Timeless Edition

Waning Gibbous Phase
居待月フェーズ

あなたが生まれた瞬間、月はゆたかな光をたたえたまま、夜更けの空を照らしていました。満月を過ぎて、光が手渡される側へまわりはじめた月。新月で受けとり、満月で満ちたものを、こんどは配っていくかたちです。このページでは、居待月フェーズに生まれた人の自己探究の傾向について説明していきます。

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Contents

  1. 居待月フェーズとは
  2. 居待月フェーズに生まれた人の自己探究の傾向
  3. 日常への活かし方
  4. FAQ
居待月フェーズ生まれの誕生日の空のイメージ

居待月フェーズとは

居待月フェーズは、太陽と月の角度(離角)が202.5°から247.5°のあいだ、満月を過ぎて、月がゆるやかに欠けはじめていく期間です。日数でいえば、新月の瞬間からおよそ16.6日後〜20.3日後。このフェーズのあいだ、輝面比はおよそ96〜69%、月齢はおよそ16.6〜20.3にあたります。空では、夜更けに昇って、夜半から明け方の空にかかる時期の月です。

「居待月」は、暦のうえでは旧暦18日の夜の月の名前です。このころ月の出は夜も更けてからになるため、立って待つには長く、座って(居て)月を待ったことから、この名がつきました。この時期の夜ごとの名前については日本の月の名前の記事で、生まれに関係なく誰にでも当てはまるこの時期の過ごし方については満月から下弦へ向かう月の過ごし方の記事をご覧ください。

居待月フェーズに生まれた人の自己探究の傾向

昔の人は、この月を、座って待ちました。月の出が夜更けへずれていくこの時期、人々は集まって、話しながら、昇ってくる月を待った。居待月は、人と過ごす時間のまんなかに昇ってきた月です。占星術では太陽はあなた自身の本質の光、月はあなたの心。生まれたとき、あなたの心は満月を越えたばかりで、ゆたかな光をたたえたまま、それを配る側にまわったところでした。

だからこの生まれの自己探究は、手渡すことを通じて進みます。自分が経験したこと、わかったこと、できるようになったこと。それをだれかに話し、教え、渡してみたとき、自分がなにを持っていたのかが、はじめてはっきり見えます。頭のなかにあるうちは、知っていることと、知っているつもりのことの区別がつきません。人に説明しようとした瞬間、その境目があらわれる。教えているとき、いちばん多くを学んでいるのは、この生まれ自身です。

月の光の面は意識を、影の面は無意識をあらわします。満月で満ちた意識の光が、この時期、すこしずつ影の側へ還りはじめます。心に映せば、頭でわかっていたことが、深い部分での理解へと変わっていく、ということ。人に話すのは、外へ渡す作業であると同時に、自分の内へ収める作業でもあります。話し終えたあと、その経験は、話す前よりも深く自分のものになっています。手渡すたびに、この生まれの内側には、知恵が積もっていきます。

そして「居待月」の名前のとおり、この生まれには、座って待つ力がそなわっています。自分が渡したもの、発したものはまたベストなタイミングに、ベストな形となって返ってきます。月の出を座って待った人たちが、待つ時間そのものを、集いとして楽しんだように。渡すこと自体を楽しめるのが、この生まれの人です。知っていることを、だれかに手渡してみることが、自分を思い出す入り口になる人です。

日常への活かし方

聞かれたら、惜しまず答えてみる。 コツを聞かれたとき、やり方をたずねられたとき、知っていることを出し惜しみせずに渡してみてください。答えながら、自分の理解のどこが厚く、どこが薄いかが見えてきます。すらすら言えたところが、あなたの本当に身についているところです。

経験を、渡せるかたちにしてみる。 レシピ、手順のメモ、後輩への引き継ぎ。自分のやってきたことを、人が使えるかたちに書き起こしてみてください。なにを残し、なにを省くか。その取捨選択に、自分がなにを大事にしてきたのかが表れます。

焦らず待ってみる。 居待月は、月の出を待つこと自体を楽しんでいる象徴です。自分の行動の先に何が返ってくるか、どんなことが起こるのか。その結果にとらわせずに、行動自体を楽しめるのもこの生まれの特徴です。待っているプロセスから、自分を深めていくことができます。

このページでは「居待月フェーズに生まれた人」の資質をお伝えしていますが、誰にでも当てはまる、毎月めぐってくるこの時期の過ごし方については、満月から下弦へ向かう月の過ごし方のページで解説しています。

FAQ

Q1. この生まれは旧暦18日の夜に生まれた人だけですか?

A. いいえ。暦のうえの居待月(旧暦18日の月)よりも広く、新月の瞬間からおよそ16.6日後〜20.3日後(離角202.5°〜247.5°)に生まれた方はみな居待月フェーズです。見た目には、満月を過ぎて、ゆるやかに欠けはじめた月の時期にあたります。正確な判定は生年月日から計算できますので、診断ツールをご利用ください。

Q2. 「居待月」の読み方と意味を教えてください。

A. 「いまちづき」と読みます。座って(居て)月の出を待つ月、という意味です。満月を過ぎると月の出は毎晩およそ50分ずつ遅くなるため、旧暦18日ごろには、立って待つには長く、座って待ったことに由来します。立って待つ立待月、横になって待つ寝待月と並ぶ、月を待つ名前のひとつです。

私は、何を分かち合うことができるだろう?

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本記事の月の満ち欠け・月の出入り・天体の位置など、記事内の天文に関する記述は、標準的な天文アルゴリズムに基づいて計算・検証しています。月にまつわる解釈やリーディングは、古くから伝わる月の象徴の知恵をふまえながら、Timeless Editionが独自の視点で編み直したものです。これらは未来を予言したり、性格を断定したりするものではなく、自分自身への理解を深めるための視点としてお届けしています。

Words by Yuki

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