます。読み返し方の基本は月のアファメーションにあります。

1. 分かち合っているものを書き出す

いまの分かち合いは、自分の光から出ているか。向かいの獅子座の側からは、それが見えてきます。冬の水瓶座の新月から今日までをふり返って、次の三つを書き出してください。

楽しんでしていたことが、誰かの役に立っていた場面
好きで調べていたことを聞かれて話したら喜ばれた、趣味で作っていたものを「ほしい」と言われた、いつもの工夫を誰かが真似してくれていた。楽しんでいるときに出ているのは、あなたの光そのものです。それが人のところへ渡っていた場面です。

頼まれたことのなかで、自分らしさが出ていたこと
頼まれた資料に自分なりの見せ方を加えた、集まりの進め方を自分らしいやり方で任された、相談に、自分ならではの見方で答えた。頼まれごとのなかでも、あなたらしさが出ているとき、分かち合いは義務ではなく、楽しさの続きになっています。

外に出しはじめた自分の光
黙っていた考えを話してみた、しまっていた作品を見せた、人と違う好みを隠さなくなった。まだ小さな一歩でも、外に出た光は、もうみんなのなかをめぐりはじめています。

冬の水瓶座の新月でアファメーションを書いた方は、そのページも開いて、並べたものと見比べてください。そこに書いた分かち合いには、あなたの光が出ていたでしょうか。思っていたのとは違う形で分かち合っていたことも、まだ外に出ていないこともあるはずです。

新月に書いていない方は、並べたものがそのまま出発点です。ここで見えたものが、冬の水瓶座の新月で、みんなと分かち合うものを言葉にするときの手がかりになります。

2. ヒントになる質問

7つの質問は、向かいの獅子座の太陽の側から作ってあります。答えは、新月の記録がなくても、いまの自分に聞けば出てきます。

  1. 人のためにしていることのなかで、やっていていちばん楽しいのはどれですか?
  2. 頼まれたことに、あなたならではのやり方が出ていたのは、どんなところですか?
  3. 人から頼まれる前に、つい手を出してしまうことはありますか? それは、あなたの何が出ているからだと思いますか?
  4. 仲間のなかで、いちばん自分のままでいられるのは、何をしているときですか?
  5. 新月のころより、外に出せるようになった考えや好みは、どんなものですか?
  6. お礼を言われなくても続けたいと思えることは何ですか?
  7. 次の水瓶座の新月まで、仲間とどんな楽しさを分かち合っていたいですか?

3. アファメーションを研ぎ澄ませる

答えを眺めて、新月で書いたアファメーションを、いまの言葉に研ぎ澄ませます。新月のころに書けたのは、みんなと分かち合うものの輪郭まででした。いまは、その分かち合いに自分の光が出ていたかまで見えています。書いていない方は、渡していたときにいちばん楽しかったものから言葉にしてください。次の水瓶座の新月まで持ちつづけられる言葉にして、「私は」で始めてください。

新月:「私は、楽しんでいることを、そのまま人に手渡しています。」
→満月「私は、自分が楽しむことと、人の役に立つことを、ひとつのこととして生きています。」

新月:「私は、人と違う見方を、仲間の前で話しています。」
→満月「私は、人と違う見方こそ、みんなへの贈りものだと知っています。」

このアファメーションは、冬の水瓶座の新月で、次の分かち合いを言葉にするときの出発点になります。

水瓶座の満月をささえるアロマ・ハーブ・天然石

サードオニキス
1912年にアメリカで定められた誕生石の表では、8月の第一の石です。水瓶座の満月は、7月の終わりから8月にかけて満ちます。白い層と赤茶色の層が縞になって重なっていて、古代から、その色の違いを生かして印章やカメオに彫られてきました。書き出しているあいだ、手の届くところに。

カレンデュラ(キンセンカ)
17世紀イギリスの薬草家ニコラス・カルペパー『The English Physician(英国の医師)』が、太陽のハーブで獅子座のもとにあるとした花です。水瓶座の満月の夜、その月を照らす太陽は獅子座にいます。カルペパーは、生のままでも乾かしても、この花がポセットという温かい飲みものや、スープ、ふだんの飲みものによく入れられていたと書いています。いまもだいだい色の花びらは、スープやサラダの彩りに使われ、ハーブティーにもなります。乾いた花びらをひとつまみ湯に浮かべると、湯がゆっくり黄金色に変わっていきます。

FAQ

Q1. 水瓶座の満月は、自分らしさを解放する満月ですか?

A. 水瓶座の満月は、自由や個性の解放をテーマに語られることの多い満月です。水瓶座は、型にはまらない発想や自由を大切にする星座で、この夜その月を照らす太陽は、自分が世界を創っていることを思い出す獅子座にあります。このサイトでは、この満月に見えてくるのは、そうして出てきた自分らしさが、そのまま人のためにもなっている姿だと捉えています。人と違うまま楽しんでいることが、気づけば誰かの役に立っている。自分らしくいることと、みんなのためになることが、水瓶座の満月ではひとつのことになります。

Q2. 外に出せた光が、まだ思い当たらないときは?

A. 外に出ていないものが見えたことも、この満月で受けとれるもののひとつです。出せなかったものを思い浮かべられるのは、それを渡せるものとして、もう持っているからです。そのなかに、いちばん分かち合いたいものがあれば、それをもう分かち合っている形で、アファメーションに書いてみてください。

Further reflections

More in:

・・・

本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。身体やアロマ・ハーブに関する記述は、伝統的な占星術における象徴としての対応を紹介するもので、医学的な効果や診断を示すものではありません。体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。

Words by Yuki

Sponsored