Timeless Edition

Pisces Moon
月星座が魚座の人

あなたが生まれた瞬間、月は魚座にいました。12星座の最後に置かれた魚座の月の人には、自分とまわりのあいだに、境界線がほとんどありません。人の気持ちも、目に見えないものも隔てなく受け入れる、そのやわらかさの底には、全てを信じてゆだねられる心があります。

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Contents

  1. 月星座が魚座とは
  2. 魚座の月の心
  3. 日常での活かし方
  4. 魚座の月の人のアロマ・ハーブ
  5. FAQ
マゼンタの空に浮かぶ細い月と「Pisces Moon」の文字

月星座が魚座とは

魚座は12星座の最後、12番目の星座で、黄道の330度から360度にあたります。生まれたとき、月がこの範囲にいた人の月星座が、魚座になります。水の星座で柔軟宮、支配星は木星で、現代の占星術では海王星も重ねます。牡羊座の「私」の一語から始まった12星座の物語は、魚座で終わります。そこにある月は、自分とまわりを分けずに、ものごとを感じます。魚座という星座そのものについては、魚座(うお座)の特徴をご覧ください。

月星座を見ると、その人がどんなことに心を揺らし、どこでほっとし、何を求めているかが分かります。魚座の月の人の場合、求めているのは、まわりとひとつにつながっている感覚です。身構えなくていい相手や場所で、自分の気持ちも人の気持ちも分けずに感じていられるとき、深く安心します。

魚座の月の心

先のことが見えないときでも、魚座の月の人は、最後にはどこかで「なるようになる」と思えます。根拠を集めてから安心するのではなく、信じることが先にあって、まかせることが自然とそのあとに続いていきます。支配星の木星は、ものごとを良いほうへ信じる心を受けもつ天体です。魚座のテーマ「全てを信じて、ゆだねることを思い出す」は、この人の心の底にもともとある感覚で、暮らしのなかで何度も確かめていくものです。

自分とまわりを分ける線がうすいので、人のうれしさも痛みも、魚座の月の人には自分のことのように流れこんできます。入ってきたものを抱えこまずに、流れのなかへ返していくと、気持ちはまた澄んでいきます。自分が全部をどうにかしなくても、ものごとは行くべきところへちゃんと行く。そう感じられるとき、もともと自分はまかせることができる人だったと、思い出します。

魚座の月の人のそばでは、話すつもりのなかったことまで、つい話してしまう人が少なくありません。正しいかどうかで相手を分けず、弱さも迷いもそのまま受けとめるからです。困っている人がいれば損得を考えずに手を貸し、傷ついたことがあっても、いつのまにか相手をゆるしています。相手を変えようとするより先に、相手のなかにあるよいものを信じている人です。

目に見えないもの、形のないものにも、魚座の月の人は深く感じ入ります。音楽を聴けばその世界に溶けこみ、眠っているあいだに見た夢をよく覚えていて、説明はできないのに、こちらだと分かってしまう勘と、どこまでも広がる想像力があります。雨の音のする部屋、湯船のなか、気心の知れた人の気配。そういう、心がほどけるものに囲まれていると、この人は水を得た魚のようにのびやかです。白か黒か、勝ちか負けかで、何もかも分けるよう求められる場が続くと、居場所が見つけにくくなります。

まわりとのあいだに線を引かず、見えないものまで信じて、流れに身をあずけていられること。それが、魚座の月の人の色合いです。

日常での活かし方

人に向けるやさしさを、自分にも向ける。 魚座の月の人のやさしさは、相手を選びません。その「相手」のなかには、自分自身も入っています。人の弱さをゆるせるのと同じやわらかさで、自分の迷いや疲れを受けとめていると、人に向けるやさしさも、いっそう無理のないものになっていきます。

理由のない「なんとなく」を、大事にする。 大事なことを決めるとき、考えて出した答えと、なんとなく惹かれる答えが違ったら、惹かれるほうも候補に残しておきます。魚座の月の人にとって、なんとなくの感覚は、流れがどちらへ向かっているかを教えてくれる手がかりです。それを信じて選んだ道は、思っていた形とは違っても、ちゃんと自分を運んでいってくれます。

ひとりで持っているものを、人にもゆだねる。 手伝ってほしいと頼むこと、できないことを任せること、人の厚意をそのまま受けとること。どれも、魚座の月の人にとっては自然なゆだね方です。自分が人を受け入れてきたのと同じように、まわりの人も受けとめたいと思っています。身をあずけてみると、はじめから大きな流れのなかにいたことが分かります。

魚座の月の人のアロマ・ハーブ

魚座を「冷たく、湿った、粘液質の」星座と書いたのは、17世紀イギリスの占星術師ウィリアム・リリーです。月星座が魚座の人の体は、冷えて湿りやすい傾向があると見られてきました。月は体の血液や体液のめぐりを受けもつ天体で、魚座の月では、そのめぐりが体のいちばん下の足に集まると考えます。リリーは『クリスチャン・アストロロジー』で、魚座の不調に、痛風など足の痛み、かゆみや吹き出物、そして風邪と湿った病を挙げました。足もとから冷えて重くなる日や、季節の変わり目に風邪をひく日が、ほかの人より少し多いかもしれません。どれも月から見た目安で、実際の体は出生図全体で決まります。

湿りのたまりやすいこの体には、余分な水分や痰を溜めこませない植物が合います。グレープフルーツの精油は、現代のアロマセラピーで、脚のむくみやだるさが気になるときのマッサージによく使われてきました。キャリアオイルで薄めて、足の指のつけ根から足首へ、足の甲をさすりあげます。お茶なら、アニスの種を。昔から咳や痰のために使われてきた種で、現代のハーブ療法でも、痰を切って咳をしずめ、体の水分の排出も助けるお茶として飲まれています。リリーが魚座に挙げた風邪と湿った病が気になる季節に、温かくして飲みます。

エッセンシャルオイル・精油

ハーブ

FAQ

Q1. インド占星術で調べたら、月星座が水瓶座でした。どちらが本当ですか?

A. 黄道の330度から354度ほどに月があった人は、インド占星術では水瓶座の月になります。インドでも魚座のままなのは、春分点のすぐ手前、最後の6度ほどに月があった人です。西洋の魚座の月の人のおよそ8割が、インドでは水瓶座の月ということになります。詳しくは、月星座のまとめのページで説明しています。

Q2. 月星座が魚座の人が、人の気持ちに共感しやすいのはなぜですか?

A. 魚座が、水の星座のなかでも、人と人との境目がとくにゆるやかな星座だからです。水の星座は感情を表し、魚座はそのなかで、ひとつの形にとどまらない柔軟宮にあります。感情を感じとる力に、形にとどまらない柔らかさが重なるので、月がここにあった人には、立場の違う人の気持ちも、言葉にされない思いも、そのまま感じとれます。

Q3. 月星座が魚座の人の恋愛傾向は?

A. 魚座の月の人の恋は、相手をまるごと受け入れるところから始まります。よいところも弱いところも分けずに包みこみ、好きな人のためなら、見返りを考えずに尽くします。ふたりの先をロマンチックに思い描くのも、この人らしさです。尽くすことと同じくらい、相手に大切にされることにも身をあずけられたとき、ふたりのあいだに、心からくつろげる関係が生まれます。恋のなかでも、この人は、信じてゆだねることを思い出していきます。

力をゆるめ、流れに身をあずけられている?

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本記事の星座は、西洋占星術の方式(春分点を起点に、黄道を12等分するトロピカル方式)で区分しています。天体の位置や、月が星座を移る日時など、天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。星座や月にまつわる解釈は、古代から受け継がれてきた西洋占星術と月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。身体やアロマ・ハーブに関する記述は、伝統的な占星術における象徴としての対応を紹介するもので、医学的な効果や診断を示すものではありません。体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。

Words by Yuki

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