Timeless Edition

Aquarius New Moon
水瓶座の新月のアファメーション

立春の前後、一年でいちばん寒さの厳しいころに、太陽と月が水瓶座でそろいます。全ては分かち合いながらめぐっていることを思い出す水瓶座で、この新月に見つめるのは、みんなと分かち合う、自分ならではのものです。

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Contents

  1. 水瓶座の新月とは
  2. 水瓶座の新月のテーマ
  3. 水瓶座の新月のアファメーション
  4. 水瓶座の新月をささえるアロマ・ハーブ・天然石
  5. FAQ
静かな空に浮かぶ新月と水瓶座の記号、「New Moon in Aquarius」の文字

水瓶座の新月とは

水瓶座の新月とは、太陽と月がともに水瓶座にある新月のことです。太陽は1月20日頃に水瓶座へ入り、2月18日頃に魚座へ移ります。そのあいだに一度だけ起こる新月が、水瓶座の新月です。1月の終わりに来る年もあれば、2月に入ってから来る年もあります。今年の日時はMoon Calendarでご確認ください。

水瓶座の新月は、年によって日食になります。日食は、月の通り道と太陽の通り道が交わるところで新月が起きたときに起こる現象です。その交わるところは、18年あまりをかけて黄道をゆっくりとひとまわりしていて、水瓶座のあたりにかかる時期には、水瓶座の新月が何年か続けて日食になります。例えば、2026年から2028年までは、3年続けて水瓶座の新月が金環日食になります。その年の新月が日食にあたるかどうかも、Moon Calendarで確かめられます。

半年後、太陽が向かいの獅子座を進む7月23日頃から8月22日頃に、月が水瓶座にもどって満ちます。水瓶座の満月です。この新月で言葉にした分かち合いが、自分の光から出ているかどうか。それを獅子座の太陽に照らして見るのが、夏の満月です。満月で見えたものを持って、冬の次の新月でまた書く。水瓶座の一年は、この行き来でできています。

水瓶座の新月のテーマ

この新月が映し出すテーマは、みんなと分かち合う、自分ならではのものです。

水瓶座は、全ては分かち合いながらめぐっていることを思い出す星座です。いま使っている言葉も、身についた技も、知っていることも、もとは誰かから渡ってきたもので、自分が誰かに渡せば、それはまた次の人へ渡っていきます。そのめぐりのなかには、ほかの誰ともちがう、その人ならではのものもあります。世の中で当たり前とされていることを自分の頭で考え直し、型にはまらない見方を持ちこむ。水瓶座が独創的と言われるのは、全体のなかに、まだなかったものを持ちこむところです。

水瓶座は、年齢や肩書きで人を分けず、誰とでも友人として向き合う星座でもあります。自分の自由を大切にするのと同じだけ相手の自由も大切にして、みんながもっと自由に暮らせる形を思い描く。ここで言う才能は、人より優れた特別な技のことではありません。本人には当たり前すぎて才能とは思っていないもののなかに、自分ならではのものがあります。この新月で意図するのは、これからの半年、みんなと何を分かち合っていきたいかです。

水瓶座の新月のアファメーション

書き方の基本は月のアファメーションにあります。水瓶座の新月のアファメーションに書くのは、これからの半年、みんなと分かち合っていきたいものです。半年前のページを開き、いま分かち合っているものを書き出し、質問に答えてから、言葉にします。

1. 半年前の一文を開く

夏の水瓶座の満月にノートを開いた方は、そのとき書いたことを読み返してください。そこに書いた得意なことや好きなことを、それからも楽しんでいたか、人と分かち合えていたかを、思い返してみます。夏に何も書いていない方は、今日の書き出しからそのまま始められます。

2. 分かち合っているものを書き出す

夏の水瓶座の満月のころから今日までをふり返って、いま人と分かち合っているものを、次の三つに分けて書きます。

楽しくて、つい時間を忘れてしまうこと
調べもの、料理、写真、片づけ、人の話を聞くこと、旅の予定を組むこと、なにかを工夫して作ること。うまいかどうかも、仕事になるかどうかも関係ありません。分かち合える才能の多くは、やっているあいだ楽しいもののなかから出てきます。

人から頼まれること、「助かった」と言われたこと
「あなたに聞けばいい」と言われること、ことあるごとに相談されること、お礼を言われて、自分ではそんなつもりはなかったのにと驚いたこと。自分では気づきにくいものほど、人の言葉のなかに残っています。ここに並ぶのは、もう人のなかへ渡っている才能です。

持っているのに、まだ外に出していないもの
人に話したら喜ばれそうなのに黙っていること、作ってはみたけれど見せていないもの、変わっていると思われそうで出せずにいる考えや好み。まだ出していないもののなかには、本当は誰かと分かち合いたかった気持ちが隠れています。

三つを並べて読み返すと、自分が何を楽しみ、どこが人と違い、何がもう人に渡っていて、何がまだ眠っているかが見えてきます。それが、いまのあなたが持っている、自分ならではのものの姿です。

3. ヒントになる質問

才能を誰かと分かち合おうとすると、その手前に、知らないうちにいくつもの前提が立っています。7つの質問は、その前提をひとつずつ外した場面です。外したところで浮かんだ答えを、そのままノートに書いてください。

  1. もし、人より上手かどうかを比べなくてよいとしたら、あなたが人に教えられることは何ですか?
  2. もし、頼まれるのを待たなくてよいとしたら、まわりの誰に、何を渡しますか?
  3. もし、人と同じやり方にしなくてよいとしたら、あなたはどんなやり方を選びますか?
  4. もし、仕事や肩書きを抜きにしたら、あなたは人から、どんなことでよく頼られていますか?
  5. もし、同じものが好きな人たちが集まる場所があるとしたら、あなたはそこで何を話したり、見せたりしたいですか?
  6. もし、変わっていると思われても気にならないとしたら、どんな考えを人に話してみたいですか?
  7. もし、現実的かどうかを考えなくてよいとしたら、みんながどんなふうに暮らせる世界を思い描きますか?

4. アファメーションを書く

書き出しと質問で見えてきたものを手がかりに、これからの半年、みんなと何を分かち合っていきたいかを意図します。「私は」で始めて、もうみんなと分かち合っている姿で書きとめてください。

  • 私は、楽しんでいることを、そのまま人に手渡しています。
  • 私は、人と違う見方を、仲間の前で話しています。
  • 私は、思い描く理想を、仲間と分かち合っています。

書いたアファメーションは、明日からの毎日のなかで、自分の楽しみといっしょに人のところへ渡っていきます。半年後、夏の水瓶座の満月にこのページを開くと、その言葉がどこへ流れていったかが見えてきます。

水瓶座の新月をささえるアロマ・ハーブ・天然石

水晶
16世紀ドイツの学者ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパは『オカルト哲学』の第2巻で、12にまつわるものを並べ、12星座に一つずつ石を割り当てた一覧をつくりました。そのなかで水瓶座の石とされているのが、水晶です。1世紀ローマの博物学者プリニウスは『博物誌』で、水晶は空から降った清らかな雪が、きびしい寒さで固まってできたものだと書いています。色のない、透きとおった石なので、書いたページの上にのせても、文字がそのまま読めます。

フランキンセンス(乳香)
水瓶座の象徴の香りで、水瓶座に結びつく由来は、水瓶座の特徴に書いています。アラビア半島の南やアフリカ東部の乾いた土地に育つボスウェリアの木の幹に傷をつけ、にじみ出て固まった樹脂を集めたものです。新約聖書では、東方の博士たちが幼子イエスに捧げた贈りものの一つとして出てきます。樹脂の粒を焚くか、精油で芳香浴をして、その香りのなかで書きます。

FAQ

Q1. 水瓶座の新月に、仲間や友人のことを書いてもいいですか?

A. 水瓶座は、友情や仲間と結びつけて語られることの多い星座なので、仲間や友人のことは、この新月によく合う願いです。アファメーションにするときは、どんな仲間がほしいかより、その仲間のなかで自分が何を分かち合っているかを書くと、水瓶座の新月の意図になります。たとえば「私は、同じものが好きな仲間と、自分の見つけたことを分かち合っています」。水瓶座の仲間は、年齢や立場ではなく、同じものをおもしろがれるかどうかでつながる仲間です。

Q2. 分かち合えるような才能が、自分にはないと感じるときは?

A. 自分のなかを探すのをいったんやめて、人から言われた言葉を集めてみるのも方法の一つです。「助かった」「それ、どうやってるの」「教えてくれてありがとう」。このようなことを誰かに言われたことがあれば、それが、もう人のなかへ渡っている才能です。当たり前にできることほど、本人は才能だと思わないので、周りの人のほうがよく知っています。言われた言葉が思い出せなければ、自分がただ楽しくてやっていることを思い描いてください。それはあなたの才能に必ずつながっています。

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本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。身体やアロマ・ハーブに関する記述は、伝統的な占星術における象徴としての対応を紹介するもので、医学的な効果や診断を示すものではありません。体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。

Words by Yuki

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