Capricorn New Moon
山羊座の新月のアファメーション
冬至の日、太陽は山羊座に入ります。昼がのびはじめたその道のりの途中で、月が太陽に追いついて重なる日が、山羊座の新月です。思い描いたことを現実のなかで形にしていく山羊座で、いま世の中でしていることがどんな形をしているかを眺め、これからの半年、世界のなかで形にしていきたい現実を言葉にします。
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Contents
山羊座の新月とは
山羊座の新月とは、太陽と月がともに山羊座にある新月のことです。太陽は冬至の日に山羊座へ入り、1月19日頃まで進みます。そのあいだに月が太陽に追いついて重なる日が山羊座の新月で、年末に来る年もありますが、多くの年は1月の新月です。今年の日時はMoon Calendarでご確認ください。
旧暦の月は、冬至を含む月を11月と決めて数えます。そのため、冬至のあとに来る最初の新月、多くの年は山羊座の新月の日が、旧暦の12月、師走の1日になり、そのひとつ先の新月が旧暦のお正月です。いまの暦では年が明けて最初の新月が、昔の暦では一年の最後のひと月のはじまりでした。山羊座の新月は、一年の終わりと始まりがちょうど重なるところにめぐってきます。太陽が山羊座にいるひと月は年の境目をまたいでいるので、1月から12月までの一年で数えると、山羊座の新月が二回入る年があります。
半年後、太陽が向かいの蟹座を進む6月21日頃から7月22日頃に、月が山羊座にもどって満ちます。山羊座の満月です。夏のその満月で、この新月に書いたアファメーションがどんな現実になっていたかを眺め、冬の次の新月でまた新しく意図する。冬に意図して夏に眺める、その繰り返しが山羊座の一年です。
山羊座の新月のテーマ
この新月が映し出すテーマは、世界のなかで形にしていきたい現実です。
山羊座は、心のなかで思い描いたことを、現実のなかで実際に形にしていく星座です。その現実がいちばんはっきり見えるのは、自分が担っていることです。職場で任されていること、地域や仲間のなかで引き受けていること。どれも、自分の心がこれまで世界のなかに形をとってきた姿です。
山羊座の本来の輝きは、満たされた自分が、そのまま世界も満たしていくところにあります。どんな場でも、自分が満たされながら形にしたものが、そのまま世界のなかでのその人ならではの役割になります。山羊座にとって、自分を満たすことと、世界のなかで役割を果たすことは、別々のことではありません。この新月で意図するのは、これからの半年、世界のなかでどんな現実を形にしていきたいかです。自分に合っている役目も、合っていない役目も、まだ形にしていない思いも、そのための材料になります。
山羊座の新月のアファメーション
山羊座の新月のノートでは、先に、いまの自分が社会のなかでどんな形をしているかを眺めます。現実は心が形になったものなので、いま担っている役目を並べると、自分がこれまで何を形にしてきたかが、そのまま文字になって目の前に出てきます。そこから、これからの半年、世界のなかで形にしていきたい現実を言葉にします。書き方の基本は月のアファメーションにまとめています。
1. 半年前の一文を開く
夏の山羊座の満月にノートを開いた方は、そのページから始めます。そこに書いたアファメーションと、今日までの毎日を見比べると、満月から今日までに何が形になり、何がまだ思い描いたままなのかが分かります。夏に書いていない方は、7月ごろの自分がどんな役目を担っていたかを、ざっと思い出してみてください。思い出せなくても、いまの役目を並べるところから始められます。
2. 社会でのあり方を書き出す
夏の山羊座の満月のころから今日までをふり返って、次の三つに分けてノートに並べます。
自分に合っている役目
職場で自然と任されるようになった仕事、地域や仲間の集まりで気づくと引き受けている役回り、人に頼まれて、引き受けると力が湧いてくること。続けたあとに、疲れより手応えが残るもの。そこには、自分が満たされながら世界に差し出せる形があります。
自分に合っていない役目
頼まれて断れずに続けている係、肩書きのために抱えている責任、もう要らなくなったのに引き受けたままの役目。合っていない役目を担ってきたこと自体が悪いわけではありません。そこには、本当はこう世界と関わりたかった、という気持ちが隠れています。
思い描いているのに、まだ社会で形にしていないこと
いつか始めたいと温めている仕事や活動、まだ誰にも見せていない作品、地域や仲間のためにやってみたいと思っている企画。ここに書いたものには、世界のなかでこう生きたいという願いが、そのまま映っています。
三つを見比べると、いまの自分のあり方と、そのなかに隠れていた、本当はこう在りたいという気持ちが見えてきます。
3. ヒントになる質問
いまの役目には、求められているから、自分の役目だから、いつもこうしてきたから、といった理由が、知らないうちに入りこんでいます。7つの質問は、その理由をひとつずつ外したところに立って、自分が形にしていきたい現実がどこにあるかを見るためのものです。思いついたものから、順に答えていきます。
- もし、いまの役目のなかで、ひとつだけずっと続けてよいとしたら、どれを選びますか?
- もし、いまの役目のひとつを誰かが代わってくれるとしたら、どの役目を差し出し、どんな役目を引き受けたいですか?
- もし、頭のなかで考えているだけのことを、明日ひとつ形にできるとしたら、何を形にしますか?
- もし、いま関わっている場のひとつを、自分の思うとおりの形に変えられるとしたら、何を変えますか?
- もし、十年かけてもよいとしたら、社会のなかにどんなものを築いていきたいですか?
- もし、職場でも地域でもどこでも通じる自分の役目を、ひとつだけ名乗ってよいとしたら、何と名乗りますか?
- もし、どんな責任も感じなくてよいとしたら、いま続けていることのうち、どれをやめますか?
4. アファメーションを書く
書き出しと質問で見えてきた、いまの社会でのあり方と、本当はこう在りたいという気持ち。その両方を手がかりに、これからの半年、世界のなかでどんな現実を形にしていきたいかを意図します。それを「私は」で始めて、もうその現実を生きている言葉にし、ノートに書きとめます。
- 私は、自分らしい役目で、世界の役に立っています。
- 私は、思い描いてきたことを、社会のなかで形にしています。
- 私は、自分が満たされるやり方で、役目を果たしています。
書いたアファメーションは、明日からの毎日のなかで、少しずつ形をとっていきます。夏の山羊座の満月にこのページを開くと、この言葉と、そのあいだに実際に形になったものとが、並んで見えます。
山羊座の新月をささえるアロマ・ハーブ・天然石
ガーネット
現在の誕生石表でも、それより古い表でも1月の石とされてきた、深い赤の石です。山羊座の新月は多くの年に1月にめぐるので、年のはじめの新月によく合う石です。名前は、粒の形と色がよく似たザクロの実から来たと言われています。小さな粒をひとつ手のひらにのせ、重さを感じてから、書き出しに入ります。
サイプレス
冬にも葉を落とさない糸杉で、16世紀ドイツの学者ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ『オカルト哲学』は、山羊座の支配星である土星に属する木に数えました。精油は、現代のアロマセラピーで、暮らしが移り変わる時期に気持ちを落ち着かせる香りとして用いられてきました。年の終わりと始まりが重なるこの新月に、部屋に薄く香らせておきます。脚の重さをやわらげる使い方は、山羊座の特徴のページで紹介しています。
FAQ
Q1. 山羊座の新月に、仕事やキャリアの願いごとがよく挙げられるのはなぜですか?
A. 山羊座が、心のなかにあるものを現実の世界で形にしていく星座だからです。思い描いた計画を実際に動かすこと、社会のなかで役割を果たすことは、その分かりやすい形のひとつで、山羊座の新月は仕事や目標の願いごとと結びつけて語られてきました。ただ、心が形をとる場は仕事だけではありません。働いていない時期にも、地域の活動、仲間との集まり、人の前に出している自分の仕事や作品があり、同じように心が現実に形をとったものです。仕事の願いをアファメーションにするなら、成果の大きさより、その仕事のなかで自分が満たされながら形にしているものを書くといいでしょう。
Q2. いま形になっているものが、全部「やらなければならないこと」に見えるときは?
A. それも、いまの現実がどんな形をしているかを、そのまま見せているものです。ヒントになる質問の、責任を感じなくてよいとしたらやめるものを答えてみると、責任から続けているものと、自分が続けたくて続けているものが、分かれて見えてきます。そのうえで、世界のなかで本当は何を形にしていきたいかを、そのまま言葉にしてください。山羊座の新月で見ているのは、やらなければならないことを減らす方法ではなく、自分が満たされながら世界のなかで形にしていける現実が、いまの暮らしのどこにあり、これから何を形にしていきたいかです。
Further reflections
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本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。身体やアロマ・ハーブに関する記述は、伝統的な占星術における象徴としての対応を紹介するもので、医学的な効果や診断を示すものではありません。体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。