Aroma,  豆知識

精油の香りを使ってより深い瞑想の世界へ|瞑想とアロマセラピー

瞑想と香り

香りと瞑想(メディテーション)は古くからとても密接にかかわってきました。儀式や瞑想時に小枝を燃やして薫煙を出す、という簡易的なものから始まって、お香やエッセンシャルオイルに発展していきました。香りは瞑想の場を、日常から切り離した特別な場所にしてくれます。ここでは瞑想に役立つおススメの香りを紹介します。



瞑想前の準備

まず、瞑想の場所を浄化します。ほとんどの人が、瞑想としての部屋を持っているわけではないと思います。日常の料理やたばこの香りが混在しているので、浄化が必要です。バーナーやディフューザーを使って、瞑想前に部屋を香りで充満させましょう。芳香浴に関しての詳細は下記を参照ください。

芳香浴の方法

瞑想に役立つアロマ

多くの香りが瞑想に役立ちます。ここでは代表的なものを上げますが、大切なことは、自分が直感でいいと思ったものを使うことです。リストの中に入っていなくても、使いたい香りがあればそれを使うことをおすすめします。

アンジェリカ

名前の通り、天使のエネルギーとつながると言われています。アンジェリカは通常根から抽出されます。大地に根づく、グランディングの力と、2メートルにもなる茎の天に向かう力の両方があります。

アンジェリカの詳細

エレミ

エレミの名前は、アラビア語で「上のように下も存在する」という意味です。上と下のチャクラのバランスをとることを助けます。グループで瞑想をするときに、皆のエネルギーを調和することを助けます。そして、ビジュアライゼーションを助けると言われています。

エレミの詳細

サンダルウッド

サンダルウッドはインドでは数千年に渡り瞑想に使用されてきました。瞑想の妨げになる、雑念を取り払ってくれると言われています。より深い瞑想状態に導いたり、ビジュアライゼーションを助けると言われています。

サンダルウッドの詳細

シダーウッド

ジュニパーを同じく、浄化作用が強い香りです。チベットやネパールで特に使われてきました。お部屋の浄化にジュニパーと混ぜて使用することもできます。

シダーウッドの詳細

ジャスミン

ジャスミンの香りは、対極する二つのもの、陰と陽、女性性と男性性等、の結合に関わります。また、霊的な成長の効果があると言われています。性とのかかわりも強く、肉体的な愛を超越させると言われています。

ジャスミンの詳細

ジュニパー

ジュニパーは浄化力が高い香りです。体に対しては解毒作用が強い香りです。古くから、エジプト・チベット・バビロニアなどなど様々な文明で儀式用に使われてきました。部屋や建物のいやなエネルギーを浄化したり、自分の過去の不浄のエネルギーを浄化したりすることにも使えます。瞑想前の部屋の浄化にも最適です。

ジュニパーの詳細

ネロリ

ネロリは純潔と関連しています。そのため、世俗的なことにとらわれてしまったときに、心を鎮静させ、ハイヤーセルフとつながりを持たせてくれます。瞑想の部屋の浄化にも最適です。また、特に音楽や文筆に関わる創造性を高めてくれると言われています。

ネロリの詳細

フランキンセンス

古くから最も多く瞑想に使われてきた香りの一つです。呼吸を深く、ゆっくりにさせてくれ、瞑想状態に入ることを助けます。フランキンセンスは、特に「洗い流す」作用があります。そのため、自分の成長を妨げるような過去のトラウマやこだわりを解き放ちます。

フランキンセンスの詳細

ベチバー

バランスをとる作用があります。根から抽出されるベチバーは、グランディングを助けます。それと同時に、すべてのチャクラのバランスを取ります。グループでの瞑想時には、皆のエネルギーを調和させる働きもあります。



ベチバーの詳細

ヘリクリサム

特に右脳に働きかけると言われています。直観を研ぎ澄ませ、ビジュアライゼーションに優れます。音楽や絵画と言った芸術的なクリエイティビティに関して大きな影響を与えます。また、個人の成長も促します。ヘリクリサムは思いやりの気持ちを引き出すと言われています。

ヘリクリサムの詳細

ベンゾイン

ベンゾインは、心が混乱していて、落ち着きや統合が必要な時に向いています。瞑想や黙想、祈りの際に心を落ち着かせます。仏教やヒンドゥー教の寺院にも、古くから使われてきた香りです。

ベンゾインの詳細

ミルラ

ミルラはフランキンセンスを近種の香りです。数千年前から使われています。霊性を高め強めると言われています。体を温め刺激をします。行き詰った感覚があり、前進したいと願う人にいい香りと言われています。

ミルラの詳細

ラベンダー

ラベンダーは、ベチバーのようにすべてのチャクラに働きかけ、バランスを保たせてくれます。鎮静させ、リラックスさせる効果があるので、より深い瞑想状態へ導くのを助けます。

ラベンダーの詳細

ローズ

ローズは愛と美、官能の象徴です。愛の中枢である、ハートチャクラを開く助けをします。献身的な愛を育むことを助けます。また、創造力や性に関わる第二チャクラも開きます。そのため、創造力を高めたり、ビジュアライゼーションを促します。

ローズの詳細

ローズウッド

ローズウッドは、第七チャクラ(クラウンチャクラ)を開くと言われています。鎮静させる効果がありますが、眠気を誘わないため、瞑想に向いていると言われています。

ローズウッドの詳細

ローズマリー

ローズマリーは刺激作用があるので、朝の瞑想に使うといい香りです。部屋の浄化にも最適です。中世ヨーロッパでは、植物や場所から悪霊を追い払うときにローズマリーを使用しました。頭をクリアにし、明確な考えと洞察力を与えます。第六チャクラに働きかけ、透視能力を高めるとも言われています。

◇ローズマリーの詳細

ロータス

ロータスは仏教の象徴となる花です。世俗的なことから離れ、いらない思考を除去し、物事のいい部分に焦点を当て、価値を見出すことを助けます。

ロータスの詳細




次はこれを要チェック

精油の作用一覧 精油のブレンドレシピ一覧 アロマセラピーの豆知識 




注意点&免責事項:アロマセラピーは医療ではありません。ここに掲載されている内容は、精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

参考文献を見る