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レモングラスの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

レモングラスの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. レモングラスの使い方



キーワード&データ

キーワード:胃腸の不調、風邪の予防

名前 レモングラス、lemongrass
和名 レモンガヤ(檸檬茅)
学名・読み方
  • Cymbopogon citratus [キンボポゴン・キトラトゥス](西インド産)
  • Cymbopogon flexuosus [キンボポゴン・フレクスオスス](東インド産)
科名 イネ科
使用部位
ジェンダー 男性
惑星 水星
四大元素

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特徴

トムヤムクンなどに使用される、アジアではとても有名なハーブです。ハーブティーはレモンの香りがしてたいへん飲み安く、人気です。他にも防虫剤や薬用に幅広く使われています。インドやスリランカが原産で、草丈1.5m程になる多年草です。古くから熱病や感染症に用いられてきました。学名のCymbopogonは、ギリシャ語で「小舟」を表すkymbeと、「ひげ」を表すpogonが組み合わさってできています。小穂の形が似ていることからきています。citratusは「レモンのような」という意味です。西インド産のものの方が香りが強いとされています。

スピリチュアルなストーリー

家の周囲に植えることで、蛇を追い払ってくれると言われていました。また、第六感を働かせるための手助けをしてくれると言われていました。

レモングラスの効果効能

抗菌、抗真菌、殺菌作用に優れます。そのため腹痛や下痢などの胃腸の不調や発熱、インフルエンザなどに役立ちます。腸内ガスの排出も促します。消化にもいいので、食べ過ぎた後の胃もたれにも効果的です。また、疲労回復にも向いているので、疲れた時、仕事の合間や夏バテ時にもぴったりです。

作用

  • 健胃作用
  • 駆風作用
  • 消化促進作用
  • 抗菌作用
  • 矯味作用
  • 矯臭作用

適応

  • 食欲不振
  • 消化不良
  • 風邪
  • 疲労

作用の意味一覧

有効成分

フラボノイド、精油など

注意事項・禁忌

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中の有害性は観察されなかったという研究結果があります。授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。血糖値の調整を変化させる可能性があるため、糖尿病のある人は注意が必要です。

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

レモングラスの使い方

ティーの飲み方

大さじ1を3分煮出し、5分蒸らす。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

胃腸の不調のためのハーブブレンド

レモングラス、ペパーミントメドウスイート

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、ホームケア、バス、芳香浴、料理

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